ツール・スポーツ

最近になって、ものすごく気になるクルマがあるんです。
それがフィアット・バルケッタ。クルマ自体はもう発売されてから結構経つのですが、今でもその存在間は褪せません。町で見かけた時に起こる、あの高揚感はなんでしょう。このバルケッタは元々コンパクトカーがベース。エンジンも大きくはないし、ターボやらで大きな馬力が出ているわけでもない。
かといってフェラーリみたいに華やかなものでもないのです。
このクルマが輝いているポイントは「輝いていない」ところです。（矛盾ｗ）
輝いていないという意味は適度に地味だということ。確かに、オープンカーだし普通のセダンよりは派手かもしれませんが、スポーツカーの部類では地味な存在。
ある程度の実用性を兼ねつつも、見かけるだけでココロオドルクルマってのはそうないと思うのです。
1.8L 直4 130psという数値はスポーツカーと呼ぶには少々物足りないような気もしますが、重量が軽いのでしょうか？走りに関する評価は高いのです。

このようなクルマが日本にないのは非常に空しい。（コペンあるけど）見かけるだけで気分を高揚させてくれるクルマはそうないと思いますよ。
どちらももう生産中止だけれど、トヨタ・MR-S、ホンダ・S2000。確かにどちらもカッコよくて性能もいい。でも完璧すぎるし、ヲt（ryっぽい気がしないでもないのです。適度にお洒落で乗っていても疲れない小気味良い車。
僕が思うにこのクルマは「ホームラン級の当たりをしたバットの音」、のような存在なのです。（笑）




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