実際、働くようになって・・・

パートながらも働きだしたワタクシ。
仕事そのものは、体力的にはしんどいものではありませんでした。

何が大変だったか、と言うと・・・朝でした。
ワタクシ、完全な夜型で、朝はニガテなのでございます
夫の会社は始業時間がちょっと遅めだったので、そんなに朝早く起きなくてもＯＫでした。

でも・・・。
ジナンが入所した無認可保育園は弁当持参だったのです
正確に言うと、申し込めば、宅配弁当を注文できました。
でも、その弁当屋さん、大手なのですが、美味しくないので有名なところ・・・
おまけに1食300円・・・　ただでさえ、保育料で赤字を出しているところへ
弁当代を出すには至りませんでした。
そして、他の児童もみんな手作り弁当だったこともあり、1年間毎日ジナンのお弁当作りをしていました。

ワタクシのパート先は早番と遅番があって、遅番の時はともかく、早番の日は
朝は戦場と化しました（笑）
当時、なかなか寝ないコナンの就寝時間は夜の1時（に寝れば良い方）
朝は保育園の登園時間ぎりぎりに間に合うように8時半に起きていました。
早番の時はそれでは間に合わないし、早く起こすからと言って、早く寝るコナンではありません
朝食とお弁当の支度、なかなか起きないコナン＆ジナンを起こし、朝食を食べさせ、
の前後に2人を乗せて、まず、コナンを送り、続いてジナンを送って
それから職場・・・。
早番の日の朝はしんどかったですね（苦笑）
毎日ではないから、出来たのだと思います。

今は、コナンは小学生で自分で登校しますから、ジナンだけを送れば良いので、ラクです
今の自分に、あの頃に戻れ、と言われても多分無理・・・（笑）

ちなみに、コナンはそれまで徒歩通園をしていましたが、ジナンの送迎もあるので、
で送迎をするようになりました。
フツーのサイクリング車に前後に子供用のシートを取りつけました。
実際、乗ってみて・・・アレは 危ない です
ワタクシ、何度か転倒しました
特に、漕ぎ始め。進みだそうとした瞬間、後部座席のコナンが左右のどちらかに
身を乗り出すと、バランスを保てず、転倒・・・
めいっぱい腕に力を入れて、即転倒にならないようにし、
「左に倒れるぞー　頭を右に上げてっ」
と言って、自転車を倒していきました。
ある時は、ジナンを前に乗せて、コナンの保育園に向かっていったら、
ほんのちょっとした段差でつまづき、大きく転倒
あれだけ激しく転倒したにも関わらず、ジナンは無傷
ワタクシはひざを擦りむきましたが・・・
もう、前後に子供を乗せたら、道交法違反になるようですが・・・。
確かに危ないんですけど、 で行くほどの距離でない、幼稚園や
保育園の送り迎えや買い物などには、便利な乗り物には違いないんですよね。

話は少し逸れましたが、働く上で一番困ったのが、子どもの病気です
前日の夜や、当日の朝に、具合が悪くなるなら、構わないのです。
病児保育に預けられますから・・・。
（それも、小3までなので、コナンは4月からどうしようって感じですが・・・）
勤務前や勤務中に保育園や学校から があると、大変です。
うちの店長、本当に良い顔をしません
実際、カツカツの人数でお店をやっていますから、1人でも欠けたら、他の従業員に
大迷惑をかけてしまいます。
だから、急に休む時は、他のパートさんやバイトさんに代わりをお願いします。
その代わりも決まって、店長に
「実は子どもがお熱が出たらしくて、お迎えの があったんです。
○○さんに代わりに入ってもらうようにお願いしたので、
今日は帰らせていただいてもよろしいでしょうか？」
と伺うと・・・。本当に嫌ぁ～な顔して、チッと舌打ちされた後、
「代わりの人、頼んだんやな。○○さんに充分に侘びといてや。」
と言われます
米つきバッタのように何度も「すみません」と頭を下げて、やっとの思いでお店を後にします。
それでも、年に1回くらいで済みましたが・・・。
早番の日に があると、「ごめんなさい　お店出られません。
今日は早番で○時にあがれますから、それまでっ　お願します」
とこれまた小声で学校や保育園にお願いして、終了後、猛ダッシュ
パートの中で小さい子どもがいるのは、実はワタクシだけなんです。
店長が「小さい子どもがいる人は、子供を理由にしてすぐ休むから」雇わないようにしているようです。
そう言われたのを、「休まないようにします」と言って、雇ってもらった手前、
子どもの具合が悪いから早退・・・って、しにくいのでした
子どもたちにも申し訳なくって・・・
具合が悪くなっても、すぐにはお迎えに行けず、病気になっても、看病してもらうことなく
病児保育に預けられる・・・。
子どもが病気になると、それだけで心が痛むと言うのに・・・。
罪悪感に苛まれます　本当に

まぁ。何にしてもラクに稼げるオイシイ話は転がっていないものです。
子どもたちには、寂しい思いをさせることも多々あるかとは思いますが、
その中から、何か学んでくれたらな・・・とも思います。

それにしても・・・
本当に、少子化、少子化、っていうけど、こんな現実目の当たりにしたんじゃ、
女性が子供を産まない選択をしたとしても、仕方ないように思います。

もっと、子どものいる女性が働きやすい世の中になってほしいものです。








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