チョイさんの沖縄日記 http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/2a5a5eaeb6d86e824792f0193dad7973より転載
シュワブ基地工事用ゲートをコンクリートブロックを積み上げて封鎖! 弾薬庫のゲートも
2016年01月26日
1月26日(火)早朝、福岡から来た2人を乗せ辺野古へ。ゲート前には工事用車両の進入を阻止するために多くのコンクリートブロックが積まれ、ブロックの前だけではなく上にも大勢の人たちが座り込んだ。機動隊は長い時間をかけてやっとブロックを除去、数台の工事用車両を基地の中に入れた。その際、ブロックの上に乗っていた一人が不当逮捕されてしまった。「不当逮捕を許すな!」、抗議の声が湧き上がる。
(工事用ゲート前には800ケほどのブロックが積まれた。)
以下、今日のゲート前の様子を報告する。
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午前7時前にゲート前に着いた。ちょうど機動隊の規制が始まり、座り込んでいた人たちが排除されたところだった。 機動隊員らが台車を使ってブロックを移動させている。
工事用車両がやってきた。皆で前に立ちはだかり、車を止める。機動隊が規制に駆けつけてきた。工事用車両に入られてしまった後、皆でゲート前のブロックを積み直す。軽トラで次々とブロクが持ち込まれてきた。総数は約800ケほどにもなった。
(工事車両の進入を阻止するために積み上げられた約800ケのコンクリートブロック)
午前9時前、機動隊がゲート前にやってきた。そして一斉に座り込んでいる人たちを排除しはじめた。
機動隊は、ブロックの回りに座り込んでいた人たちを排除した後、ブロックの上の人たちに襲いかかった。トラックをブロックに横付けし、機動隊員が荷台の上に乗ってブロックの上の人たちを降ろし始めた。10段ものブロックの上なのできわめて危険だ。
指揮をしていた山城博治さん(上の写真の左側)も無理やり引きずり降ろされた。
座り込んだ人たちが全て排除された後、機動隊は針金を切ってブロックの排除を始めた。
「一人が逮捕された!」という連絡が入る。皆、ゲート横の歩道部分に入り込み、フェンスを押し広げ、「すぐに解放せよ!」と抗議する。
生コン車等、数台が基地の中に入った。その後、工事用ゲート前には機動隊員らが並んだ。またブロックを積まれることを阻止しようとしているのだ。
東京の支援者からコンクリートブロック1ケが宅急便でゲート前に届けられた。重さ14Kgのブロック一つを送るために、何千円かもかかっているのだろう(「名護市キャンプシュワブ前座り込みテント宛」で郵便物は着く)。
「もうシュワブ基地の機能を麻痺させるのだ!」と、シュワブの弾薬庫に入る第2ゲート前にもブロックを積み始めた。米兵や軍警が様子を見にやってきたが、ブロックを撤去しようとはしなかった。