この頃に参加した勉強会の時のお話を・・・。
講師は落語家さんでした。
お兄さんがダウン症ということで、「兄弟が障碍者」という健常者の立場からの経験談を語ってくださいました。
さすが、落語家さんだけあって、お話はお上手でした。
お兄さんとの心あたたまるエピソードや、障碍者を抱える家族の大変さ、などを
面白おかしくお話してくださいました。
お話の最後に「これだけはみなさんにお伝えしたい」とおっしゃって、
ホワイトボードに二文字、お書きになられました。
障 碍
「こう書いて、『しょうがい』と読みます。みなさんがご存じなのは障害という字ですよね。
以前は『しょうがい』は『障碍』と表記されていました。
『碍』とは「さしつかえる」という意味があり、何かをする時に「さしつかえる」ものが『障碍』だったのです。
それが、戦後、当用漢字が定められ、『碍』の字は使えなくなり、代わりに『害』の字が
当て字として使われるようになりました。
でも、『害』だと「害のある人」って印象を受けませんか?ボクはとっても嫌いです。
兄は「害がある人」ではありませんから
それで、ボクは、こうやってお話させていただく時に『障碍』という字を広めていっているんです。
出来たら、みなさんも、これから『障碍』の字を使ってください」
ワタクシ、「へ~っ そうだったんだぁ」と目からウロコだったのでございます。
と、言うワケで、ワタクシが「障碍」とここでも使っているのはそういうワケなんですね~
コナンは「害ある人」ではありませんから
やっぱり、文字で受ける印象ってあると思うんですよ。
「障害」では、やっぱり良いイメージは受けません。
ついでに言えば、「自閉症」という表記もそうですよね。
脳の機能障害により、コミュニケーション能力に課題があり、社会性に困難があるというのに、
「自閉症」で受けるイメージは「自らの殻に閉じこもった人」って感じでしょう?
ワタクシ、個人的に「自閉」という表現は好きではありません
・・・と、話が逸れました
でも、最近は「障害」と表記するのは、はばかられるようになってきたようです。
「碍」の字は当用漢字ではないので、やっぱり使えないのか、新聞などでは
「障がい」と表記していることが多いですね
社会でも障碍者を「害ある人」と表現するのはよくない、という風潮になってきたんでしょうか?
それなら、嬉しい限りです
うろ覚えですが、診断名として表記する場合は「障害」となるらしいです。
「広汎性発達障害」という表記になるわけです。
やっぱり、公で用いる場合には当用漢字を使わないといけないんですかね???
と言うワケで、この記事を読んで、賛同していただけたそこのアナタ
これからは障碍の文字をお使いくださいませ~
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講師は落語家さんでした。
お兄さんがダウン症ということで、「兄弟が障碍者」という健常者の立場からの経験談を語ってくださいました。
さすが、落語家さんだけあって、お話はお上手でした。
お兄さんとの心あたたまるエピソードや、障碍者を抱える家族の大変さ、などを
面白おかしくお話してくださいました。
お話の最後に「これだけはみなさんにお伝えしたい」とおっしゃって、
ホワイトボードに二文字、お書きになられました。
障 碍
「こう書いて、『しょうがい』と読みます。みなさんがご存じなのは障害という字ですよね。
以前は『しょうがい』は『障碍』と表記されていました。
『碍』とは「さしつかえる」という意味があり、何かをする時に「さしつかえる」ものが『障碍』だったのです。
それが、戦後、当用漢字が定められ、『碍』の字は使えなくなり、代わりに『害』の字が
当て字として使われるようになりました。
でも、『害』だと「害のある人」って印象を受けませんか?ボクはとっても嫌いです。
兄は「害がある人」ではありませんから
それで、ボクは、こうやってお話させていただく時に『障碍』という字を広めていっているんです。
出来たら、みなさんも、これから『障碍』の字を使ってください」
ワタクシ、「へ~っ そうだったんだぁ」と目からウロコだったのでございます。
と、言うワケで、ワタクシが「障碍」とここでも使っているのはそういうワケなんですね~
コナンは「害ある人」ではありませんから
やっぱり、文字で受ける印象ってあると思うんですよ。
「障害」では、やっぱり良いイメージは受けません。
ついでに言えば、「自閉症」という表記もそうですよね。
脳の機能障害により、コミュニケーション能力に課題があり、社会性に困難があるというのに、
「自閉症」で受けるイメージは「自らの殻に閉じこもった人」って感じでしょう?
ワタクシ、個人的に「自閉」という表現は好きではありません
・・・と、話が逸れました
でも、最近は「障害」と表記するのは、はばかられるようになってきたようです。
「碍」の字は当用漢字ではないので、やっぱり使えないのか、新聞などでは
「障がい」と表記していることが多いですね
社会でも障碍者を「害ある人」と表現するのはよくない、という風潮になってきたんでしょうか?
それなら、嬉しい限りです
うろ覚えですが、診断名として表記する場合は「障害」となるらしいです。
「広汎性発達障害」という表記になるわけです。
やっぱり、公で用いる場合には当用漢字を使わないといけないんですかね???
と言うワケで、この記事を読んで、賛同していただけたそこのアナタ
これからは障碍の文字をお使いくださいませ~
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初めて見たときは、恥ずかしながら読み方さえも
わからなかった、無知な私です。
広まって欲しいものですね。
また、自閉症という呼び方は、英語読みの
オーティズムがいいんじゃないかな?とおもって
います。どうですか?
女史の記事を プリントアウトして
持ってタイぞ
説明するとき 使いやすい~~~
私は、我が子の事「障害」「自閉」と人に伝えたり書いたりする度、いつも自分で発した言葉が自分の胸にぐさりと刺さります。
字面の問題は大いにありますね。
わざわざ自分たちを傷つける言葉を使わなくて良いよう、改めて考えてみたいと思いました…。
『碍』の字、知らない人の方が多いと思いますよ
でも、PCで、「しょうがい」と入力するとちゃんと
「障碍」と変換されますから、認知度はあがっていってるんでしょうね。
ほんと、広く広まってほしいものです。
私は英語は全然分からないのですが、「autism」に
「自ら閉ざす」という意味はない、と聞いたことがあります。
そうなると、autismという呼び方の方が良いのかもしれませんね。
私は自閉傾向のある人は感覚統合に問題がある人が多いし、
それが、色んな課題の源のような気がして
「感覚統合失調症」みたいな名前にしたらいいのに・・・。
って思ったこともありました。
でもやっぱり、それだけだと、自閉ちゃんのしんどさは
伝わらないですね。
あれこれ考えても、診断名称を変えることってなかなか
難しいんでしょうね
こんな記事で良かったら、プリントアウトしてケロ
でも、「思い出話」なんで、記憶がしっかりしているワケじゃないから、
完璧な説明にはなってないかも~
便宜上、人前で「障碍」「自閉」ってコトバを使うけど
口に出す度に、自分の胸にグサッとくるのよー
だから、「ハンディ」とか、「自閉傾向」とかって言うことが多いかな?
初めて聞いた人が引いちゃったりしないようなコトバを使いたいよね~
多すぎるのよ~常用じゃないから仕方ないけど。。
テラは同じ発達障碍児の親御さんや支援者さんには
『スペクトラム星人』(笑)
小学校の時は本人が『アスペで~す』って広言しちゃってたから、説明するのに大変だったけどさ
なんせ、世間じゃ『アスペ=不可解な犯罪を引き起こす』みたいな図式があったからね
障碍名を聞くだけで不快になる人がいるから
最近は長男も少し考えを改めたみたいで
クラスメート達には『脳機能障碍があります』って
伝えてるよ
おそらく、障級の保護者でも『碍』の字を知らない人が
ほとんどじゃないかな~?
そう言えば、コナンも歩いていたら、突然思い立ったように
『ボクって自閉症なんやろ?』聞くか聞かないうちに
『みなさ~ん ボクは自閉症ですよ~っ』
って大声で叫び出してビックリしたことがあったわ。
それだけで、他の人からしてみれば「ヘンな人」じゃん ねぇ?(笑)
その時は「まだはっきりと決まってないのに、そんなこと
言うんじゃありません」
って言ったら、止めたけどね・・・。
やっぱり、世間は「障碍」ってものに理解がもひとつだから、
言葉だけが先に踊らないように、ちゃんと理解をしてもらえるように
説明していかないと、ダメだよね~。