高次脳機能障害者家族会・鳥取

事故や病気で脳に障害のある人とその家族,仲間のブログです。
定期的に例会を行い、賠償や年金などの相談も受けます。

*どうなる?高次脳支援体制!

2006-10-13 00:15:53 | 関連情報

10月11日、第2回・県主催の高次脳機能障害支援体制検討会が行われました。

リハビリ病院・支援センター・訓練施設・各保健局・精神保健福祉センターなど、県全域から37人(うち家族会から2人)が参加。

意見交換などしましたが、なかなか願うような方向が見えてきません。

全国に向け、中央法規出版から6月に出た「高次脳機能障害支援コーディネートマニュアル」(3,150円)にも、鳥取県の家族会活動と今後の方向を載せていただきましたが、たとえ他県のように「高次脳支援センター」を作れないにしても、

長期に渡り、専門的に支援のできるコーディネーターは県内に数人は絶対必要です!

 

今までは全て家族会が当事者支援として、少額の補助金でやってきましたが、自立支援法施行の中で「障害者生活支援センター」に全ての障害者支援をやってもらおうとの方向がうかがえます。

急性期から長期の回復期医療・生活支援はもちろん、労災や賠償の問題、障害者年金、権利擁護に至るまで、高次脳機能障害の特性を理解しての支援が、果たしてできる体制なのでしょうか? 

こまめな家庭訪問と、医療から生活全般での確かな連携が無いと難しいと思われますが、今後は、どこにどう頼って行けばいいのしょう?   

  高次脳機能障害のある若者たちが、一生涯を笑顔で生きていくために、ぜひ仲間の力を寄せ合い、がんばっていきましょう!