こんなとことは・・・誰も知らず
ジモティの母も「60年くらい前の記憶だから」と曖昧極まりなし
まだまだ先があるのです
心配なのは母の足。。
先に行くからゆっくり降りてきて
と子供たちを追いかけて洞窟入口へ向かったのでした。
母は何とか洞窟入口の休憩所までたどり着き、そのままのんびり待ち時間。
私たちは・・大人のみ上着を羽織り、靴を無料サンダルに履き替えていざ洞窟内へ
入ってすぐにひんやりした空気を感じ、ここからの別世界を実感しました。
↑ここは序の口。この先、水に足を浸らせながら突き進むことになるのです。
水に浸った足は芯まで冷えるのです。
明りのついたところだけを進むのですが、片道900メートルで
途中、長男も次男も鍾乳洞に頭をぶつけ、
進む人と戻る人がすれ違う幅もないところで、お互いに道を譲りあいながら・・
最後は岩の下を潜り抜けたりもしながら到達するのです
驚くべきは、孫連れの老夫婦や、子供2人連れの父親、赤ちゃん連れの親子がいること
小さい子は「冷たい」「怖い」と泣き叫んだりもしている
狭くて暗いところが苦手な私は、家族の後ろから恐る恐るついていきました
比較的、観光客が多くてよかった~
ここに家族だけだったら・・・怖い・・・
休憩所で待つ母に「来なくて正解。足元悪くてたいへんだったよ。」と報告。
でも自然のワイルドさを堪能できて楽しかった
そして、帰りの坂道ですが・・・
母が辛そう、と思う頃に業務用のディーゼルカーが登ってくる音がして
「おばあちゃんだけでも乗せてもらえませんか?」と懇願してみたら・・
「どうぞ、一人じゃ危ないから補助であなたも」と、周りの視線にも耐えながら荷台に乗せてもらったのでした
外の景色も羊の群れのような風景で、60年近くぶりにこの景色を見れたことがうれしい、と母も大満足でした。
次男は休憩所で・・・ちゃっかりアメジストやらなんやら・・こぶし大の石を母に買ってもらっていました
オレは鍾乳石にしろよ、ってアドバイスしたんだけどね(兄ちゃん談)