有田さんのブログによれば、統一教会徳野会長が韓国人幹部によって更迭されたようだ。
しかも今だ公表されていないということで、公表についてどういう説明をし、納得させるのかということで、内部で意思統一が図れてないのだろう。
統一教会系物販会社「新世」への警視庁の捜索により、今までにない大きなダメージを受けている統一教会の姿が浮き彫りにされた。
新会長は、勝共連合の本部理事長という経歴をもつ古参の梶栗玄太郎氏。
勝共連合で培った政治家との関係強化が目的なのだろうか。昨年来の警視庁の捜索をなんとか、過去つながりの反共政治家とグルになって押しとどめたいという意向が働いての梶栗会長なのだろうか。
私は調べて初めて知ったのだが、実は梶栗玄太郎氏は１９８３年１０月に起きた「世界日報襲撃事件」の首謀者。
統一教会と日本の闇社会との関わりをもっともよく知る人物ではないのか。こういう人物は、今の時期、表に出ないのが得策ではないのか。この人事、警視庁の思う壺になってほしいものだ。
以下ｗｉｋｉｐｅｄｉよりコピー
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世界日報事件 [編集]
1983年10月1日、当時の編集局長らによる、統一協会色を薄め一般紙を志向する路線を会社の乗っ取りであると反発した「国際勝共連合」理事長梶栗玄太郎ら約百人が「世界日報社」に押しかけて社内を占拠し、社員を監禁、暴行した。この事件で追放された元編集局長（統一協会の広報局長でもあった）副島嘉和と営業局長井上博明は連名で『文藝春秋』 1984年7月号に「これが『統一教会』の秘部だ―世界日報事件で『追放』された側の告発」という手記を発表。統一教会の思想が“いずれ世界は統一教会により統一される、そしてその中心は世界の王たる文鮮明師である”とする韓国中心主義である事、霊感商法のマニュアルや資金の流れなどを暴露した。中でも、世界各国の、やはり統一協会の幹部たちが演じる元首“代理”と共に、統一協会会長の久保木修己が“天皇の代理”として文鮮明に拝礼する秘密儀式があるという内容に、勝共連合を反共の同志と考えていた民族派や右翼が激怒し反発した。
同誌発売直前の1984年6月2日、副島は、帰宅途中の路上で暴漢に「韓国の空手を使ったような」（副島本人による証言）技で全身をメッタ刺しにされ、危うく命を失いかけるほどの重傷を負った。（「副島襲撃事件」）
一新聞社の元編集長が内部告発の後に殺されかけるというこの事件を「読売」、「朝日」、「毎日」の各紙が報じたが、『世界日報』は記者が病院に駆けつけていながらこの事件を一切報道しなかった。結局、犯人を特定できないまま、この事件は時効を迎えた。この影響で、それまで『世界日報』に執筆していた文化人たちの中にも距離を置く者が少なからず出た。その後は統一教会の責任役員・石井光治、国際勝共連合理事長・梶栗玄太郎の二人を社長とした体制で再刊されたが、以前より統一協会色が強い新聞となった。
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今の時代は、１９７０年代の左翼が政治の舞台に躍り出た時代とは違うと思う。
保守政治家がいま躍起になっている問題は、反共というよりは、国家として靖国神社擁護、太平洋戦争美化運動であり、侵略、植民地、従軍慰安婦問題を歴史教科書から抹殺することではないだろうか。
主張として、韓国民族主義を掲げる統一教会と、天皇中心の民族主義を唱える保守政治家は過去において反共で一致することはあっても、今日の状況では、もはや政治的主張では水と油のはずである。
ここで出てくるのが、政治と金の問題である。統一教会にとって、日本での違法布教、霊感商法を、政治的に擁護してもらうための保守、与党政治家は絶対必要条件となっている。
彼らの存在なしに、１兆円を超えるともいわれる霊感商法での被害はでなかった。
政治家にとっても、警視庁に圧力を加えるだけで、主張は異なっても、政治献金がもらえる。こんなおいしい話はない。
こんなことを書くと私の良識を疑われる人もいるかもしれないが、私に言わせれば、共産主義グループの組織を守るために、自民党が彼らから政治献金を受け取るようなものだ。
よく金と政治家の問題がとりざたされているが、きまって出てくるのが「私どもの主張を支持してくださる方からの献金・・・」。
歴史認識のうえで、統一教会は保守政治家のどこを支持するのか。
主張が相反するのにお金をわたす、受け取ることが平然とあたかも合法的だといわんばかりにおこなわれる。
双方とも仮面をかぶっているから平然としておられるのだ。
一方は、メシア、韓国民族主義、反共主義という仮面、他方は日本民族主義という仮面。仮面を剥いだら民衆からだましとる詐欺師の姿。
それが彼らの本当の姿であることを、この会長更迭劇から再認識したしだいである。
またまた、くどい文章になってしまった。ご勘弁を。
んとか自分の力でつかまり立ちをしていた。