料理人こうやの記録

和食の料理人。プチ野菜ソムリエ。
料理、生産者の現場、スーパーカブ、その他日常の記録。

甘塩鮭と豚肉の粕味噌の鍋

2019年12月26日 00時39分16秒 | ぼくの台所料理
クリスマス☆

朝、川沿いにはたくさんの子鴨が歩いていてほっこり😊




他にも黒っぽいのと白いのが。
鳥の知識が無いので、みんな白鳥みたい😅




ありがたいことに、今月は全て満席での営業
特に、24日、25日は、ほとんどすべての席が回転でのご予約。
スタッフに恵まれ、ごった返すような営業も、しっかり安定して越えることができました。

たくさんのお店で、スタッフが不足する日ですが、逆にスタッフ過剰になり、
クリスマスイブは店長自らお休み😅
おうちでゆっくり鍋を作ったり、彼女とデザート作りを楽しんだりしました

今回は、その鍋をちょっと紹介します。

甘口塩鮭と豚肉の粕味噌鍋を作りました。


寒い季節は、卓上鍋をつつくのが好きです。

鮭と豚肉の酒粕味噌鍋
◆ポイント
・甘口塩鮭を使う
・鮭は霜降りして鱗を取り、鍋が湧いてから入れる
・豚肉は沸かせて火を止めたお湯にくぐらせて、
柔らかくしてから鍋の上に乗せる
・じゃがいもは茹でこぼしてから鍋に入れる
・キャベツの水分が出るので、水は少なく
・鮭を入れてからの茹で時間は短めに
・鍋は強火にかけて、湧いたら保温程度の火加減にする
・酒粕と味噌は、鍋の煮汁を少しとり、そこにざる漉ししながら溶いてから鍋に回しかける
・甘みは、ほんの少しのみりんのみで

キャベツの水分、甘みと、鮭の塩、酒粕、味噌、の組み合わせ、
美味しくないわけがありませんね
お料理は、これは絶対美味しいでしょう、という組み合わせがあります。
黄金の組み合わせは、料理法を変えても美味しいです。

今年もあとわずか。
良い年を迎えられますように

採れたての赤紫蘇でジュース

2017年09月27日 18時16分54秒 | ぼくの台所料理

こんばんは

 

秋になっていても、暑い日があると、あれ?ちょっと夏?と

どうも夏を引きずってしまうのですが、さすがにもう、秋を楽しまないとですね。

 

先日、ご近所の家族友でバーベキューをしました

秋のバーベキューが好き。

お肉も好きですが、ぼくは茄子や芋が主役です

(炭の横に転がっているのが蜜芋)

 

 

さてさて、うちでは最後の赤紫蘇の収穫が終わりまして、

紫蘇の実のシーズンになりました

↓ 赤紫蘇の実

↓ 青紫蘇の花。あと4,5日で実になるかな。

今年は赤紫蘇がいっぱい元気に育ってくれました

 バッタも来るように 

 てんこ盛り収穫

紫蘇ジュースを作ります

青くなった葉を入れても大丈夫。

洗って、少量の湯で3分ほど茹でます。

火が入ったらしっかりしぼる。

この時点ではちょっと赤黒い感じ。

火にかけ、てんさい糖を溶かします。

溶けたら火を止めレモンを絞ります。

色がさっと鮮やかなピンクに変化します

ぼくはこれに完熟十郎梅のシロップを垂らして、炭酸で割って飲みます

 暑さに疲れた残暑のシーズンに、おすすめです

 

それではまた


よもぎ白玉

2016年06月05日 21時06分31秒 | ぼくの台所料理

こんばんは

ぼくの大好きなこの季節

夜風も心地よく、すべて忘れて素の自分に返り、ぼーっとしたいなあと思ったりします。

 

最近は技術的な学びがあまりなく、作りたい料理にチャレンジもない環境にいるため、

そういった意味で少し焦りもありますが、

マネジメント面で非常に成長を感じる日々です

 

頭の中が常に整理されるようになってきました。

数字管理、スケジュール管理、金銭管理、体調管理、

行動・目論見・結果の整理で明確に目標に向かえるようにしたりと、

今まで甘かった部分が全体的に成長しています

 

さてさて、お庭の近況です。

 

今、柚子は ↓ こんな感じで、実が少しずつ大きくなってきています。

シソもちょこちょこ芽を出し始めました。

レモンバームの葉をつまもうとしたら、ちっちゃなバッタがいました

どくだみの花がキレイ

家の裏も茗荷の葉がいっぱいでてきています。

ミニトマト

 

先日、以前のブログで書きました、ヨモギのペーストを使って、

娘とよもぎ白玉を作りました

 

白玉粉に水とよもぎペーストと砂糖を合わせてこねて

丸めて沸騰した湯に落としていきます。

氷水に落として、冷えたら、こしあんをのばしたものをかけて

冷たいよもぎ白玉の出来上がり

 

写真のセンスを磨きたくて、よく写真を撮るのですが、

一向に上手くなりません。

コツを教えてください。。

 

子供たちがよもぎで作った白玉が食べられるか心配でしたが、

美味しいと平らげてくれました

 

庭で生えてきてくれるものを子供と収穫して

子供と調理して食べる。

 

ずっと前にこんな生活を夢見ていました。

今はまた先を夢見て日々生きています。

 

生きている限り夢と目標をいつも持っていたい。

 

ぼくはあきらめない。

 

 

ではまた


自家製 無農薬柚子茶と柚子酒

2016年02月17日 17時32分27秒 | ぼくの台所料理

こんにちは。

20度近い暖かい日が来たかと思えば、また冬に戻り、

周りには体調不良の方がたくさん。

マスクが欠かせません。

みなさんいかがお過ごしですか

 

今年も柚子茶、柚子酒を仕込みました

柚子の木もだんだん枝を増やし、たくさん収穫することができました

↓ 一部です。

 

では、柚子茶の仕込みをUPします。

 

まず、洗って乾かします。

そして、包丁で皮に切れ目を入れます。

切れ目を入れてから皮をむくと、きれいに同じ大きさに皮をむくことが出来ます。

皮を千切りにします。

実は白い繊維を取り除きます。(雑味を少なくするためです)

実を半分に切り、種を出していきます。

皮と実と氷砂糖で漬け込みます。

大体1週間で↓のようにジャム状になります。

空き瓶に小分けしました

 

次は柚子酒です。

最近は英語の勉強にはまっていて、通勤時間も英語漬け、

手帳も英語で書いています。

柚子酒の仕込中も英会話の動画を見ながら

タブレットは便利ですね

皮の黄色いところだけをくるくると剥いていきます。

手でみかんの皮をむくように白い厚い皮をむいていき、実を取り出します。

この皮は処分。

黄色の皮と実とホワイトリカー、氷砂糖で漬け込みます

 

1週間ほどしたら、皮だけ取り出し、さらに1か月ほど置き、

実を取り出してさらに2か月ほど置きます。

 

家の中がゆずの香りでいっぱいになります

 

それではまた

 


おうちで料理

2015年06月16日 00時29分03秒 | ぼくの台所料理

こんばんは

夜風が気持ちいいですね

ああ~~気持ちいい。

アジサイがキレイなこの頃。

梅雨に入り、暑かったりむしむししていたり、涼しかったりしていますが、

みなさまお元気ですか?

 

ぼくは新しい職場にも打ち解けて、元気にやっています

 

家の目の前の枝豆畑の収穫が始まりました

抜いたばかりのをその場で買えるって、幸せ

そして、毎年恒例の梅酒作り

親戚から大量のソラマメを頂いて、蒸したり焼いたり。

お隣さんにソラマメおすそ分けしたら、毛ガニを頂いて、茹でて

ばらしたり。

そう、最近はお仕事が変わってから、家で料理をしたり、畑を回ったり、

近所付き合いをしたりと、ぼくにとって大切なことを再開しているのです

 

今日は、直売所を回って、隣町、東久留米にある市場に行ってきました

新しくなっていてビックリ。料理屋さん向けだけでなく、

一般の方を強く意識した雰囲気になっていました。

以前、気に入ってよく買っていたお肉屋さんも健在。

元気なおばちゃんに惹かれて、直腸(てっぽう)を購入。

冷やし素麺の材料を買い揃えます。

肉厚で旨みたっぷりなてっぽう。

うちに帰って、

3回ほど茹でこぼして、今夜のそうめん用と、寝かせておくもつ煮を同時に仕込み。

新鮮な茄子を浅漬けに。

めんは、徳島の半田素麺。

通常は冷麦に分類される太さの素麺。

とても興味があり、200年もの歴史ある製麺所から、ネットで仕入れました。

娘にも手伝ってもらいました

娘は料理が好き

一緒に料理作る時間を大切にしていきたいなと思います。

完成

具は、もつ、大根おろし、茄子の浅漬け、茗荷、スダチ、シソの実漬け。

出汁は、昆布、鰹、カタクチイワシの煮干しでひきました。

↓ 大人用

↓ 子供用。ミニトマトちらして、オクラ多めで。

 普通に、もみ海苔とたっぷりのネギと山葵で食べる素麺も大好きだけど、

変り素麺もいいよね

 

それではまた

 


近所の畑の様子と、我が家のヨモギ

2014年05月18日 23時00分19秒 | ぼくの台所料理

こんばんは

 

ここのところぎりぎりラインでの自分との闘いな日々を送っています。

休日はとにかく体力気力を回復させることに専念。

 

ついついぐうたらしそうな休日のぼくを、庭と子供たちは引きずり起してくれます

子供たちは“遊んで”と、

庭は“雑草が道路まで広がってきたよ”と。。

 

先日、10年目の結婚記念日を迎えました

毎年結婚記念日ごろに見ごろを迎える我が家のバラは、

今年は最高にキレイ

 

家の周りの畑をぷらっと見てみました。

↓ 里芋畑。

まだ小さい葉っぱが可愛らしいです。

↓ トウモロコシは、早いものはもうこんな感じ。

夏が着実に近づいて来ています

↓ 枝豆。

奥の、ブルーのネットに囲まれているエリアはぶどう畑。

徒歩1分以内にこんなに種類があって面白いです

我が家では、ヨモギがおっきく育っちゃったので、

だる~い体を引きずりながら、収穫。

娘と柔らかい部分だけむしっていきました。

↓ 茹でています。

茹でこぼしたら、ザル・ボウルで水にさらして(よく水をかえながら)、

アクの色が出ないくらいになったら、ぎゅ~っとよくしぼります。

ぱらぱらくらいまで絞れたら、包丁で細かくみじん切り。

我が家のどでかいあたり鉢と、いただきものの山椒のすりこ木でよくあたります。

色鮮やかなペーストのできあがり。

これをしっかり空気が入らないようにラップ(二重に)して冷凍保存

いつか気が向いたときに団子を作ります

 

それではまた


干し柿作り始めました♪

2012年10月30日 00時36分46秒 | ぼくの台所料理

 

こんばんは

寒くなってきましたね

今日は晴天で、風も強い。

というわけで、干し柿を仕込みました

 

石川県の続きはまた次回にしますね。

 

近所の農家さんの庭木の渋柿をもがせていただきました

脚立に上って採っていくのですが、なかなかスリルがあります

農家のおばあちゃんが、

「1個20円だから、今日はもいでくれたし、15個で1000円でいいよ

っておっしゃるので、えっと・・・???と思いながら、1000円で購入してきました

皮をくるくるくるとむいていきます。

この皮は、瓶に詰めて水いっぱいはって密閉しておくと、柿酵母が作れます

前回、うまくできたのですが、結局使わなかったので、処分

枝付きで採れなかった柿は、ピンを指していきました。

そして、ここにひもをくくりつけていきます。

熱湯に5秒くらいつけてあげます。

雑菌が死んでくれて、干し柿が作りやすくなります。

夏にきゅうりを誘引していたネットにぶらさげていきました。

左の方の干し柿は、先週干したもの。

だいぶいい感じになってきました

 

来週も渋柿仕入れてくる予定。

いっぱい作るぞ~

 

それでは、また。


ヤマモモ酒と木苺酒

2012年07月09日 23時54分42秒 | ぼくの台所料理

 

こんばんは

今日はとっても暑い夏日でしたね

今日、胡瓜が今年初収穫できました一本

その写真はまた次回アップします

 

朝顔も毎朝花を咲かせてくれるようになりました

 

先日、カブで人気の原井さん(先日アップした枝豆の農家さんの親戚)の直売で、

採れたてのヤマモモが並んでいましたので、

初めてヤマモモ酒に挑戦してみました

3ヶ月くらいすると飲めるようになるようなので、楽しみです

 

我が家の木苺もある程度採りだめできたので、漬けてみました

こちらも3ヵ月後に開栓してみようと思います

台所の床下へ

床下のふたを開けると、涼しい風が吹き込んできました。

床下はやっぱりとても涼しいですね

それではまた


我が家のおせち

2011年01月01日 19時47分45秒 | ぼくの台所料理

新年明けましておめでとうございます

 

新しい年を無事に迎えることができました。

昨年末はご近所の方からのご依頼もあり、かなり本格的なおせちを仕込みました。

 

盛り付けながら、AKB48のあっちゃんに釘付けになりながら年越しをしました。

伊達巻とかまぼこ以外は全て手作りです。

かまぼこは細工をしています。

おせち内容

 

伊達巻・紅白鯛かまぼこ・天然平目昆布巻き・サーモン奉書巻き・

紅白干し柿なます・牡丹海老艶煮・蛤松前漬け・五角釜丹波黒豆・編傘柚子・

穴子八幡巻・六方里芋2種(柚子塩蒸し・胡麻味噌田楽)・

柚子釜いくら・自家栽培二十日大根べったら漬け・菊蕪甘酢漬け・

菜の花塩漬け・牛蒡柴煮・雪輪蓮根・舞茸旨煮・子持ち昆布・田作り・

金時金団2種(温州みかん・りんご)・帆立貝若布雲丹焼き・

タラバ蟹香味味噌焼き・鱈粕味噌焼き・蕗土佐煮・丸十橘煮・

蒟蒻加羅煮・みがき鰊・結び昆布・金時人参梅煮(梅・羽子板)・芥子の実牛蒡

 

全34種。なかなか豪華でしょ

 

お読みいただいています皆様、今年もよりよい年になりますようにお祈りしまして、

本年もどうぞよろしくお願いいたします

 


りんごジャム

2010年12月23日 18時26分24秒 | ぼくの台所料理

こんにちは

 

ここのところ、なんだかまわりの方々からたくさんお恵みいただきまして、

加工してお返ししたりしているのですが、

なんともありがたい限りであります。

 

本場鹿児島のさつまあげは、やわらかくておいしかった

長野から、山形からりんご。職場の方から今日は白菜をいただいて。

 

りんごが山ほどあったので、りんごジャムを作りました

皮をむいて、8等分にして皮をむいていき、皮も一緒に

薄めの塩水に落としていきます。

全部剥いたら、塩水で洗って重さを量ります。

計ったら、サイコロに切り、

鍋に移し、りんごの重量の半分の重さの砂糖、もしくはグラニュー糖を合わせ、

りんごによく混ぜ合わせます。

そのまま1時間置き脱水させ、砂糖をしみ込ませます。

 

蜜が出たら、その蜜で煮ます。

りんごにはペクチンが豊富に含まれているため、

皮ごと火にかけます。

火が通ったら皮を除きます。

食感をほどよく残して火を止めます。

蜜が少しゆるかったので、りんごを一度蜜から出し、

蜜をさらに煮詰めました。

↓のように小さい泡になったら火を止め、

りんごをもどします。レモン果汁を振りかけて出来上がり。

ビンに入れる場合は、ビンを煮沸し、ビンに入れてふたをしてから

もう一度湯せんで殺菌すると、常温保存できます。

 

普通にパンに塗ってもおいしいけれど、

お湯で割ってもおいしそう。

生姜汁入れてもいいと思います。

ぼくはやらないと思います。