異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

南スーダン対立激化で大量虐殺のおそれ 国連が警告〔NHK2016.11.12〕/ 政府は、「駆け付け警護」など新たな任務の付与を今月15日にも、閣議決定する方針

2016-11-13 17:33:33 | 平和 戦争 自衛隊

NHKニュース|NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161112/k10010766711000.html

南スーダン対立激化で大量虐殺のおそれ 国連が警告

政府軍と反政府勢力の間で武力衝突が続いているアフリカの南スーダンについて、現地調査を行った国連の担当者は「民族紛争が起きかねない状況だ」と述べ、このままでは大量虐殺につながるおそれがあると警告しました。

5年前、スーダンから独立した南スーダンでは、最大民族ディンカ族が中心の政府軍と、ヌエル族が中心の反政府勢力との間で、武力衝突が繰り返されてきました。

ことし4月、国連などの仲介で双方が参加する政権が樹立され、衝突は一時収まりましたが、7月に首都ジュバで270人以上が死亡するなど衝突が再燃しています。

これを受けて、今週、現地調査を行った国連のアダマ・ディエン事務総長特別顧問は、11日、首都ジュバで記者会見し「対立は激化しており、民族紛争が起きかねない状況だ」と述べ、このままでは民族対立の激化に伴って大量虐殺につながるおそれがあると警告しました。
また、若者らが敵意に満ちた投稿を繰り返すなど、ソーシャルメディアなどが民族対立をあおる手段に使われている現状に懸念を示しました。
そのうえで、和解に向けた対話を進めるよう双方に求めるとともに、国際社会に対しても解決に向けた努力を促しました。

南スーダンで活動する国連のPKO=平和維持活動には、陸上自衛隊の部隊も派遣されていて、日本政府は現地の情勢などを最終的に見極めたうえで「駆け付け警護」など新たな任務の付与を今月15日にも、閣議決定する方針です。

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161108/k10010759591000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_001

自民 合同部会 南スーダン派遣部隊に新任務付与方針を了承

 

自民党の国防関係の合同部会が開かれ、国連のPKO=平和維持活動にあたるため、南スーダンに派遣される自衛隊の部隊に、安全保障関連法に基づいて「駆け付け警護」などの新たな任務を付与する政府の方針が了承されました。

続きを読む

政府は、国連のPKOにあたるため、今月20日からアフリカの南スーダンに交代で派遣される自衛隊の部隊に、安全保障関連法に基づいて、国連の関係者などが襲われた場合、救援に向かう「駆け付け警護」などの新たな任務を付与する方針です。
これを受けて、自民党の国防関係の合同部会が開かれ、稲田防衛大臣も出席しました。

この中で、政府の担当者が「駆け付け警護」の任務を盛り込んだ実施計画の案を示し、「PKO参加5原則」が維持されていても安全を確保して有意義な活動を実施することが困難な場合は、部隊を撤収することなどを説明しました。

これに対し、出席者からは「隊員や邦人の安全確保のため新任務の付与は当然で、政府は、現地情勢をしっかり判断して国民に丁寧に説明すべきだ」といった意見が出され、合同部会として、「駆け付け警護」などの新たな任務を付与する方針が了承されました。

また、公明党の安全保障関係の合同会議も開かれ、政府側から同様の説明が行われ、新たな任務を付与する方針が了承されました。

政府は、南スーダンの治安情勢は極めて厳しいものの、自衛隊が活動している首都ジュバは比較的落ち着いているとしており、治安情勢などを最終的に見極めて、今月中旬に新たな任務の付与を閣議決定する方向で調整を進める考えです。

防衛相「部隊は対応可能なレベルに」

稲田防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、今月20日から南スーダンに交代で派遣される自衛隊の部隊について、「2か月に及ぶ訓練を総括した結果の報告を受け、防衛省として、部隊の練度は新たな任務に十分、対応可能なレベルに達していると確認した。この判断を政府部内でも共有して、新たな任務の付与の検討を進めたい」と述べました。

 

 

 <関連画像>

東京新聞 2016.11.12 夕刊「民族大虐殺の恐れ」

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。