ほうせんか *-* コナン、夏休みの宿題 *-*

『ほうせんか（鳳仙花）』と聞いて、みなさんはまず何を思い出しますか？

ワタクシの場合、沖縄の民謡『てぃんさぐぬ花』です

　　　　　　　　　　
てぃんさぐぬ花や
爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ
親(うや)ぬゆし言(ぐとぅ)や
肝(ちむ)にすみり
　　　　　　　　　　

　歌詞の意味　
てんさぐの花（鳳仙花）は、爪先に染めるもの、親の教えは心に染めなさい。

ほうせんかは爪紅(つまべに)とも呼ばれ、昔は鳳仙花の花で爪を染めたそうです。
小学生の時に沖縄に行った時にこの歌を何回も聞く機会があって、すっかり覚えてしまい、
帰る頃には覚えてよく歌っていました
（今はもう覚えていません）


さて、前置きはそれくらいにして・・・
我が家のほうせんかです
　　

コナンが学校で種を捲いて、夏休みなので、持って帰ってきました。
（実際に持って帰ってきたのはワタクシ）
で、ほうせんかの観察日記を書くのが、夏休みの宿題なのです

コナンの植物を育てる力は人並みはずれています
あるイミ、すごい才能です
だって・・・、ありとあらゆる植物たちが育たないんです

そりゃあもう、懇切丁寧に水やりをします
が、しかし・・・
１年の時の朝顔は７つしか花を咲かせませんでした
２年の時のミニトマトは２つしか実を実らせませんでした

一生懸命水やりをしても一向に育たない植物たちにコナン打ちひしがれていきます

今年は「観察日記」の宿題があるのに、打ちひしがれては出来ません
というワケで、今年はワタクシが水やりをいたしました
おかげで、ほうせんかたちは赤い花を咲かせるようになりました

観察日記はほうせんかの花が咲いた時と種ができた時に書くことになっています。
早速花が咲いたので、コナンに日記を書くように言いました。
10分くらいしたら、コナン、リビングで遊んでいます
「コナン、観察日記は？」
『書き終わったぁ』
「ほうせんかを1回も見ていないのにって言うか、ベランダに出てもないじゃん」
観察日記のレポート用紙を見たら、確かに書かれていました。
ほうせんかの絵と、文章が・・・
《ホウセンカの花が咲きました。ベランダを見たらきれいな花を咲かせていました》

・・・・・・・・・・これだけ

「コナン、観察日記やで　ベランダに行って見てから書きなさいっ」
コナン、しぶしぶベランダに出ました。
「花、いくつ咲いてるねん」
『4つ～』
「アンタの日記には花が２つしか書いてへんやんかーっ」

コナン、日記に「花が４つ咲いていました」と付け加えました。
『で～きたぁ』

だぁーめだ、こりゃ・・・

絵を描くのが苦手、文章を書くのも苦手なコナンにはこれが精いっぱいでしょう

しかし・・・
ほんとにこんなんでえぇんかなぁ・・・