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異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

1/23夜、岡田教育長「改めて確認のうえ」コメント / おごってもらった、と言えば小学生に150万円払わせてもいじめじゃないのか 猛烈批判に横浜市教委が迷走

2017-01-24 11:07:10 | 教育 学校 家庭 いじめ

https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/150-yokohama-ijime?utm_term=.alkMMnlq3#.ri3ooW2G5より引用

BuzzFeed New 更新 2017/01/23 22:02

横浜市教委事務局は1月23日夜、「改めて確認」したうえで、岡田教育長のコメントを発表した。

発言は、第三者委の報告書を尊重し、「金品の授受がいじめだと認定することはなかなか判断できないという趣旨」であり、「丁寧にお伝えできず申し訳ありません」としている。

全文は以下の通り。

常任委員会において、金品のやりとりについて、専門委員会が「いじめ」と認定することが難しいと言っていても、教育委員会として総体として「いじめ」があったと認めることは可能ではないかといった趣旨の質問をいくつかいただきました。

これらの質問に対して、教育委員会としては、法律に基づく専門委員会からの答申は尊重すべきであると考えており、専門委員会の結論をみても金品の授受のところにつきましては、それだけで「いじめ」と認定するということは、なかなか判断できないという趣旨でお答えしました。

専門委員会の調査報告書でも、「おごり・おごられ行為そのものについては、『いじめ』と認定することができないが、当該児童のおごりの要因に『いじめ』が存在していたことは認められる」と記載されていることは受け止めています。

丁寧に趣旨をお伝えできず、申し訳ありませんでしたが、現在、再発防止検討委員会で課題や防止策について議論を重ねておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 

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                                                                by江戸川 龍之介Ch9 真実を伝える会

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https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/150-yokohama-ijime?utm_term=.alkMMnlq3#.ri3ooW2G5より転載

「おごってもらった」と言えば小学生に150万円払わせてもいじめじゃないのか 猛烈批判に横浜市教委が迷走

福島県から横浜市に自主避難した男子生徒。ゲームセンターなどで多額の「おごり」をさせられたことは、いじめではないのか。横浜市教育長を直接取材した。

批判を受けているのは、横浜市教育委員会の岡田優子教育長が1月20日、市議会常任委員会でした「関わったとされる子どもたちが『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」という発言だ。

「おごってもらった」と言えば、小学生に150万円を払わせてもいじめにはならないのか。納得はできない。

BuzzFeed Newsは1月23日、横浜市で岡田教育長に直接取材した。

なぜ、150万円払わされることがいじめではないのか。岡田教育長は、この件について調べた第三者委の判断を理由にあげた。

「(第三者委はおごりの)背景にいじめがあったことが推察できるという言い方をしています。第三者委員会の結論は第三者委員会の結論ですから、それを覆すことなんてできないじゃないですか」

つまり、背景にいじめがあったと推察できても、認定はできないということなのか。それでは、市教委としてどうすれば認定できるのか。

「市教委として認定できるのかは、再発防止委員会の中でしっかり議論して考えていく。ただ、あれだけ厳しい第三者委員会が出した結論を、そんなに簡単に覆すことは難しいですよ、という話を(市議会で)した」

第三者委の判断とは。経緯を振り返る。

第三者委の判断とは。経緯を振り返る。

Satoru Ishido / BuzzFeed

BuzzFeed Newsが弁護側に提供を受けた横浜市の第三者委員会の報告書によると、男子生徒は震災の5ヶ月後、2011年8月に福島県から2年生で転校してきた。

直後から名前に「菌」をつけられるなどのいやがらせを受け、不登校に。小学5年生になった2014年には、「プロレスごっこ」と称して数人の児童から叩かれるようになった。

また、横浜駅やみなとみらい周辺のゲームセンターでの遊興費、食事代、交通費などをすべて、負担させられた。男子生徒の説明に基づくその回数は、計10回ほど。1回につき5万〜10万円で、自宅にあるお親の金を持ち出していた。

これが、問題になっている「150万円のおごり」だ。担当弁護士によると、生徒側はこの金額が総額150万円にのぼるとしているが、学校側は8万円しか確認できていない、としているという。

男子生徒はその後、2度目の不登校に。2015年12月には生徒の両親が市教委に調査を申し入れ、2016年1月、第三者委員会が市の諮問を受けて、調査を開始。11月にその結果が報告書にまとまった。

一方、報告を受けた横浜市教育委は12月、検討委員会を設置。当時の対応の検証を始め、神奈川新聞によると、2017年3月にも結論をまとめる方針だという。

そして、1月20日、横浜市議会の常任委員会。

岡田教育長が、その進捗を報告する際に飛び出したのが、「関わったとされる子どもたちが『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」という先述の発言だった。

おごりは、いじめではないのか。

おごりは、いじめではないのか。

市教委臨時会での岡田教育長(左奥、1月23日) Kota Hatachi / BuzzFeed

なぜ、岡田教育長はこうした発言をしたのか。第三者委員会の報告書には、金銭の授受について「認定しうる事実」として、こう記載されている。

A(男子生徒)は、「だれが出す?」「賠償金もらっているだろ?」とか「次のお金もよろしくな」などと言われ、今までにされてきたことも考え、威圧感を感じて、家からお金を持ち出してしまったという。

関係児童の遊興費等を負担(いわゆる「おごり」)することで、それ以降はプロレスごっこ等のいやなことは一切されなくなり、更にAは他の児童に対し、友好感が生じることができたので、同様のことが多数繰り返されてしまったと思われる。

報告書はその上で、おごりが「『いじめ』から逃れようとする当該児童の精一杯の防衛機制(対応機制)であったということも推察できる」と分析。こう結論付けた。

おごりおごられ行為そのものについては『いじめ』と認定することはできないが、当該児童の行動(おごり)の要因に『いじめ』が存在したことは認められる。

BuzzFeed Newsの取材に対する岡田教育長の答えから、問題の発言は、この点を念頭に置いたものだとも捉えられる。ただ、男子生徒側がそれを良しとしているわけではない。

発言の10日前、2017年1月10日。生徒側は「金銭要求行為がいじめとして認定されなかったこと」への横浜市長宛の所見を市教委に提出。報告書に対し、「悪しき前例とならないよう、いじめと認めて頂きたい」と求めていた。

その際、生徒自身も、こんな文書をしたためている。

「またいじめが始まると思って、何もできずにただ怖くて仕方なくて、いじめが起こらないようにお金を出した。お金を取られたことをいじめと認めて欲しい」

抗議で市教委の電話はパンクした。

抗議で市教委の電話はパンクした。

Kota Hatachi / BuzzFeed

そうした状況における岡田教育長の発言は、大きな波紋を呼んでいる。

「おごりと言えばいじめじゃないのか」「市教委は子どもを守れるのか」などとの批判が相次ぎ、署名サイト「Change.org」で、抗議の署名活動も始まった。

市教委の担当部署には抗議が殺到したのか、この日は電話が一日中つながらない状態が続いた。また、午前に開かれた市教委臨時会に合わせ、建物の外で「じゃあいじめって何ですか?」と掲げた看板を持つ人の姿もみられた。

臨時会には定員の20人を超えた傍聴人が集まり抽選となった(記者クラブに加盟していないBuzzFeed Newsも参加)が、公開部分の会議では問題に触れる発言はなく、参加者から「市民の怒りがわかってないのでは」などという声もあがっていた。

生徒側は「即時撤回を」と抗議した。

生徒側は「即時撤回を」と抗議した。

Kota Hatachi / BuzzFeed

1月23日には、生徒側の弁護士が市教委に「被害児童を無用に苦しめる発言については、即時撤回されたい」などと申し入れをした。弁護士は報道陣に、両親や男子生徒が「大きく衝撃を受け、動揺して悲しんでいる」と説明した。

文書では、岡田教育長の発言について「金銭授受について、あたかもいじめとは無関係であるかのような内容となっている」と指摘。

第三者委員会の報告にある「いじめの要因があったという内容には全く言及されていない」としつつ、その内容を「大幅に後退させるものである」と批判した。

また、「関わったとされる児童」の「おごってもらった」という発言に依拠している点についても、「いじめられた児童生徒の立場に立つことを必要」としたいじめ防止対策推進法の趣旨に反しているとして、発言の即時撤回を求めた。

申し入れ後、市教委側の担当者が報道陣に「教育長の発言は言葉足らずだった。当時はいじめと認定できたかというと難しいという趣旨だった」との見解を発表。BuzzFeed Newsも会見に同席した。

この見解は奇妙だ。常任委員会でのやり取りは、当時のことを話す内容ではなかったからだ。当然、受け取った記者クラブ側からは「後付けの内容だ」「本当にこの見解で良いのか」と批判の声が上がった。

市教委側は批判の声に対し、持ち帰って検討すると、改めて見解を出し直す可能性を示唆した。だが、本当に出しなおすかどうかを含めて決まっていない。このことからも、猛烈な批判を受けた教育委員会の迷走が見て取れる。

BuzzFeed Newsは新たなコメントを入手次第、追記します。

 

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映画「沈黙-サイレンス-」--遠藤文学の“転びの者”にも寄り添う“弱者の神”を現代に問う 〔クリスチャン新聞 2017.1.7〕

2017-01-24 01:00:40 | 紹介

公式サイト http://chinmoku.jp

画像に含まれている可能性があるもの:1人、海、雲、空、テキスト、屋外、自然
 

クリスチャン新聞オンラインhttp://クリスチャン新聞.com/?p=13887より転載
映画「沈黙-サイレンス-」--遠藤文学の“転びの者”にも寄り添う“弱者の神”を現代に問う

(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

トモギ村のモキチ(右:塚本晋也)は、ロドリゴらを奉行所には差し出さず海辺に立てた十字架に磔られたまま殉教する (C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

遠藤周作の小説『沈黙』(1966年刊)が発刊されて50年、アメリカ映画界の重鎮マーティン・スコセッシ監督による映画「沈黙?サイレンス?」が1月21日より全国ロードショー公開される。M・スコセッシ監督は、イエス・キリストの人間としての苦しみを新解釈で描いた映画「最後の誘惑」(88年製作)を撮影していた時期に遠藤周作の『沈黙』と出合った。幾度か製作開始を宣言したスコセッシ監督だが、さまざまな問題と状況の変化で28年間我慢強く取り組んできて完成させた渾身の作品。

かつて篠田正浩監督よって映画化された「沈黙 SILENCE」(71年製作)では、原作者の遠藤周作が脚本に参加し、ロドリゴが“転ぶ”心理描写に手を加えて原作とは異なる脚色の作品に仕上げられた。スコセッシ監督による本作は、原作の構成、ストーリー展開、時代考証などを丹念に調べ、17世紀中期のキリシタン迫害の情景を丁寧に描写して遠藤文学が到達した“弱者の神”“同行するイエス”の世界をみごとに映像化している。

信仰を導く者の魂を甚振る
キリシタン拷問の凄まじさ

1637年、ロドリゴ神父(アンドリュー・ガーフィールド)と同僚のガルペ神父(アダム・ドライバー)はマカオにいた。20数年間日本で宣教し、地区長という最高責任者を務めていたクロストヴァン・フェレイラ神父(リーアム・ニーソ)が、捕縛され、拷問を受けた末に棄教したとの報告を受けた二人。神学校での自分たちの師であり堅固な信仰者として尊敬するフェレイラ神父の棄教をにわかに信じることができない二人は、厳しいキリシタン迫害の日本へ渡りフェレイラ神父を探し出す許可を受けに来ていた。

漂流してマカオに保護されていた日本人漁師キチジロー(窪塚洋介)を道中案内にして、ロドリゴとガルペは九州のトモギ村に上陸した。そこの村人たちは、厳しい弾圧のなかで息をひそめて生き延びている隠れキリシタンだった。キチジローも別の村で洗礼を受けたキリシタンだったが、家族ともども捕縛されキチジローだけが踏み絵を踏んだ“転び”の者だった。トモギ村の者たちは、村から離れた掘立小屋にロドリゴとガルぺを匿うと、毎朝密かに集まり、ミサを捧げ、村人たちは告悔(コンヒサン)を受け、祈り、教え、幼児洗礼を受けるキリシタン信仰の安らぎがよみがえった。

だがある日、パードレらが匿われている噂を聞きつけた、長崎奉行・井上筑後守(イッセー尾形)の一行が村を訪れて来て、厳しい詮議が始まる。かつて洗礼を受けたキリシタンだった井上筑後守は、キリシタンの行動と心理を熟知している。狡猾な策を弄して隠れキリシタンを検挙し、踏み絵を踏ませて“転び”へと誘導していく…。

(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

何度も踏み絵を踏んで”転んだ”キチジロー(右:窪塚洋介)は、ロドリゴに何度も告悔を受け続けながら、ロドリゴについていく (C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

キチジローに裏切られて捕縛されたロドリゴは、井上筑後守と通辞(浅野忠信)の老獪な詮議とキリシタンへの拷問を見せつけられ、キリシタン信徒たちが拷問の苦しみに耐えきれずに難度も踏み絵を踏んで転んでも、ロドリゴが転ばない限りキリシタンを処刑していく。目の前で信徒が処刑されていく苦悶に苛まれるロドリゴは、長崎の寺で通辞立会いのもとフェレイラと対面できた。沢野忠庵と名付けられたフェレイラは、天文学や医学を教える傍ら、キリスタンを“転び”へと導く伴天連審問の教書を書いている。フェレイラとロドリゴの論議がはじまる…。

棄教と“転び”の違いを
真摯に捉える脚色・演出

丁寧な時代考証と江戸時代の空気感漂うロケーション。日本人俳優たちの立ち振る舞いからも江戸時代のキリスタン弾圧の厳しさと信仰に殉じても救いを求める情念がひたひたと伝わってくる。苦しめられる信仰者たちに神はなぜ沈黙するのか。踏み絵を踏み、“転び”キリシタンとなった、信仰を堅持せず殉教できなかった“弱者”にキリストはどのように接しているのか。ロドリゴのラストシーンに、スコセッシ監督の想いが一つの工夫を形にしているようで印象深い。
現代の日本では、隠れキリスタンを強いられることはない。だが、重苦しく暗いなにかが覆いかぶさってくるような空気感のなかでクリスチャンは自由に信仰と思想を語れる情況にあるのだろうか。海外でもISや極端な原理主義集団は、テロ活動と暴力によって自らの教義と価値観を強要していく。スコセッシ監督は、原作が語る“弱者の神”“同行するイエス”について神の“沈黙”と“転び”を真摯に描くことで現代の人々に問いかけている。 【遠山清一】

監督マーティン・スコセッシ 2016年/アメリカ/161分/原題:Silence 配給:KADOKAWA 2017年1月21日(土)より全国ロードショー。
公式サイト http://chinmoku.jp
Facebook https://www.facebook.com/chinmoku.jp/

 

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“信仰なき日本人”にこそ刺さる! スリル満点の『沈黙-サイレンス-』 (dmenu ...


 

 

 


「脱原発」をテーマとした音楽フェス『NO NUKES 2017』開催 2017.3.17、18~出演:坂本龍一、斉藤和義、UA、アジカン…

2017-01-24 00:48:12 | 教育 学校 家庭 いじめ

NO NUKES 2017公式サイト http://nonukes2017.jp

 チケット一般発売、21日から始まってまーす!

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「脱原発」をテーマとした音楽フェス『NO NUKES 2017』の開催が決定した。開催は2017年3月17日(金)18日(土)の2日間。会場は前回に引き続き豊洲PITにて開催される。あわせて、UA、アジカン、斉藤和義、水曜日のカンパネラら出演アーティストも発表されている。

2012年から始まり今回で5回目を迎える『NO NUKES』。
ライブアクトの他、オーガナイザー・坂本龍一をはじめ出演アーティストが参加するトークセッションも予定されている。

出演アーティスト
3月17日(金)
ACIDMAN
UA + 坂本龍一
Gotch
斉藤和義
麗蘭

 

3月18日(土)
ASIAN KUNG-FU GENERATION
水曜日のカンパネラ
NAMBA69
the HIATUS
BRAHMAN
[トークセッション] 坂本龍一ほか出演アーティストが参加
公演概要
NO NUKES 2017
【日程】
2017年3月17日(金)・18日(土)

【時間】
17日(金) 開場 16:30 開演 17:30
18日(土) 開場 12:00 開演 13:00 ※トークセッション開始 13:00 / ライブ開演 14:30

【会場】
豊洲PIT

 

 

 

 


1/22 マドンナ「愛の革命にようこそ」 トランプ氏へ猫耳帽姿で抗議 〔日刊スポーツ〕/ 《スピーチ全文》 

2017-01-23 19:26:38 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

 http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1768939.htmlより転載

マドンナ「愛の革命へ」トランプ氏へ猫耳帽姿で抗議

マドンナ「愛の革命へ」トランプ氏へ猫耳帽姿で抗議

トランプ新大統領に抗議する大規模なデモにサプライズ登場したマドンナ(AP)


[2017年1月23日7時46分 紙面から]

 ドナルド・トランプ米大統領(70)の就任から一夜明けた21日、ワシントンのホワイトハウスが、ピンクの猫耳帽姿の女性ら50万人に取り囲まれ、抗議の嵐に包まれた。「女性大行進」と名付けられたデモを象徴する帽子は、トランプ氏の女性差別発言にかけ、女性器の隠語の「子猫ちゃん」にかけたもの。歌手マドンナ(58)も黒い猫耳帽姿で登場し「革命が始まる。自由に、ありのままに、平等でいられる権利のための戦いだ」と訴えた。

 ワシントン記念塔や、スミソニアン博物館が並ぶ一角に設けられたステージに、猫耳帽姿で現れたマドンナは、「アイアム・アングリー」と怒りをぶちまけた。
 マドンナは、抗議活動を批判する人々に向け「ファック・ユー」と連呼。集まった猫耳帽の同志たちに「愛の革命へようこそ。女性だけでなく、すべての虐げられた人々が危険にさらされるこの暴君の時代を、拒否する反乱にようこそ」と呼びかけた。

 さらに「ホワイトハウスを爆破してやろうと何度も思ったけど、それでは何も変わらない。私は愛を選ぶ」と話し、観衆は「ウィー・チューズ・ラブ」と大合唱。マドンナは「私たちの革命は、ここから始まる」と呼びかけた。

 この日は朝から著名人や女性活動家がトランプ氏を非難する演説を繰り返した。参加者がかぶる帽子は多くがピンク色の猫耳帽。これは、選挙戦で大きな問題になったトランプ氏の05年のテレビ収録時の発言「スターなら女性はやらせてくれる。彼女たちの女性器をつかめ。なんだってできる」にちなんだ帽子だ。この日の「女性大行進」には、男性も加わった。

 参加者は昼すぎ、「ホワイトハウスへ行こう」と行進をスタート。警察官らがあわててホワイトハウス周辺に柵を設置した。「おまえはクビだ!」とトランプ氏のテレビ番組の決めぜりふを連呼し、辞任を求めるグループもいれば「トランプは出ていけ」とラップ調のコールを繰り返す若者の姿もあった。

 米メディアによると、ワシントンの「女性大行進」には50万人が参加。キング牧師の「アイ・ハブ・ア・ドリーム」の演説で知られる1963年の人種差別撤廃を求めたワシントン大行進(20万~30万人)や00年代のイラク反戦集会などを参加者数で上回ったとみられ、歴史的な抗議活動となった。

 また呼応する形で、パリやロンドンなどでも女性らが反トランプの声を上げ、主催団体は世界の参加者を470万人以上と推定。就任直後の米大統領に対し、これほど大規模な抗議活動が起こるのは異例だ。女性蔑視など差別的発言を続けてきたトランプ氏は、就任早々、そのツケを払わされる形となった。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/22/madonna-womens-march_n_14311880.htmlより引用




マドンナのスピーチ全文は次の通り。

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ハロー、まだちゃんと意識はある? 自信はある? 私の声は聞こえてる? 世の中を変える準備は出来てる?

みなさんようこそ!愛の革命へ、反乱へ、そして新時代の独裁政治に対する「ノー」へ。いま危機的なのは、女性だけじゃなくて、社会の主流から取り残された人たちみんな。ユニークで多様性にあふれた人たちが犯罪者扱いされることだってある。こうやって、目覚めたらクソみたいな暗闇に連れ込まれてしまっている。

でもそれなのに、なんか快適だってみんな錯覚してるでしょ。正義が勝った、善が勝ったとみんなが思ってる。本当は、今回の選挙で勝ったのは善じゃないのに。だけど、最後にはきっと善が勝つと私は信じてる。つまり、今日という日があるのは、決してこれが終わりではないっていうこと。今日は記念すべき最初の1日、革命が始まった日。これは、自由であるための、自分らしくいるための、平等のための権利を勝ち取る闘い。この暗闇の中を、一緒に行進しよう。そして、その一歩ごとに、私たちは何も恐れていないこと、私たちが決して一人でないこと、私たちが絶対引き下がらないこと、私たちの結束が力になること、そして例えどんな相手だろうと真の連帯には勝ち目がないことを、噛み締めよう。

そしてこのデモが決して何の役にも立たないなんてバカにする人たちに。ファック・ユー。ファック・ユー。これは、変化の始まり。変化は人々に犠牲を要求するかもしれないし、変化は多くの人々に、人生でいろんな選択を要求するかもしれない。でも、それこそが革命でしょ。だから今日、みんなに答えてほしい。アー・ユー・レディ? 準備はできてる? そう、イエス、と言って。ウイ・アー・レディ、って。準備はできてるって。さあもう一回。ユー・アー・レディ。」

そう、私は怒っている。そう、めちゃくちゃ怒ってる。そう、ホワイトハウスを吹き飛ばしたいって、心の底から思ってる。でも、そんなことをしても何も変わらないってことも分かってる。絶望なんてしてられないでしょ。第二次世界大戦目前に、詩人のW・H・オーデンはこんな詩を残した。「私たちは、互いに愛しあうか、さもなくば死ぬかしかない」、って。

アイ・チューズ・ラブ、選ぶのは愛。みなさんはどっち? ほら、一緒に言って! ウイ・チューズ・ラブ。選ぶのは愛。ウイ・チューズ・ラブ。

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画像に含まれている可能性があるもの:2人、立ってる(複数の人)、屋外
 
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マドンナがトランプ大統領への抗議で放送禁止用語連発 CNNが謝罪する事態

 

12 時間前 - トランプ大統領に抗議するマドンナの過激なスピーチに注目が集まった。マドンナは放送禁止用語である「FUCK YOU(ファック・ユー)」を3度連発。生中継していたCNNは場面を切り替え、禁止用語の放送について謝罪した.

 

マドンナ流トランプへの「危ない」抗議 - livedoor Blog

 

 

 


1/22 【ニュース動画】 トランプ大統領に「NO!」 抗議の波が全米から世界へ ~世界約80カ国の670カ所で、約480万人(日本時間23日午前1時現在)が参加

2017-01-23 08:51:19 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

 トランプ氏抗議デモ広がる 主催団体「世界80カ国で

www.asahi.com/articles/ASK1Q4QRZK1QUHBI00X.html

  
トランプ米大統領の就任から一夜明けた21日、トランプ氏に対する抗議デモが首都ワシントンや世界各都市で行われた。主催団体は世界約80カ国の670カ所で、約480万人
が参加…(日本時間23日午前1時現在)



-- 就任から一夜 各国で“反トランプ”--

 

抗議の波が・・・全米で反トランプデモ メキシコでも・・・(17/01/22)

 

 世界各地で反トランプデモ

 

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http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017012302000056.htmlより転載

中日新聞 1月23日 朝刊

50万人「トランプ・ノー」 女性らワシントン行進

21日、米ワシントンのペンシルベニア通りを埋め尽くす抗議デモの参加者ら=北島忠輔撮影

写真


 【ワシントン=北島忠輔】トランプ米大統領の就任から一夜明けた二十一日、女性やマイノリティー(少数者)に対する差別的な言動を続けてきたトランプ氏に抗議する市民ら五十万人以上が、首都ワシントンをデモ行進した。行進は女性団体が計画し、人種差別反対や環境保護、LGBT(性的少数者)の団体が呼応。公民権運動の指導者キング牧師が率いた一九六三年八月の「ワシントン大行進」の二十五万人を超えた空前の規模となった。

 トランプ氏の就任式が行われた連邦議会議事堂周辺には朝から続々と参加者が集まった。集会には女優スカーレット・ヨハンソンさんら有名人も参加。歌手マドンナさんは「変革はここから始まる。自由と平等のために闘おう」と訴えた。

 午後に予定していたデモ行進は、参加者が当初予想の二十万人を大幅に超えたため、主催団体が安全上の理由から中止を発表。ところが参加者は「女性の権利を守れ」「トランプは出て行け」と叫びながら歩き始め、トランプ氏が就任パレードをしたペンシルベニア通りを埋め尽くした。

 AP通信によると、女性の権利保護を訴えるデモは、ニューヨークやシカゴ、西部ロサンゼルスなど米主要都市のほか、ロンドンやシドニーなど世界各地に波及。参加者は六百団体、三百万人以上に上った。

 

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【写真】①世界約80カ国で数百万の女性・市民が反トランプデモ!・これが民主主義だ! Women’s Marches on Every Continent 2017.1.21

【写真】②世界約80カ国で数百万の女性・市民が、反トランプデモ!これが民主主義だ!= Women’s Marches on Every Continent 2017.1.21

【写真】③世界約80カ国で数百万の女性・市民が、反トランプデモ!これが民主主義だ!= Women’s Marches on Every Continent 2017.1.21/日本でも