日々の出来事と感想を綴ります

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刻々と変化する

2016-11-04 | 雲海
【2016.11.04(fri)】
雲の動きを見守る。

・11月に入りFacebookでも雲海の記事が沢山upされるようになりました。
“ここのところよく発生してるよ!”の情報を頂き、天空の山城と称される<備中松山城>を撮りに出掛けました。

・雲海が出るかどうかがポイントです。一応出やすい条件を狙って出掛けるものの、後は運ということですね。
岡山自動車道に入った頃から朝霧が立ち込めたので期待できるかなと思いました。

・この城は高梁市にあり、R484から山道を4km入ったところに<備中松山城展望台>という場所が設けられています。
主に雲海を見る為に作られたものでしょう。他にも見る場所はあるかと思いますがここが一番メジャーです。

・夜明け前のam6:00頃の到着でしたが、新/旧(低/高)の木製展望デッキは、既に三脚を設置して準備中の方で満席。
若干位置は低くなるが地面に三脚を構えるしかない。この時間で40人は超えている。
展望台は前面の木々がきれいに伐採されていて、目の前は開け雲海が広がっているのが分かる。

・同じくお隣の地面に三脚を立てられた方に話を聞きながら私もセッティング。城が現れる位置など教えて頂く。
岸和田市の方で前夜20:00に出発。SAで仮眠をとり少し寝過ごし…私とほぼ同じ時刻に到着されたようだ。

・ちなみに今日の一番乗りの方は3:00着だったそう。 未だ深夜と言える時間帯。いい場所を確保するのは大変だ。
徐々に空が明るみ写真が撮れる状態にはなるが色合いは今一つ。

・夜明けの僅かな時間帯のみ太陽光が当たり、城がオレンジ色に染まる。
本日の高梁市の日の出タイムは6:29でした。
ちなみにこの展望台から城は南西方向となり、東側は林が茂っているので太陽そのものは見えません。

・城は標高430mの「臥牛山」頂上付近に建っています。
現存する天守がある山城としては日本一の高さ。

・城の向う側の雲がするすると山に這い上がってくる。片時も目が離せない。

・早い時間帯には無かった城の手前の山腹に雲が上ってくる。

・“仕事に行かなくちゃいけないので帰りまーす”などの声が上がりはじめ、ボツボツと展望台に空きが生じたので移動する。

・ほんの数mの差ですが視点が上がることで雰囲気が変わります。

・8:30頃雲が再び下に引いていくのを潮に引き上げました。
頂上付近のみが雲の上に顔を出すというベストな状態ではなかったものの、
頻繁には来ることが出来ない場所ですので今回はまあラッキーだったと思います。

【note:備中松山城展望台】
◆所在地:岡山県高梁市松山奥万田町
◆アクセス:鳥取自~R53~(津山IC)~中国自~(北房JCT)~岡山自~(賀陽IC)~R484~地方道~(展望台)
◆距離/所要時間:鳥取市の当方自宅~展望台まで約145km/2h30m程度
◆駐車場:展望台の近くの空き地には4~5台しか置けず、後続は路駐となります。
この道を走る車の多くは雲海目的なので、交通の支障になることも無く譲り合えばokかと。


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・展望台から<備中松山城>の「城見橋公園駐車場」迄の距離はナビで16kmと表示されたので向かってみる。
到着した駐車場からは15分おき(繁忙期?)にシャトルバスが出ています。
シャトルバス終点の「ふいご峠駐車場」から上は徒歩しか手段はありません。

・大手門跡付近

・二の丸の広場から見る本丸方向~天守。

・漆喰塗りの白が映える天守。国の重要文化財に指定されています。

・帰路に三の丸と、その先かすかに下界の市街地を見る。

・シャトルバス終点~本丸までの間は徒歩15~20分の道のり、
個人的には久松山よりは楽ですが竹田城址よりは若干きついかな?と思いました。

・この城の歴史は古く鎌倉時代に臥牛山の一つの峰、大松山に砦が築かれたのが始まり。
街なかの高梁高校近くから遊歩道が頂上まで延びています。ウォーカーの方が登られる姿をちらほら見ました。
最高所で480mですから時間があれば下から登ってみるのもいいと思います。

See you.

I.O

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