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 「安倍晋三が隠してることは」~2006年自分の内閣のときに教育基本法改正から流れる右傾化路線の必然的な帰着が…(菅野完さんの講演書き起こし)

2017-03-31 18:49:04 | 教育 教科書

 出典pbs.twimg.com

 


動画⇒ https://www.facebook.com/100009967697650/videos/456025174739735/

菅野完
本田 孝義  FB憲法九条の会(菅野完さんの講演書き起こし)

          
 「安倍晋三が隠してることは何かというと、2006年自分の内閣のときに教育基本法改正から流れる右傾化路線の必然的な帰着が籠池のオッサンである歴史的責任から自分を隠そうとしてるんです。

 「一回許したらアカンのです。一回許したらこうなってまうんですよ。安倍は自分の歴史的責任を十分に理解してると思ってます。...その当然の帰結を見たという歴史的責任からこいつら逃げようとするわけですよ。あいつは応援してたの、森本学園を!なぜなら2006年の教育基本法改正の路線そのままだから。」
 
 「今籠池のオッサンが国家から弾圧を受けているからその意味においては[僕は]籠池サイドですよ。[籠池は]くそレイシストでファシストで差別主義者でダメな奴ですけどもそんな奴でも国家権力から踏みつけられたら、そりゃ僕は書き手として自分の体張って守りますよ。
  
 しかしひとたびその国家権力の弾圧が止まって平場で話ができる状態になったら徹底的にそこんとこ糾弾せんと。『お前は時代の趨勢やと思って2006年から始まった文科省の右旋回を時代の要請やと思って調子に乗ってしもうたやろ』と。『ついてはお前はそこんとこどう反省すんねん』と。『お前が生んだ教育というのは差別であり虐待であり子供の人格を否定する教育であった。お前は満天下に、知ってか知らずか、2006年の教育基本法改正路線と新しい歴史教科書をくっつけてしまうととんでもない化け物が生まれるということを身をもって証明してしまったんだけど、そこについてお前はどういう見解を持つんだ』という[..聴き取り難..]ことを本当は僕はしたいんです。
  
 しかしそれはやる段階じゃないですよね、今ね。レイシストと言えども彼には人権があるし、彼の人権を目の前で踏みにじられてたらヤッパリ黙ってたらあかんことなんで。...だから僕は皆さんに約束しますから。あと半年ください、転向させますから、絶対転向させますから。転向させます。転向させるけど転向には時間かかるんですよ。...あのオッサンがね今『権力』とか『人権』とか言うんです(笑)。」

 
 「100万円の授受問題っていうのって『森友学園問題』からするとものすごい枝葉末節なんですね、『森友学園問題』を疑獄事件として見るならば。
 
  しかしながらこれが日本の教育問題だと見たときにはとても大きな意味を持つわけです。
  
 皆さんぜひですね、運動を今後展開されていってデモをやるとか陳情をやるとかいろんなことで森友問題追及する場合に、野党議員の皆さんに『わかった、口利きの話はわかった、土地の問題もわかった。[でも]その前に安倍と安倍昭恵に対しては『歴史修正主義者が運営する、レイシストが運営する幼稚園になぜ賛同してたんですか?』っていうストレートな問いを国会で出してくれ、と。でおそらく安倍の答弁は判ってます。『思想・信条の自由』を持ち出してくるでしょう。じゃぁそれを持ち出してきたときに『再反論』というのを皆さん出来てます?森友学園問題が僕たちに突き返してるのはそこなんですよ。我が国はレイシストに100万円渡す人間を内閣総理大臣として戴いてしまっているという冷酷な現実を今我々は目撃しているんです。
 
 で、それに対して『100万円は合法やから問題ないやろ』、『国会答弁の質疑が矛盾するやろ』という反論しか持ち合わせてないわけですよ。一番最初に申し上げたように、9億の土地が1億になった、8億まかった、というのはそんなもの昭和40年代の疑獄事件に比べたらゼロ2つ足らないわけですよ。100万円の授受なんてロッキード事件の榎本美恵子さんのピーナツに比べたらゼロ2つ足らんわけですよ。...そんなのどうでもええんです、僕の中で、ぶっちゃけ。...内閣総理大臣・安倍晋三を内閣総理大臣の座から落とすということもほんま興味ない、倒閣も僕は興味ない。
  
ただひたすら、ただひたすらに、歴史修正主義者とレイシストである籠池という人間が運営して、内面の自由として持ってるんだったらまだまだ理解は何とかできるけれども、それを表出しなおかつ子供に押し付けるという所に首相夫人が行き3度ながらも講演し子どもたちの活動を見て涙をした人間がファーストレディをやっていて、なおかつ国会答弁で『私の方針に賛同してくれていた』とぬけしゃぁしゃぁと安倍はヌかしておるわけですよ。そんなうすら寒いい国に僕らは住んどるわけです、いま。そしてそのあからさまな悪、あからさまなダメさを直接糾弾する言葉を左側の人間さえ失っているんです。


  ...我々は森友学園で目撃してしもうたんやもん、ウチの内閣総理大臣は反動歴史修正レイシストに寄付してしまう、と。G7各国としてっ世界に申し訳ない。『日本はこんなに人権後進国なんだ、歴史認識の後進国なんだ』ということを白日の下にさらけ出したにもかかわらず、9億円が1億円になったとか、どうでもええっちゅうねんそんな話。そこなんですよ、そこ。
  で、もっとうすら寒いのは、繰り返しになりますが、そういう内閣総理大臣に対してあるいは現政権に対して我々はお金の話でしか対抗する手段を持ってないということです。言説で、人権というシンプルな概念で、現政権と対峙できない。これこそが僕は森友事件が突きつける日本の社会の怖さなんですよね、だと僕は思ってるんです。


...だってこれ純粋に人権問題なんですよ。

  こないだ僕たちが目撃したのは籠池のオッサンの人権問題です。証人喚問というリンチを彼は加えられたわけです。しかしながらこれは当初から人権問題なんですよ。レイシストに内閣総理大臣が金出して賛同しとるわけですよ。だったらこれはね徹頭徹尾人権問題として捉えなおすべきなんですよ。そうするとこの国のうすら寒さが見えてくるはずです。
  首相がレイシストに100万円を出して、歴史修正主義者に国会の場で『賛同する』なんて言葉を平気で言うような国やから、あんな幼稚園、あんな小学校ができるんです。首相がレイシストに100万円を出して、『僕の教育方針や僕の思想に共鳴してくれてる』と国会で平気で言うような国やから、私人を証人喚問で引っ張り出して、満天下にさらし物のようにしてね、証人喚問ができてしまうんです。これほっといていいんですか。国有財産が不当に安く買われた問題よりこっちのほうが根源的な問題じゃないんですか。だったら『真相究明』じゃないんです。『人権守り』なんです、挙げる声は。
  
 『真相究明』は俺がやる、書き屋として俺がやる。...内閣なんてぶっ潰れなくたっていいんです、別に。問題は構造なんですよ。倒閣運動なんてしょうがないことしなくていいんです...任期来たらもうもう終わりやねんから。それよりも僕らは構造を直視すべきでしょ。差別を放置するとここまで醜悪なものが生まれるということを我々は久しぶりに具体的な事例を見たんですよ。そしたらやるべきことは『安倍辞めろ』じゃないんですよ。『差別を止めろ』なんです。それを愚直に言えるほうが僕は最終的に鍵カッコ付きですけど『勝利』に近づけると思います。...」

 

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