クルマ好人雑記帳(移転しました)

速いだけがスポーツカーじゃない、小さいだけがコンパクトカーじゃない。新しいクルマの価値を模索するメモ帳です。

スープラの後継車は「MR-S的成り立ち」?

2007-10-21 17:55:53 | クルマ
今日はスープラの後継車として評されていた(?)トヨタFT-HSに注目してみたいと思います。

この日本では今年の東京モーターショーで初めてとなるお披露目になるわけですがちょっとおかしいぞ。
スープラってあの伝説的名車 トヨタ2000GTの後継車として1980年代に出たんです。GTカーといえばただ走りを追求しただけでなく十分な快適性、そして実用性も兼ね備えたある意味スーパーカーなわけです。
そして今回のこのFT-HSを見ると・・・・・・・・・小さい。

全長4325×全幅1860×全高1290mmというサイズらしいです。スープラは重量があってもエンジンの力強さでカバーできていました。しかし、エンジンは3.5リッターV6に新世代のスポーツハイブリッドシステムを組み合わせて、最高出力は約400psにも及ぶといわれています。まあ、十分過ぎるといえば十分ですが多分、ライバルでなるであろうGT-Rはもう大台の450psという日本車としては考えられないパワーを発揮しているわけです。あ、もしかしたらこの400psってモーターの数値は入っていないのかもしれません。
そうなってくるとあることを思い起こせます。
それは2007年でその幕を閉じたMR-Sです。
あのクルマはMR-2で排気量などに頼りすぎた(といってもかなりのポテンシャルは持っているようです)ためにクルマを操る喜びという基本事項を踏まえたうえで開発されたライトウェイトスポーツカーです。
そう、ヘビーからライトへ僕はそれを「MR-S的成り立ち」と呼んでいます。
まだ、MR-Sしかこの変化の仕方は知らないのですが大きく路線変更するというのは前代未聞だったのではないのでしょうか?

デザインはスープラの後継車というかどちらかというとセリカっぽい感じがしないでもないですね~。もちろんCaltyですから最終セリカとデザインは同じですね。
エッジは効いたクルマです。この白のボディはとっても綺麗です。
丸みで空力抵抗を考えずにとにかく車高を低く。これには脱帽です。本格的スポーツカーの香りはプンプンします。

内装は結構スパルタン。このレーシングカーのようなシートを含めてかなりの威圧感を漂わせています。といってもやっぱりトヨタ。それなりの高級感も忘れてはなりません。そこはステアリング周りの液晶パネルなどでカバーしています。

とにかく、GT-Rと並んで早く路上で見てみたい一台です。



にほんブログ村 車ブログへ←クリックお願いします





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (C4)
2007-10-22 16:25:59
ハイブリッド+大排気量エンジンはショー向けの設定なのかもしれませんが、スポーツカーを出すというのは結構現実味がありますよね。スバルと比較的安価なスポーツカーを共同開発しているという話もありますし、なによりスポーツカーらしいスポーツカーがラインナップされていないわけだし。
返信する
Unknown (X5)
2007-10-24 07:39:26
>C4さん

確かにそうですね。MR‐Sが無くなった今トヨタスポーツを蘇らすための予行かもしれません。
返信する

コメントを投稿