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「助けて」 安田純平さんの叫びを無視する安倍政権の非情 (日刊ゲンダイ 2016.6.1)

2016-06-03 17:57:16 | IS  中東
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「助けて」 安田純平さんの叫びを無視する安倍政権の非情

2016年6月1日

  • 2016年6月1日

政府は助ける気なし(右は安田純平さんとみられる男性)/(C)日刊ゲンダイ
政府は助ける気

 

なし(右は安田純平さんとみられる男性)/(C)日刊ゲンダイ 

 

 シリアで拘束されたとみられるフリージャーナリストの安田純平さん(42)の新たな映像が公開され、衝撃が走っている。安田さんの髪はボサボサ、ヒゲも伸び放題。頬はこけて、3月に公開された映像よりも厳しい表情になっていた。「助けてください」「これが最後のチャンスです」と悲愴感漂う表情で訴える安田さんは今後、どうなるのか。

 報道によると、交渉仲介者は安田さんに身代金11億円がかけられていて、猶予は1カ月しかないという。ヌスラ戦線は安田さんをIS(イスラム国)に引き渡す可能性も示唆しているというから絶体絶命の大ピンチだ。

何のアクションも起こさない日本政府にしびれを切らしたヌスラ戦線の怒りのあらわれでしょう。今回の映像で気になったのが、安田さんにISの人質のようにオレンジ色のシャツを着させていたことです。比較的穏健なヌスラ戦線は、これまでこんな過激な脅しをしたことがなかった。もしかすると、安田さんはヌスラ戦線でも過激的なグループに拘束されている可能性があります」(中東情勢に詳しいジャーナリストの村上和巳氏)

 

 安倍政権は東京五輪招致では“怪しいコンサル”に2.2億円も払いながら、生命の危険に脅かされている安田さんにはビタ一文払う気がないらしい。ジャーナリストの志葉玲氏がこう憤る。

「日本政府がその気になれば、要求されている身代金はおそらく用意できるはずです。しかし、その気がないのでしょう。情報収集なんて説明しながら、実際は何もしていないのに等しい。世界のジャーナリストの間では『日本はジャーナリストに厳しい国』『見殺しにする国』とみられていて、今回の件でも呆れられています」

 菅官房長官は「邦人の安全確保は政府の最も重要な責務だ」と話しているが、嘘っぱちだ。

 

 

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