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【戦争法案】中谷元・防衛相「解釈変更は政府裁量内」、それを独裁政治というんですよ!

2015-06-05 18:32:50 | 政治 選挙 

中谷元・防衛相「解釈変更は政府裁量内」、それを独裁政治というんですよ!!

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東京新聞 TOKYO Web

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015060590140319.html

「解釈変更は政府裁量内」 防衛相、立憲主義を軽視

2015年6月5日 14時03分

 他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案に関する衆院特別委員会は五日午前、関係閣僚に対する一般質疑を行った。衆院憲法審査会が参考人に招いた憲法学者三人が憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認は違憲だとの見解を示したことを受け、民主党の辻元清美氏は法案の撤回を迫った。

中谷元・防衛相は憲法解釈の変更は政府の裁量の範囲内だと反論した。

 憲法解釈を一内閣が変更することは、憲法により国家権力を縛る「立憲主義」に反するとの指摘が強い。中谷氏の発言は立憲主義を軽視しているとの新たな批判を呼ぶ可能性がある。

 辻元氏は、四日の衆院憲法審査会で与党推薦を含む参考人全員が安保法案を違憲だと明言し、全国の憲法学者二百人近くが法案に反対する声明を出していることを指摘。その上で「法案の根幹が揺らいでいる。政府は撤回した方がいい」と求めた。

 これに対し、中谷氏は集団的自衛権の行使は「国の存立を全うし、国民を守るためのやむを得ない自衛の措置に限られている」と説明。昨年七月の閣議決定による憲法解釈変更は「従来の基本論理を維持したもので、立憲主義を否定してない。憲法解釈(変更)は行政府の裁量の範囲内と考え、これをもって憲法違反にはならない」と述べた。

 四日の衆院憲法審では集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」の認定基準があいまいとの指摘も相次いだが、中谷氏は「どういう事態が該当するかは、その時点で判断する」と説明。憲法学者がそろって違憲と明言したことについては「政府として立ち入るべきではないが、出席者がさまざまな角度から意見を開陳した」と述べるにとどめた。

 辻元氏は、自衛隊員の服務の宣誓に「憲法、法令を順守し、身をもって責務の完遂に務める」という文言があることに触れ、「憲法学の権威ある人たちが口をそろえて違憲だと言う状態で、隊員に命を懸けて、他国のために戦えと言えるのか」と追及した。

 審議に先立つ理事会では、民主党の長妻昭代表代行が法案の合憲性に関する与党側の見解を明確にするように求めた。長妻氏は「与党が推薦した憲法学者すら違憲だと言っている。与党は腹の底では違憲だと思っているがやっちまえと法案を出しているとすれば茶番だ」と記者団に説明した。

◆中谷元・防衛相の答弁要旨

 (集団的自衛権の行使を認めた)昨年の閣議決定は、これまでの憲法九条をめぐる議論との整合性を考慮したものであり、行政府における憲法解釈として裁量の範囲内と考えており、違憲の指摘は当たらない。これまでの憲法解釈の基本的な論理を維持したものであり、立憲主義を否定するものではない。

(東京新聞)

 

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≪関連≫

高橋源一郎 @G_D_Greenberg 

多数決で勝った人が総取りで、勝手に憲法を解釈してもいいし、力で押して法律を変えてもいいんだよというのは民主主義でもなければ法治国家でもない。

それを独裁制とか王制と呼ぶんです




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