障害者は戦闘員にはなれません
勤労奉仕も叶いません
銃後の守りの厭えません
戦争にとっては、まさに「足手まとい」なのでしょう
...だから何だと言うのですか?
それが人間の価値を決めるのですか?
わたし(達)は「弱さ」を知っているから他人(ひと)の弱さを察し、ひとに優しくなれます
わたし(達)は闘う愚かさを知る素地を持っています
*今日のハートネット再放送の内容は意図的に思われます。
視聴率が低いからといって侮ってはなりません。為政者におごり高ぶりは、禁物です。そこを突き崩すのが権力のない側の戦略なのですから。
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先の大戦で多くの障害者が亡くなり、多くの人が障害者になりました。闘う愚かを知り、それを伝えられるのは私たち当事者です。そしてそれは「記号」では無くひとり一人の生活の営みそのものです。横丁の誰ちゃんは障がいが故、疎開が叶わず逃げ遅れて死に、三軒先の長男は右足が吹き飛ばされたのです。それが戦争です。
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http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2014-10/14.html
NHK ハートネットTV
平和じゃないと生きられない―沖縄で語りだした障害者たち
- 2014年10月14日(火曜)2014年10月21日(火曜)
- 2015年5月12日(火曜)2015年5月19日(火曜)
放送内容
1944年10月10日。今から70年前の太平洋戦争後期、アメリカ軍による大規模な空襲を機に、沖縄は戦場と化していきました。
地上戦が全土に広がり、民間人に甚大な被害が出る中で、障害者は「足手まとい」と置き去りにされたり、壕から追い出されたり、スパイ容疑で拘束されるなど、何重もの苦しみを体験したといいます。
しかし多くの障害者たちは、そのあまりの凄惨さや戦後も続いた障害への無理解・差別から、固く口を閉ざし、実態はあまり知られていません。
あれから70年。先月沖縄で起きた辺野古への基地移設を巡るデモの中に、80歳になる視覚障害者のおじいもいました。「沖縄は、現在も戦後を生き続けている。だからこそ障害者として平和を訴えていく」――沖縄で戦争を生き抜き、これまで声を上げることができなかった障害者たちが、今、少しずつ語り始めました。
生活の地がひとたび戦場になると、一体どんなことが起きるのでしょうか。沖縄県在住の盲目のシンガー・ソングライター・大城友弥さん(24)とともに証言者を訪ね、その声に耳を傾けます。
関連情報
大城さんが訪ねた南風原町の施設
南風原町立南風原文化センター
沖縄県島尻郡南風原町字喜屋武257番地
電話:098-889-7399 FAX:098-889-0529
出演者情報
- 大城 友弥さん(歌手・沖縄在住)
- 1990年生まれ 沖縄県八重瀬町長毛出身
2005年11月初のCDリリース。沖縄盲学校卒業後、ラジオのレギュラー番組出演やライブ、コンサート、イベント出演などで活躍中 - 「障がい者の戦争体験を聴いて」