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民主党海江田代表「分厚い中間層を再生させる」 ~いいキャッチフレーズだな!

2014-11-25 23:53:57 | シェアー

分厚い中間層を再生…いいキャッチフレーズだな!

※ 二極化を止める経済政策でないと、若者は、これからの日本は大変なことになる!!


http://www.dpj.or.jp/article/105473より転載

「アベノミクスとは違う、もう一つの道で分厚い中間層を再生させる」海江田代表

「アベノミクスとは違う、もう一つの道で分厚い中間層を再生させる」海江田代表 
 海江田万里代表は18日夜、臨時記者会見を党本部で開き、これに先立って行われた安倍総理の記者会見に対する見解を述べた。
 海江田代表は「あらためて今度の解散総選挙は、大義名分のない総選挙だということを確認した」と述べ、来年10月の消費税増税見送りを選挙の争点とする旨の安倍総理の発言に対しては「消費税の引き上げについては、消費税法付則第18条に『その時の経済状況を見て判断する』と書いてある。法律に書いていないことをやって国民に負担をかけるのであれば『国民に信を問う』ということも考えられるが、先送りは国民に負担をかける話ではない。また、私どもも今の経済状況では消費税を10%に上げられる環境ではないということを確認したし、他の野党も同じような判断をしている。その意味では、安倍総理の考え方を真っ向から否定する政党はなく、争点になるはずがない」と述べた。

 安倍総理が「民主党で経済は落ち込んだ」と繰り返していることには、「事実と違う」と前置きし、「(民主党政権の)3年3カ月の間にGDPの実額は5%以上伸びている。この間には3・11の東日本大震災や、福島第1原発事故もあったなかで、私たちはGDPを着実に伸ばしてきた自負がある」と反論した。その上で2年間の安倍政権については「GDP実額の伸びは1.4~1.5%だ。『雇用は100万人増えた』というが、非正規労働者が150万人増え、正規雇用の人は9万人減っているというのが現実だ。これは安倍政権の経済政策の間違いを示すものではないか」と批判した。

 民主党が訴える政策については、「私たちは、分厚い中間層を再生させることが日本の経済を持続的に成長させていくことだと従来も申し上げてきたし、これからも訴えていく。日本の分厚い中間層が再生され、中間層が健全な消費を行っていくことが経済の成長の大きな要になる」と述べ、安倍総理が記者会見で「(アベノミクスのほかに)道はない」と繰り返したことに対し、「そんなことはない。格差を拡大し、一部の富める人たちがますます富み、一部の企業だけが収益を上げていくというのは経済成長にとっての必須条件ではない」と述べ、「私どもは、もう一つの道、別の道があるということをしっかりと国民に示していく。それがこれからの民主党の役割だ」と強調した。また、「安倍総理は集団的自衛権、特定秘密保護法、原発再稼動の問題に触れなかった」と指摘し、これらの問題や、年金積立金による株式運用枠の拡大、円安倒産の増加など、国民生活に直結する課題について選挙戦で訴えいく考えを示した。

 海江田代表は発言を締めくくるにあたり「私たちは愚直にわが国の分厚い中間層を再生させるということ、働く人たち、子育て中で頑張っている人たち、年金生活の人たち、すべての人に政治の光が届くように、選挙戦を通じて一つ一つ具体的な政策を提言していく」と、選挙戦への決意を力強く語った。

 記者からは、安倍総理が「消費増税の再延期はない」と発言したことの受け止めを問われ、「本当に1年半の延長でできるのか。これまでと同じような経済政策では危ういものになるのではないか」と述べた上で、7~9月期のGDPの速報値がマイナス1.6%だったことは「(今年4月の消費増税への経済対策として組んだ)5.5兆円の補正予算が効かなかったことの証左」との見方を示し、「また経済対策を考えているようだが、これまでと同じやり方で効くのか、むしろ財政を悪化させるだけになるのではないか」と懸念を示した。

 安倍総理が経済政策の成功に自信を持っているような発言をしていることに対しては、「本当の自信なのだろうか。政権を担うにあたって今年4月の消費増税と来年10月のさらなる増税は分かっていたことであり、それに対して十全な対応ができなかったということであれば反省と分析とが必要だが、それがまったく行われていない。2年間の政策の検証をしていないというのは『反省の色なし』ということで、同じことを二度やられたのでは困る」と批判した。


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民主 アベノミクスに対抗 政権公約を発表

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014112502000131.html



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