自己満足なクッキング♪

クッキング大好き コナン。

最近は特に、作りたい願望に取りつかれ、作らせてくれ～とうるさいぐらいに言ってきます。
コナンにクッキングをさせると、ワタクシの仕事が増えるので　正直あんまりやって欲しくはないんですが
家庭科でお味噌汁を習ったから、作りたいと言うので、まぁ、1回作ったことがあるんならいっか～
とお味噌汁を作らせることにしました。

大根と油揚げの味噌汁と作る と、俄然、張り切るコナンです
ワタクシ、関わると疲れる、と思って、任せっきりにしておりました。

が、ほんまに学校で習ってきたんか？という感じで・・・

『ネギは何切り？』と聞いてくるので、「小口切り」と答えると、コナン、ネギを刻み始めました。
そして、『ボクには小口切りは難しいよ』とあっけらかんと言うので見てみれば、
ネギは1.5cmの長さに切られていました　小口の「こ」の字もありません

『大根はいちょう切りやなっ』切っている音を聞いていると、危なっかしいことこの上なく、
キッチンへ行って様子を見てみれば・・・

・・・・・・・・・・

「アンタ、この大根洗ったんか　でもって、皮も剥かんと、切ったんかいっ」

結局、食べられる、という理由で、大根は皮つきのままとなりました

油揚げは、どーにかカットしたのですが、何を思ったのか、
『もっと、細かく切った方がいいよなぁ』と言い出すので、
「具材は大きさを揃えな　これより小さく切ったら、大根と大きさが合わへんやろっ」
とワタクシが言ったので、それ以上、細かく切ることはしませんでした。

そして、だし汁の中に大根を入れ、大根に火が通ったところで、油揚げを入れ、お味噌を入れました。

そして、最後に、自称小口切りのネギを入れて、完成

まぁまぁ、見た目、お味噌汁です。
ただし、グツグツ煮込み過ぎて、汁が少なめですが・・・
そんなことは気にもせず、『さぁ　盛り付けよう』と
お椀にお味噌汁を入れ始めました。
『出来たよー』の声に、キッチンに行ってみて、ワタクシ、愕然

コナンのお椀には、具材と味噌汁が良い塩梅に盛り付けられていました。
なのに、ワタクシのお椀には、味噌汁がほんのちょっとで、汁から大幅にはみ出して
大根がわんさと盛り付けられていたのです

「なんやねん　これはっ
いつも言うてるやろっ　盛り付ける時は自分の分が一番最後って
コレ、自分のを1番に盛り付けたやろ　でもって、残りをお母さんのお椀に入れたやろ
なんで、均等に入れようと思わへんねん
見てみぃ　お母さんのお椀見て、お味噌汁が美味しそうに感じるか
見えへんやろーっ」

コナン、自分のとワタクシのお椀を見比べて『あっ』という顔をしました。
つまり、気づいてなかった、ってことですね。
自分のさえ、良けりゃ良かったんですよ
コナンらしいっちゃ、らしいですけどね（笑）

そこで、自分のところから、汁をワタクシの方へ移す、とか、大根を自分のお椀へ移して
微調整をする、とかそういう所までは、気が付かないもんで、そのまま、
テーブルへお椀を運んだコナンです

そして、「美味しいなぁ」と言って、自分で作ったお味噌汁を堪能していました。
ワタクシもお相伴にあずかりましたよ。大根の味噌煮（笑）
やっぱり、皮がついてると、歯ごたえがありますわね

クッキングって楽しくやるものだとは思うのですが、相手をもてなす心を養ってほしい、と
思ったハハでございました。








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