チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

6月28日、辺野古への土砂を搬送している安和桟橋で痛ましい死傷事故が発生してしまった! --- 女性が飛び出して事故に遭ったのではない、全ての責任は、受注業者・警備会社・防衛局に!

2024年06月30日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋
 6月28日(金)、辺野古への埋立土砂を海上搬送している安和桟橋で、安全を確認せずに飛び出してきたダンプトラックに轢かれ、2人が死傷するという大変な事故が起こった。 亡くなったのは警備員(アルソック)のUさん。即死状態だったという。心からご冥福をお祈りしたい。 そして、沖縄平和市民連絡会のOさんが、両大腿骨骨折、骨盤骨折の重傷を負った。Oさんは大量出血のため、金曜日の深夜には、一時、重篤な状態にな . . . 本文を読む

今日(6月27日・木)は本部塩川港へ。オール沖縄会議現地闘争部会の毎月第4木曜日の集中行動始まる! 炎天下のもと、皆、懸命の牛歩行動 // またも繰り返された米兵による少女誘拐・性的暴行事件

2024年06月27日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋
 今日は朝から本部塩川港へ直行。オール沖縄会議現地闘争部会は、毎月第4木曜日を本部塩川港の集中行動日としたのだ。 午前中は60名ほどの参加だろうか。凄まじい暑さだったが、皆、黙々と牛歩行動を続けた。午前中に入ったダンプトラックは101台にとどまったとのこと、大きな成果だ。   それにしてもこの暑さの中での行動は厳しい。私はすっかりばててしまい、昼で塩川港を引き上げて辺野古に向か . . . 本文を読む

6月23日、岸田首相は沖縄戦全戦没者追悼式で「(辺野古埋立土砂の調達先については)県民の皆さんの思いはしっかりと受け止める」と、従来から一歩進んだ発言

2024年06月24日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 昨日(6月23日)は早朝から平和祈念公園へ。具志堅隆松さんやガマフヤー支援者の会のメンバーらが、20日から県庁前広場にテントを張り、「南部地区の遺骨混りの土砂を辺野古埋立に使うな」等を訴えてハンストを続けてきた。全戦没者追悼式を迎え、22日夕刻には平和祈念公園にテントを移した。 炎天下の中、ハンストは4日目に入ったが、具志堅さんたちは元気だ。朝から、大勢の人たちがテントを訪れてくれる。テント設置 . . . 本文を読む

具志堅隆松さんら3名が、「沖縄南部地区の遺骨混りの土砂で基地を造るな!」と訴えてハンガーストライキに突入!

2024年06月21日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 具志堅隆松さんら3名が、昨日(6月20日)から、沖縄県庁前広場にテントを設置し、ハンストに入った。政府が打ち出している辺野古新基地建設事業で遺骨混りの沖縄南部地区の土砂を埋立に使用する計画の撤回を求めた行動だ。 具志堅さんらは、6月18日、計画撤回を求めて東京で防衛省交渉を行ったが、防衛省は「まだ土砂の調達地は決まっていない。ご遺骨の問題は真摯に受け止める必要があると認識しており、適切に事業を進 . . . 本文を読む

沖縄県議会選挙でデニー知事の県政与党が大敗。何故、デニー知事の陣営は、「辺野古」に触れることを避けてきたのか?

2024年06月17日 | 沖縄日記・辺野古
 昨日(6月16日)の沖縄県議会選挙、デニー知事の県政与党が大きく議席を減らしてしまった(与党側議席20に対して野党・中立側が28議席)。あまりの事態に呆然としている。 与野党逆転は、2008年以来、16年ぶりだという。今後、辺野古新基地建設事業反対をはじめ、執行部提案の議案が通らなくなり、デニー県政の混乱は必至だろう。 国政では「裏金問題」等が強く批判され、各種選挙で連敗が続く自民党が、沖縄では . . . 本文を読む

慰霊の日、平和祈念公園での戦没者の尊厳を守る活動のためのテント設置問題 --- 沖縄県は、配布物の事前検閲、名簿の提出、ハンスト禁止等の許可条件を譲らず

2024年06月15日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 6月23日の慰霊の日、平和祈念公園での沖縄全戦没者追悼式の際に、具志堅隆松さんらが、戦没者の尊厳を守る活動を行うためにテント設置を申し入れたが、沖縄県はいくつもの条件を遵守しなければ許可しないとしてきたことは6月7日のブログでも説明した。 県が6月7日に提示した許可条件には、次のような項目があった。1.テントでは、戦没者遺骨のDNA鑑定申請呼びかけ以外の活動はしない。2.掲示物、配布物は事前に県 . . . 本文を読む

今日(6月12日)、県内17団体が、辺野古埋立承認再撤回を求めて沖縄県と交渉 --- なんと防衛局は今までに県の45回に及ぶ行政指導を無視してきた! これだけでも再撤回の理由となる!(加筆あり)

2024年06月12日 | 沖縄日記・辺野古
 今日(6月12日・水)は、県内17の市民団体の辺野古・埋立承認再撤回の知事宛要請書について、15名が参加して沖縄県土木建築部長交渉を行った。 我々が埋立承認再撤回理由とする8項目(6月11日のブログ参照)についての県の見解が示された。これらについては、県からの文書回答が来た後、説明する。 ただ、どうしても看過できない回答があったので、ここで触れておきたい。 「再撤回理由5」に関して、土建部長は、 . . . 本文を読む

明日(6月12日・水)、県内の17の市民団体が 辺野古・埋立承認の再撤回を求めて土木建築部長交渉

2024年06月11日 | 沖縄日記・辺野古
 沖縄県議会選挙が7日に告示された。16日が投票日だ。 なんとしても知事与党が過半数の議席を維持しないと、沖縄は大変なことになる。ただ、いくつかの選挙区で、与党の候補者が乱立しているのが気になる。                         (2024.6.2) 明日(6月12日・水)は、県内の17の市民団体が辺野古・埋立承認の再撤回を求めて沖縄県土木建築部長と交渉する。 代執行で設計変更申請 . . . 本文を読む

沖縄県、具志堅隆松さんらに慰霊の日の平和祈念公園でのテント設置を認める! --- ただ、一部の許可条件はどうしても納得できない。県は「持ち帰って検討」というので、再度、話し合うことに。

2024年06月08日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 具志堅隆松さんやガマフヤー支援者の会は、ここ数年、6月23日(慰霊の日)に平和祈念公園にテントを設置し、遺骨が混じる南部地区の土砂を辺野古埋立に使用しないことや、遺族の方にDNA鑑定申請するよう訴えてきた。デニー知事も式典の後、テントを訪れ、具志堅さんらを激励してくれていた(2021年6月23日のブログ参照)。しかし昨年は特に警備が強化され、テント設置が認められなくなってしまった。  今年も5月 . . . 本文を読む

昨日(6月4日)は、辺野古でカヌーで抗議中に海保のボートにぶつけられて負傷した千葉さんの国賠訴訟の口頭弁論 --- 目撃者についても証人採用された!

2024年06月05日 | 沖縄日記・辺野古
 昨日(6月4日・火)は、辺野古でカヌーで抗議中に海保のボートにぶつけられて負傷した千葉さんの国賠訴訟の第15回口頭弁論を傍聴した。 この日、次回以降の証人採用について裁判所の判断が示された。被告・国は、「その必要はない」と強く主張していたが、目撃者についても証人として採用された(もちろん千葉さん本人も採用)。 7月中の進行協議の後、9月にも証人訊問が行われる。 なおこの日、原告からは、臨時制限区 . . . 本文を読む

辺野古のフロート・汚濁防止膜工事は何故、いつも大成建設が受注しているのか? これは、「談合・官製談合」ではないか?

2024年06月03日 | 沖縄日記・辺野古
 辺野古の工事区域(臨時制限区域)を囲っているフロートは、抗議船やカヌー等の進入を阻止するためのものだが、総延長10km以上にもなる。 2014年に設置が始まり、その後も、フロートの径を大きくしたり、鉄柵・ロープをつけるなどの改造が行われてきた。また、台風接近時には、いったん撤去しなければならない。 このフロートや汚濁防止膜の設置・維持管理事業について、談合・官製談合ではないかと思われる不可解な点 . . . 本文を読む

与那国町長が政府に要請している比川港湾建設計画に関する文書の不存在決定に対して、行政不服審査法に基づく審査請求。与那国町の全国で最も進んだ情報公開条例の趣旨が無視されている

2024年05月30日 | 南西諸島軍事強化問題
 5月23日の本ブログでも説明したように、現在、与那国町長は、島南部の樽舞湿原一帯を掘削し、全長約1.2km、幅約300mもの巨大な新港(比川港湾)建設を政府・県に要請している。「有事」に備え、自衛隊等が使用するためのものだが、当然、米軍の使用も想定されているのだろう。この樽舞湿原は、保全配慮が必要な環境省の「重要湿地」にも選定されている貴重な湿原であり、このような巨大な港湾建設は許されない。 そ . . . 本文を読む

5月27日、辺野古・土砂全協役員らが、玉城デニー知事と面談 ---「辺野古」を阻止するための具体的な方針提起を要請。午後は、知事公室長・土木建築部長・環境部長らと意見交換

2024年05月29日 | 沖縄日記・辺野古
 5月27日(月)、辺野古土砂搬出反対全国連絡協(土砂全協)の役員ら7名が、デニー知事と面談した。私も土砂全協の顧問にしていただいているので、知事との面談に同席した。 国の代執行により大浦湾の工事が強行されている現状の中で、県があくまでも辺野古新基地建設事業を止めるための具体的な方策を示すことが求められている。土砂全協は27日に提出した知事への要請書(末尾に添付)の中で、生物多様性国家戦略に照らし . . . 本文を読む

今日(5月26日)は、うるま市で辺野古土砂全協の総会。各地の軍備強化に反対する市民グループ等からの報告が相次ぐ。私も、辺野古の現状についてミニ講演(加筆あり)

2024年05月26日 | 南西諸島軍事強化問題
 昨日から3日間の予定で、辺野古への土砂搬出に反対する市民団体等の連絡会として発足した辺野古土砂全協の総会が始まっている。 昨日の、辺野古・塩川等の視察に続いて、今日(26日・日)は、うるま市で講演会、総会が開かれた。講演会では、鹿児島の磨島さん、土砂全協顧問の私と湯浅さんの講演の後、鹿児島、大分、岩国、北九州各地の生々しい軍備強化の動きが報告された。 私からは、最近報道された奄美大島からの土砂調 . . . 本文を読む

5月24日(金)、辺野古周辺住民の抗告訴訟の記者会見に同席。「国は上告するな」という要請書に、沖縄・全国の180を超える団体が賛同

2024年05月25日 | 沖縄日記・辺野古
 昨日(5月24日・金)は、辺野古周辺住民らの抗告訴訟原告団の記者会見に同席した。2018年、沖縄県の埋立承認撤回を国が取消した採決の取消しを求めた訴訟で、福岡高裁那覇支部は5月15日、4名の原告適格を認め、一審判決を取消して那覇地裁に審理を差し戻すという画期的な判決を出した(詳細は5月15日の本ブログ参照)。 今までの辺野古新基地建設事業をめぐる、県・住民の訴訟はほとんどが内容に踏み入ることなく . . . 本文を読む