中学生の次男、美術館での鑑賞の宿題についてはすっかりママ頼り。
私だって、美術館だったら宿題を理由に好きなところへ行けるとあって
かねてから訪ねてみたかった『根津美術館』へと繰り出しました
直前までの刀剣ものの展覧会は人気だったようですが、今は『絵の音を聴く』がテーマで
屏風や蒔絵などテーマに併せてたくさんの作品展示があるのに日曜にもかかわらず平日並みに
空いていました
出向く前に、尾形光琳の燕子花が展示されているかが気になり、《お問い合わせ》してみました
なんと、作品保存の関係で、毎年GW前後の一か月しか展示されないとのこと
残念な気もしましたが、そちらは来年出向くとして・・・
とにかく次男を私なりに美術館デビューさせました が・・・
ま~表参道についてからの次男の機嫌悪さといったら
「都会、嫌い ビルばっか」
まだオープン前のPradaやChloeのビルにも鋭い視線を投げつけている
あ、見えてきた、美術館入り口
と、竹林が並ぶエントランスを指さすと・・
「いいじゃん」
と、ご満悦
とりあえずホッとして、受付へ案内いたしました
中学生は無料
音声ガイドもそれぞれに借りて・・・
そこからは同室にいるもののそれぞれが別の作品を見て回るという予想外の展開に。
ふと、ヤツの持参した宿題プリントが気になったので・・
手荷物を途中でロッカーに預け、プリントチェックしてみました。
☆好きな作品と作者、選んだ理由を記入 ※これが6箇所
☆美術館で心に残ったものやイメージをデッサンすること
☆入館の半券もしくはスタンプなどを押すこと
ねぇ、これ一通り見た後に記憶に残る作品のとこに戻ってメモしとこうよ。
宿題をやっている風の中学生は見当たりませんでしたが、ちゃんとお気に入りの作品を抑えていて
ちゃんと場所を覚えていてくれて・・案内役としては助かりました
好みの作品のメモをみているうちに私のほうでも予測が出来るようにもなってきて、、
次、このへんでしょ
という感じで効率よく回れました
そして・・併設のカフェにも行くという
カフェのあとは庭園を散策したいという
暑いから諦めていた私のちょっと行ってみたい欲求も満たされました
ショップでの買い物にも余念なく・・・
帰り道にはお店から漏れる冷気を感じるたびに笑いあいながら、あっという間に駅につき・・
結局、お互いに充実したひとときをすごせたよう