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2/16「辺野古報告」沖縄を返せ、座り込めここへ!機動隊が近づいてくる、私の腕をツネる…(菱山 南帆子)

2017-02-17 14:02:56 | 沖縄

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2/16 沖縄、辺野古報告

菱山 南帆子さんFBより

昨夜は「海と風の宿」に泊まり、宿の成田さんと初めてお会いすることができました。とってもいい宿です。オススメです。

今朝は、7時にはゲート前に到着して座り込みに参加。歌を歌ったり、参加者の方が代わる代わるマイクを持ちスピーチ。現地で聞く市民の訴えは聞いてて飽きません。
8時半過ぎ動きがあり、現場は少々緊迫。8時45分くらいから歌を歌い始めます。「沖縄を返せ」「座り込めここへ」「今こそ立ち上がろう」「がんばろう」など歌いながらスクラムを組む。

9時、機動隊のカマボコがやって来る。機動隊が列をなして近づいて来た。

「力を抜いて」「なるべくですが、自分の足では歩かないように」「非暴力抵抗運動ですので、殴ったりしないように」「怪我をしないように」「無理をしないように」「それでも頑張ろう!」とエールと闘い方を確認し合う。

「沖縄を返せ」「座り込めここへ」を再度歌う。

9時過ぎ機動隊が目の前に並ぶ。カメラで参加者を撮影し始めながら立退けと言い始める。

その機動隊を跳ね返すかのような激烈な「帰れ」コールが響く。

機動隊の1人が時計を見て市民の排除に取り掛かる指示をだす。
ごぼう抜きが端から始まった。

ごぼう抜きが始まると両脇の仲間とのスクラムを組む腕にグッと力が入る。足を持たれないよう隣の仲間たちと膝をくっつける。スクラムを組みながら自分の両腕をしっかりと持ち力を入れ、人間の鎖のような形になる。

とうとう私のところに機動隊が来た。
両脇の男性に取り掛かるより私の腕を解く方が簡単だと思ったのか、4人がかりで腕を解こうとする。


横からリーダー的な機動隊が私の腕をツネった(!)  痛い!と言ってもやめない。

後ろにいた仲間が「若い子に暴力振るうな!」と怒りの声がした。

かなり抵抗したがとうとう手を解かれ機動隊2人に両腕を抱えられた。私は言われた通り「自分の足でなるべく歩かな」かった。
意外と機動隊が想像していたよりも私の体重が重かったのか私は両ひざを道路のアスファルトに引きずられるような形でズルズルと移動させられた。

9:40頃に全員排除。

歩道に機動隊が立ちはだかり、工事車両を入れる。
歩道を塞ぐ機動隊に市民の抗議の怒号が飛んだ。ごぼう抜きされた市民を放り投げるようにして私たちの集まりに参加者の仲間を押し付けたところから一時揉み合いになった。

機動隊は解散しろ!のコールがあちらこちらから飛ぶ。やっと機動隊が立ち去る。

私たちはまた撤去されたブロックと木の板を持って座り込みの簡易ベンチを作り、座り込みを再開。

様々な参加者からのスピーチや歌が始まりました。

「沖縄のスーパーで子どもがお菓子を買ってくれとごね、母親が根負けしてレジにお菓子を持って行くとき、子どもに「ほら、いつまでそこに座り込んでるの!」と言うと、子どもが「すわりこめーここーへー!」と歌い出した」などと言ったエピソードが語られた。

座り込みから帰る途中、辺野古の海に寄った。私が11年前に海上でヤグラにしがみついて闘った海だ。
こんな綺麗な海が埋め立てられるなんて許せないと思った。
浜で貝殻を拾いながらこの貝を「ちゅら海の遺骨」にしてはならないと強く思いました。

歌を歌いながら隣の仲間と腕を組む事の大切さも知りました。
非暴力抵抗でも1人ではあっという間に引っこ抜かれてしまいますが、仲間たちと腕を組む事で簡単には引っこ抜かれないのです。
引っこ抜かれてもまた元の場所に戻る。

この沖縄での非暴力抵抗運動に学び、また明日も頑張り、沖縄の闘いを東京に持ち帰ります!

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