NHK交響楽団から「Bプログラム年間会員の皆様へ」という手紙届いた。趣旨はB定期は人気が高く、完売が続いているのに、空席が多いと苦情も多く、聴きに来るようにということと、今後は欠席の場合はチケットを他人に譲渡できるシステムを研究を始めた(これはこういう制度をいずれは導入しますよ、という意味も含まれている)というものである。
私がN響のB定期を聴きに行くようになってかれこれ10年近くなるが、確かに空席が目立つ。それもテレビに映るよう座席の空席が目立つ。まずは舞台裏などのD席は年間のチケット代が26,500円(1回あたり2,945円)と手頃なために、年2~3回は休んでも構いやしないやということで休む人が多い。一方、価格の高いS席は高齢者が多いこともあり、体調によって来れなかったり、好みでないプログラムや指揮者のときは休んでしまう人が実に多い。特に1日目はテレビ収録もあり「完売といっても(欠席による)空席も見られる。何とかならないのか」という声が、事務局に多く寄せられているようだ。
それではこうした空席の目立つ状態を脱却するためにはどうすればいいのだろうか。方法はいろいろある。一番簡単なの会員がチケットを友人に譲渡すればいいのだが、クラシックファンは意外に友達が少ない人が多かったり、また意固地な人も多いので、このようなことでは問題はまず解決しない。
もっとも有効なのは、やはりチケットの譲渡システムである。N響には振替制度があるのだから、チケットを譲渡する制度ぐらい簡単にできるのではないだろうか。問題点は少しはあるかもしれないが、欠席の場合は事務局に電話をして、その席を25歳以下のユース会員(これは登録制にするべき)に格安で譲渡するとかいうのはどうであろうか。ほかにも方法はあるだろうが、とにかく譲渡システムはぜひとも導入してもらいたい。
また、B定期も定期会員券はA定期やC定期と同じように年間1シーズン売りでなく3シーズン売りにするとか、1回券の販売枚数を増やすとか、TBS落語研究会のように毎回50枚の当日券を用意するとか、他の方法もあるはずである。
空席が目立つ客席は演奏している人はもちろんのこと、聴いている人も気持ちのいいものではない。とにかく、現状の空席の目立つ客席が一掃されることを願う。そして、このことは単にN響だけの問題ではなく、他のオケにも言えることなので、各オケとも空席対策をしっかりお願いしたい。
私がN響のB定期を聴きに行くようになってかれこれ10年近くなるが、確かに空席が目立つ。それもテレビに映るよう座席の空席が目立つ。まずは舞台裏などのD席は年間のチケット代が26,500円(1回あたり2,945円)と手頃なために、年2~3回は休んでも構いやしないやということで休む人が多い。一方、価格の高いS席は高齢者が多いこともあり、体調によって来れなかったり、好みでないプログラムや指揮者のときは休んでしまう人が実に多い。特に1日目はテレビ収録もあり「完売といっても(欠席による)空席も見られる。何とかならないのか」という声が、事務局に多く寄せられているようだ。
それではこうした空席の目立つ状態を脱却するためにはどうすればいいのだろうか。方法はいろいろある。一番簡単なの会員がチケットを友人に譲渡すればいいのだが、クラシックファンは意外に友達が少ない人が多かったり、また意固地な人も多いので、このようなことでは問題はまず解決しない。
もっとも有効なのは、やはりチケットの譲渡システムである。N響には振替制度があるのだから、チケットを譲渡する制度ぐらい簡単にできるのではないだろうか。問題点は少しはあるかもしれないが、欠席の場合は事務局に電話をして、その席を25歳以下のユース会員(これは登録制にするべき)に格安で譲渡するとかいうのはどうであろうか。ほかにも方法はあるだろうが、とにかく譲渡システムはぜひとも導入してもらいたい。
また、B定期も定期会員券はA定期やC定期と同じように年間1シーズン売りでなく3シーズン売りにするとか、1回券の販売枚数を増やすとか、TBS落語研究会のように毎回50枚の当日券を用意するとか、他の方法もあるはずである。
空席が目立つ客席は演奏している人はもちろんのこと、聴いている人も気持ちのいいものではない。とにかく、現状の空席の目立つ客席が一掃されることを願う。そして、このことは単にN響だけの問題ではなく、他のオケにも言えることなので、各オケとも空席対策をしっかりお願いしたい。