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★<森友学園文書改ざん問題>麻生財務相「クビ危ない」どうなる進退 / 国会ガラガラ政権“大揺れ” 2018.3.8 FNNニュース

2018-03-09 01:19:21 | 森友学園疑惑

★<森友学園文書改ざん問題>

麻生財務相「クビ危ない」どうなる進退

03/08 17:42
 
森友学園への土地売却の問題で新たに開示された決裁文書。一連の対応をめぐって、政権の重要人物の責任論も急浮上しています。本当に麻生財務相の進退問題に発展する可能性はあるのか、政治部・鹿嶋豪心記者の解説です。

少なくとも、もしも改ざんが事実なら、財務省の役人だけの責任ということにはならない、という声が、野党だけでなく与党議員の中からも出ている。

麻生財務相は8日、「捜査の最終的な結論が出る前の段階も視野に入れつつ、できるだけ早期に説明できるようにしたい」と調査を急ぐ考えを示したが、今のところ野党側の怒りが収まる気配はない。

自民党の閣僚経験者も、「この問題は深刻だ。大臣のクビだって危ない」と、8日、危機感をあらわにしていた。

こうした中、安倍首相の周辺は、「もし書き換えが事実であれば」と前置きしたうえで、「麻生大臣を辞めさせれば、事態を収束できるかもしれない」と語るなど、今後の政局もにらんだ発言が出始めるようになっている。
 
 
 
 
 

国会ガラガラ政権“大揺れ”

 
03/08 18:10

8日の国会、参議院の委員会室が、野党欠席でガラガラ状態だった。
このきっかけは、森友学園への土地売却の問題で新たに開示された決裁文書だが、一連の対応をめぐっては、政権の重要人物の責任論も急浮上した。
 
森友学園の前理事長・籠池泰典被告の、1年前の姿。

籠池被告は「どうぞ! この学校を開設させていただきたい。それだけであります!」と話していた。

安倍昭恵夫人が、名誉校長を務めていた小学校の建設をめぐる問題が発覚してから、1年以上にわたっているにもかかわらず、安倍政権は森友学園の問題に依然、大揺れ。

財務省による、公文書の書き換え疑惑。
午前9時前、参議院予算委員会の理事会に、段ボール箱が運び込まれてきた。
財務省が提出したのは、森友学園との土地取引で交わされた決裁文書のコピー。
新たに近畿財務局から取り寄せた紙のものと、以前、国会議員に開示したもの。
それぞれ、貸し付け決議書と売り払い決議書の2冊ずつ。

国会に提出した文書が書き換えられていたのではないかという、この疑惑。
当初、財務省は、この文書の原本は検察にあり、残っていないとしていたが、コピーとする文書が残っていることが判明。
8日、国会に提出された。

8日に開示された決議書の一部には、チェックの際についたとみられる、手書きの斜めの線があった。
しかし、以前、国会議員に開示された文書にはない。
ただ、書かれている文言は、全て同じようだった。

これでは開示の意味がないと、野党は猛反発。

立憲民主党の蓮舫参院国対委員長は「びっくりしました。1mmどころか、0.1mmも前に進んでいないのに、委員長が職権で委員会を立てると言ったので」と述べた。

さらに野党は、今回のもの以外の文書があるのかを問いただした。

希望の党・今井議員「一番のポイントは、これ以外のものも存在しているかを聞きたい。それはどうなんですか?」
財務省職員「現時点で答えることはないというのが現状」
希望の党・今井議員「近畿財務局にある全てですか。これ全てなら、もう1つは存在していないことでしょ」
財務省職員「近畿財務局にある全てです」

疑惑の解明が進まない現状に、安倍首相は「できるだけ早期に説明できるよう、財務省を挙げて、最大限努力をしてもらいたいと考えている」と述べた。

実はここに来て、安倍首相の隣に座る、財務省のトップである麻生大臣の責任論が浮上。
自民党内に、「麻生下ろし」の声が出始めている。

午後の国会。
麻生財務相との間で、こんなやり取りがあった。

自民党・西田議員「大臣、今回の責任を取って長峯政務官が辞任する...」
麻生財務相「ああ? 何が?」
自民党・西田議員「財務省の不祥事の責任をとって辞任する...」

自民党の議員が、その場にいた財務政務官が不祥事の責任を取って辞任する、という冗談を飛ばしたのに対し、麻生大臣は苦笑い。
はたして、その胸中は...。

麻生大臣の緊張の初登院は、1979年のことだった。
あれから39年。
数々の閣僚ポストのほか、首相も経験。
今では安倍首相の盟友として、政権を支えている。

2人は、ともに岸 信介、吉田 茂という首相経験者を祖父に持つ、遠縁関係にある。
年齢こそ、麻生大臣が14歳上だが、委員会などでは安倍首相が来ると、しっかり立ってあいさつ。
安倍首相が本会議での答弁を終えると、座りやすいように、いすをくるりと回す気遣いも。
与党の圧勝で終わった2017年の総選挙は、麻生大臣の勧めもあって、安倍首相は解散を決意したという。

しかし今、財務省の公文書書き換え疑惑をめぐり、その蜜月関係に影が差し始めているもよう。
政権内からは、財務省を突き放すような声が上がっている。

官邸関係者「そもそも財務省内の問題で、内閣とは関係ないでしょう」
政府関係者「自民党内に、この期に及んで麻生を切ってしまえという動きもある」

さらに、自民党二階幹事長は6日、文書を出さない財務省に、「出せないということは、われわれにとって理解できない」と苦言を呈した。

その二階幹事長と安倍首相は、7日、都内で会談を行った。

およそ2時間にわたる会談を終えた安倍首相は、顔を赤らめ、笑顔も見せていた。
この席で、森友文書問題や麻生大臣の責任に話が及んでいたとすれば、今後の安倍政権を、大きく左右するものとなるとみられる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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