http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104830
辺野古臨時制限区域外でサンゴの損傷確認 沖縄県【動画あり】
海底が削られている場所もあったという。県は米軍の許可を得て、制限区域内での調査を実施する予定。サンゴの損傷が県漁業調整規則に基づく岩礁破砕の許可対象になるかどうかを分析する方針だ。
調査結果を受け、翁長雄志知事は許可区域外でのサンゴ礁などの破壊を認めれば、防衛局に対し、原状回復を求めるほか、昨年8月の岩礁破砕許可を取り消す可能性にも言及している。
一方、沖縄防衛局は同日午前、キャンプ・シュワブ沿岸にクレーン付き大型作業船を導入。海底ボーリング調査に向け、足場の設置など準備を進め、来週にも掘削を開始する見通し。
辺野古の岩礁破壊 沖縄県が調査 - YouTube
「一方的で遺憾」 県のサンゴ損傷調査に防衛相
2015年2月27日
【東京】中谷元・防衛相は27日午前の閣議後の記者会見で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画をめぐり、県が沖縄防衛局のコンクリートブロックの設置作業によるサンゴ損傷の確認調査を実施したことについて「県が一方的に現状調査を開始し、許可なく臨時制限区域内への調査が行われたことは甚だ遺憾だ」と述べ、不快感を示した。
県は立ち入りが制限される臨時制限区域の外側から調査を実施しているとしているが、中谷氏は県の調査が区域内でも実施されたとの認識を示した形。
中谷氏は、県が昨年許可した岩礁破砕区域の外でサンゴ損傷が確認されたことについては「サンゴの占める割合が5%を超える、または1メートルを超えるサンゴ塊を避けるようにアンカー(ブロック)の設置位置を決定している」と主張した。【琉球新報電子版】
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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239541-storytopic-3.html
「一方的ではない」 知事、菅氏に反論 サンゴ調査
2015年2月27日
菅氏は会見で、沖縄防衛局が県の現況調査の目的や方法などを確認するため23日に文書を送付したと説明し、県の調査は「一方的」と批判した。
だがそもそも政府は、辺野古埋め立て承認の検証結果が出るまで海上作業の中断を求めた翁長知事の要望を無視する形で、一方的に作業を進めている経緯がある。
翁長知事は菅氏の発言について「(沖縄防衛局に25日に)『あした(調査に)行く』と伝え、理解してもらった」と疑問視した上で、「岩礁破砕の蓋然性(がいぜんせい)が高いということで調査を始めた」と述べ、県が破砕を許可した区域の外で防衛局が投入した大型ブロックによるサンゴ損傷に関する調査の妥当性を強調した。
県幹部は調査について「撮影した写真を整理し、(岩礁破砕の)材料をそろえるだけだ」と淡々と話した。