昨日(4月23日・水)は、うるま市長選挙に立候補している照屋大河さんの総決起大会。会場はいっぱいの人であふれた。
大河さんは、長年、与党県議団のまとめ役を務めて来られた。私も、県議会への陳情や様々な問題で何度もお世話になった。
大河さんは公約で、「戦後80年、沖縄を再び戦場にさせないために、市民の先頭でミサイル配備や辺野古新基地に反対します」と明言している。なんとしても、当選してほしい方 . . . 本文を読む
辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会は昨秋からズームでの連続学習会を続けています。第4回目の学習会は4月25日(金)午後7時~、次のテーマでお話をします。費用は後払いでかまいませんので、是非、お申込みください。
・4月10日の防衛省交渉の報告
・辺野古の工事の現状と課題
・大型ケーソン工とは何か?
なお、今までの学習会の映像は全て土砂全協のホームページで公開されていま . . . 本文を読む
朝からうるま市の宮城島へ。
平安座島の石油基地には、次々と土砂を積んだダンプトラックが入っていく。防衛局は設計変更申請書の「土砂に関する図書」で宮城島からの土砂は中城湾港から搬出すると明記していたが、本年3月4日から、知事の承認を得ることなく、平安座島の石油基地の民間岸壁からの土砂搬送に変更した。
沖縄県は3月6日、「土砂に関する図書」を変更する場合は、埋立承認の際の留意事項に基づき、知 . . . 本文を読む
4月10日、衆議院第2議員会館で辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会(「土砂全協」)の辺野古新基地建設事業の問題点を追及する防衛省交渉と、「止めよう!辺野古埋立」国会包囲実行委の院内集会に参加した。
奄美大島、福岡、沖縄、山口、静岡等から来られた人たちも含め、会場は約150名の参加者であふれた。国会議員さんは、近藤昭一、福島瑞穂、高良鉄美、屋良朝博さんらが参加。
冒頭、土砂全協は、奄美大島か . . . 本文を読む
国の情報公開法10条では、公文書公開請求の開示決定期限を「30日以内にしなければならない」とし、「事務処理上の困難その他正当な理由があるときは、30日以内に限り延長することができる」と定められています。
しかし、防衛局はこの間、ほとんどの公文書公開請求に対して、情報公開法11条の特例(例外規定)を濫用し、開示決定期限を大幅に延長しています。
(参考)情報公開法の開示決定期限 . . . 本文を読む
沖縄県「自民党・無所属の会」が県内全域に折込みチラシ --- 昨年6月の安和桟橋の死傷事故の原因は県民の「妨害行動」だと決めつけて知事批判。沖縄平和市民連絡会・本部町島ぐるみ会議が同会派に申入書を提出
3月30日から31日にかけて、「沖縄自民党・無所属の会」の4頁にわたる議会報告が、県内全域で新聞折り込み等で配布されました。 ワシントン事務所問題等が中心ですが、4面の上半分に、「名護市安和桟橋死亡事故問題 -- 玉城知事の無責任な対応」という記事が掲載されています。その内容には多くの事実誤認、決めつけがあり、多くの方から「これはあまりにひどい」と、問い合わせの連絡等が寄せられました。
その . . . 本文を読む
新たな資料集『辺野古新基地建設事業の現状と課題』(2025.4版)が完成しました。いよいよ大浦湾で始まった地盤改良工事や、奄美大島からの土砂調達問題、安和桟橋の死傷事故のその後の経過等をまとめたものです。
カラー・24頁で、112枚のパワーポイント資料を収録しました。
500円/部で販売しますので、必要な方は chuyokinawa@yahoo.co,jp 宛ご連絡ください。
送料は . . . 本文を読む
3月27日のブログでも説明しましたが、沖縄防衛局が、大浦湾の土質調査文書の開示決定を1年7ケ月も延長したことは違法だとして、「開示の義務付け」を求める訴訟を提起しました。是非、ご支援ください。
この訴訟は2つの大きな意味を持っています。
1.デニー知事が設計変更申請を不承認とした最大の理由は、軟弱地盤が海面下90mまで続いている一帯でのボーリング試験を実施していないことでした。設計変更申請 . . . 本文を読む
今日(3月27日)、辺野古新基地建設事業に関して、国を相手として公文書の開示を求める訴訟を提起した。
沖縄防衛局は、昨年から大浦湾で土質調査を行っている。この一帯は軟弱地盤が海面下90mまで続いているのだが、設計変更申請の審査で県が再三、ボーリング試験を実施するよう求めたが、防衛局は「離れた3地点の試験結果から類推できる」として頑なにボーリング試験を拒否してきたところだ。それが、いよいよ工事 . . . 本文を読む
沖縄防衛局は昨年11月20日からうるま市宮城島の鉱山から辺野古埋立土砂の搬送を始めた。
昨年12月4日、12月19日の本ブログ等でも説明してきたように、宮城島の鉱山からの道路は県道10号線だが、途中の4000mほどが農道となっている。この農道は、大型車通行量が1日に15台~40台ということで設計されているにすぎない。
しかし現在では、鉱山からのダンプトラックだけで150台/日を超えている . . . 本文を読む
少し先ですが、4月10日、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会が、辺野古新基地建設事業の埋立土砂調達、工事の問題点等について衆議院第2議員会館で防衛省交渉を行います。交渉の後は院内集会で、「辺野古を止める! 私たちの課題」と題してお話しをさせていただきます。
この間、質問書と集会資料集の作成に追われていましたが、19日、間に入っていただいている近藤昭一衆議院議員の事務所を通して、防衛省に提出しま . . . 本文を読む
辺野古新基地建設事業では当初から、昨年6月の安和桟橋出口部での土砂搬送ダンプトラックによる痛ましい死傷事故だけではなく、多くの事故が相次いできた。
2019年7月4日には、安和桟橋に横付けされた土砂運搬船(marumasa 1号)で作業していた作業員さんが、船底に6mも落下するという事故が発生した(2020.6.30 本ブログ参照)。ドクターヘリで搬送されたが、脳挫傷・脊髄損傷等で全治2ケ月 . . . 本文を読む
一昨日、沖縄防衛局から開示決定通知書が送られてきた。
この1月、昨秋から始まった大浦湾の土質調査報告書を公文書公開請求したのだが、防衛局は、開示決定期限を1年7ケ月も延長してしまった。そして、法定の60日以内に、「相当の部分につき開示決定」するとして、いくつかある文書の一つの文書の「表紙1枚」だけを開示するというのだ。残りの文書は、来年8月末まで待たなければならない。
そもそもこのような . . . 本文を読む
昨日(3月7日・金)、辺野古土砂全協の主催で海砂問題についてのズーム学習会が開かれた。
私が、「辺野古新基地建設事業の帰趨を握る海砂問題」について話をした後、沖縄の具体的事例を名護市東海岸・安部の中村さん、大宜味村の奥間さんが報告。そして湯浅一郎さんが、「海洋保護区(共同漁業権区域)での海砂採取禁止を」と題して話をされた。
沖縄平和市民連絡会は2019年頃から、沖縄県に対して「海砂採取の . . . 本文を読む
辺野古新基地建設事業は多くの問題を抱えながらも、昨年12月末、大浦湾海底に敷砂が散布され、本年1月には地盤改良工事のための砂杭打設が始まりました。今後、地盤改良工事(敷砂・砂杭)やA護岸・ケーソン護岸の中詰材等のために、386万㎥という大量の海砂使用が必要になります。沖縄の年間海砂採取量は、ここ数年、約80~140万㎥程度ですから、3年~5年分もの海砂が辺野古新基地建設事業のために使用されます。 . . . 本文を読む