北風と太陽・保存版 統一教会から娘を家族のオープンな話し合いで取り戻した父kokoroのブログ。

このブログは旧「北風と太陽 OCN版」の保存のみです。更新記事はniftyブログ「北風と太陽 」をご利用ください。

ファン・ソンジョを復権させた神山の文書 真の御父様指示項目

2011-06-30 15:05:20 | 兄弟の争い

 昨日につづいて、例の韓国サイトの文書うち、神山氏が文鮮明の意志に基づいて出した「真のご父様指示項目」と「尊敬する統一教会公職者と食口のみなさま」翻訳をアップする。<o:p></o:p>

 

私のアップの前に、すでに訳されてネットでアップされている方もいたので、ネットの速さに驚いている。<o:p></o:p>

 

アップする前に、二人の方から貴重な情報を頂いた。<o:p></o:p>

 

6月20日のツィッターで「神山氏が行くえ不明」という情報が流されていたとのこと。<o:p></o:p>

 

http://twitter.com/#!/yoji1970<o:p></o:p>

 

折しも、「真のご父様指示項目」の文書には、神山氏の手書きで、「6月19日」と記されている。<o:p></o:p>

 

神山氏が文鮮明師への直訴せざるを得なかった状況は、単独行動であったようだ。<o:p></o:p>

 

日本統一教会内部での混乱ぶりの反映ととらえるべきなのか。<o:p></o:p>

 

有田氏の分析を待ちたい。<o:p></o:p>

 

この記事を読まれた食口の方で、礼拝時やメール等でいつまでたっても、この通達が届いていないようであれば、文鮮明師の意志に反して、どこかで止められていると判断してよいであろう。<o:p></o:p>

 

今だ、韓国統一グループHPには、ファン・ソンジョの誓約書が文鮮明師に寄って、無効とされ名誉の回復があったことがアップされていない。それどころか、わけのわからない内部批判の文書が掲示されたままである。<o:p></o:p>

 

http://www.tongilgroup.org/system/bbs/board.php?bo_table=notice<o:p></o:p>

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<o:p></o:p>

 

真の御父様 指示事項

<o:p></o:p>

 

今後、ヨスでの世界海洋指導者40日特別修練会は宗族(種族?)メシア連合会長であるファン・ソンジョの名前で公文を出す事


日本の参加者に対する教育は神山が責任を持つ事


ファン会長の誓約書にある、海洋摂理から手を引くという部分、誓約書第2項部分、(2.本人は海洋摂理とリゾート事業の人事、財政ならびに運営など実務に関与しない)この部分に対し、真の御父様へ報告したがこれは(誓約書の内容は)無効だと国進に伝えよと話され、特に誓約書全文章に対しても認定しないと書かれた次のサインをされました。


 場所:公館前、お父様がヘリコプター搭乗の直前、乗用車の中にいらっしゃるお父様に伺った内容です。


(“
誓約書注:2011513日 日本事務局にて国家メシアに送ったもの)<o:p></o:p>

 

(54日 ファン・ソンジョ会長サイン)


 2011
66日 神山威<o:p></o:p>

 

               手書きkamiyama 6/19 と記されている<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<o:p></o:p>

 

<o:p> </o:p>

 

尊敬する統一教会公職者と食口のみなさま!


統一教国際海洋教会(チョンヘ ガーデン)で世界海洋指導者40日特別修練会の日本責任を担う神山です。

去る66日、真の御父母様はチョンヘガーデンで妻の実家へ向かう前に御父母様の専用車の中で、本人の報告に次のような統一教国際海洋教会(チョンヘガーデン)と関連し、お話されたことを正しくお知らせし、チョンヘガーデンと関連する誤解と推測がないよう願います。


1.
真の御父母様は40日海洋指導者特別修練会の継続的な実施と、修練会による公文に対して世界平和種族メシア連合会長ファン・ソンジョの名前で公文を送る事と、絶対責任任命という書類と共に公文にサインをし、指示されました。

2.
また、最近ファン・ソンジョ会長が署名した誓約書の内容の中の2項に海洋修練と関連した部分があり、真の御父母様に報告致しました。真の御父母様はこれは(誓約書)無効であると国進(文国進財団理事長)に伝えよとお話され、誓約書の全文章に対しても認定しないと書かれた次のサインをされました。

3.6
6日、統一教ホームページ公職者ルームに載せられた協会公文にチョンヘガーデン園長の挨拶に対して、チョンヘガーデンの組織図をお見せするため報告したが、真の御父母様は園長キム・ヒス氏に対して認定しないとお話されました。これは69日の訓読会(40日海洋指導者修練生 ならびに指導者参席)の際に真の御父母様のお話でも再度確認されました。



お忙しい公務と精誠と活動で、天一国安着に最善を尽くされる公職者と食口のみなさまに、こうして署名にてチョンヘガーデンに対する最近の誤解についてお話するのには申し訳なく思います。しかし正確な情報をお伝えし、今後、誤解や推測などないように願う気持ちでお知らせ致します。
また、今後、世界海洋指導者40日特別修練会は継続的に実施され、多くの関心と愛で積極的に参加されることをお願いしご挨拶致します。



         
日本分封王、世界海洋指導者40日特別修練 日本責任者 神山<o:p></o:p>

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

 

 


国進に忠誠を誓う黄善祚(ファン・ソンジョ)の誓約書に文鮮明が×印・・・・神山動く

2011-06-29 14:45:54 | 兄弟の争い

 

<o:p></o:p>

 

昨日の有田氏のツウィッターで、韓国のウェブで、黄善祚(ファン・ソンジョ)の誓約書(手書きで5/4のサイン)が、文鮮明の×印で認められなかったことが明らかにされた。<o:p></o:p>

 

これは、韓国信徒が明らかにしたようで、文書の写真入りでウェブで明らかにしなければならない事情について考えると、いろいろな対立の構図があるようだ。<o:p></o:p>

 

この誓約書は韓国統一グループ(国進管理)のHPにしばらく掲示されていた。<o:p></o:p>

 

6月15日にサランヘヨさんに翻訳をお願いした。<o:p></o:p>

 

ところが、翻訳が上がったころ、HPから削除されたという情報を韓国人の知人から頂いた。<o:p></o:p>

 

有田氏が紹介した韓国サイトを見ていただきたい。<o:p></o:p>

 

http://blog.daum.net/gilibasi3/31<o:p></o:p>

 

有田氏がブログで、解説をされるようで期待したい。<o:p></o:p>

 

今日の記事としては、韓国人の知人が、この韓国サイトを読んで大まかに説明してくれた内容と、サランヘヨさんが訳してくれたファン・ソンジョの誓約書の訳文を記す。<o:p></o:p>

 

明日の記事として、この韓国サイトのサランヘヨさんの翻訳を載せたい。<o:p></o:p>

 

ボランティアで翻訳していただいたので、今日明日のサランヘヨさんの翻訳文について、信徒の方、そうでない方が使われるに際して、制限するつもりはない。<o:p></o:p>

 

ただし、翻訳についてのトラブルについては責任は負わない。<o:p></o:p>

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<o:p></o:p>

 

韓国人の知人のおおまかな説明<o:p></o:p>

 

5月4日付けの黄善祚(ファン・ソンジョ)が書いた国進への誓約書の狙いは、実権をにぎった国進がファン・ソンジョの権限を奪おうとしたものです。
 
これは、国進が父親に了解をとらずにやったことのようで、神山は、いくらなんでもそれはやりすぎだと判断して、ソウルの文鮮明の豪邸に出向いて、車から降り、ヘリポートに行こうとする文鮮明に近づき、誓約書の第2項を無効とするよう直訴しました。<o:p></o:p>

 

そしたら、文鮮明は誓約書の第2項のみならず、この誓約書すべてを「認めない」として、日本文に翻訳された誓約書にバツ印をいれて、国進に伝えておけ、と神山に命令し自筆のサインを入れました。
 
と同時に、韓国統一グループ(国進が管理している)のHPから誓約書が削除されました。<o:p></o:p>

 

神山は、現在会長ではありませんが、統一協会は各国に王を設けていて、神山は日本の「王」だそうです。<o:p></o:p>

 

このことの日本での徹底について、その場で文鮮明は、日本の王神山に責任を持たせました。<o:p></o:p>

 

韓国では、家族、親族の序列、先輩後輩の序列を重んずる風習があり、国進が先輩への礼を失したことに対して、文鮮明が怒ったのではないかと思います。<o:p></o:p>

 

ファン・ソンジョは文鮮明の血縁者と6000双で結婚しています。<o:p></o:p>

 

日本には出る杭は打たれるということわざがあります。<o:p></o:p>

 

韓国にも石のとがった部分は削られるということわざがあります。<o:p></o:p>

 

国進はとがりすぎたようです。<o:p></o:p>

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<o:p></o:p>

 

翻訳・サランヘヨ<o:p></o:p>

 

 誓約書

本人は天主平和連合の韓国人会長として統一家の伝統であり生命とも同じカインアベルの秩序を無視し、真の御父母様に不孝をし、真の御子息様に心配をかけ、謝罪をしたく食口のみなさまに手本とならないよう遺憾を表したく、以下の事項を実践することを約束いたします。


1.
本人は天主平和連合と平和大使協議会が本然の任務を完遂することについて、天主平和連合世界会長、財団理事長との協助体制を構築し、2013113日祈願節勝利のために最善を尽くします。

したがって、UPFも摂理機関のひとつという次元で、財政と人事等を明らかに管理し、合わせて随時予算と決算を報告し、財団の監視を積極的に受け運営に反映していきます。
<o:p></o:p>

 

2.本人は海洋事業とリゾート事業の人事、財政ならびに運営等の実務に関与しない事はもちろん、いかなる場合にも財団理事長に報告・協議し、統一グループがこの間に立てた経営原則と明らかな成果志向的な組織文化秩序を守ります。

3.
本人が協会長、イルサン会長等、在職時の業務推進の過失があったことを認め、今後、公職を遂行するにあたり不透明な部分については、透明性を確保し、反省の契機としていきます。

    黄善祚(ファン・ソンジョ)  5月2日  手書きサイン5/4<o:p></o:p>

 

<o:p>

 

</o:p>

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<o:p></o:p>

 


現代宗教6月号 清水牧師インタビュー・・後編・SBS偏向報道の真相

2011-06-27 14:24:42 | SBS偏向番組

 

前編に続いて、後編を読んでいただく前に、参考資料として韓国SBSが清水牧師にインタビューを申し入れた時の内容を明らかにする。

 

//////////////////////////////////////////////////////////////<o:p></o:p>

 

 

 

企画意図
 

 
私どものSBSでは最近韓国内で増加している多文化家庭に対する
 
ドキュメンタリー番組を作っています。
 
特に、韓国内で増え続けている統一教の日本夫人の人生を取材しています。
 
その過程でこれらの結婚を日本国内で反対する方々が多いと聞きました。
 
それで、その意見を反映しようとインタビューの要請をお願い致します。

タイトル
 
   <SBSニュース追跡)
統一教 日本夫人たちの生涯(仮題
)
主題 統一教の国際結婚による韓国内の日本夫人の生活の取材

 
放送予定日 201010月6日()午後1 1 : 0512:05

取材内容


  取材の全体的趣旨は企画書の通りでございます。

  取材の質問内容は次の通りでございます,
 
      ①統一教の日本夫人の国際結婚を反対する理由は何ですか?
      ②国際結婚自体に対しても反対をするのですか
?
      ③統一教を反対する理由は何ですか
?
      ④統一教の教理で最も問題と指摘する点は何ですか
?
      ⑤現在の韓国で生きている統一教日本夫人たちがより良い生活を送

 
       るための方法は何か助言をお願いします。<o:p></o:p>

 

 

 

 

 

//////////////////////////////////////////////////////

 

当日のインタビューの重点は、キム記者に米本氏から渡されたSさんの全身が湿疹に覆われた写真をもとにした、統一教会の「拉致監禁・キャンペーン」に沿ったものであった。

日本には、放送された番組の苦情、放送倫理上の問題について、BPOという放送番組を検証する第3者組織が存在している。

参照:http://blog.goo.ne.jp/kokoro2442/d/20090110

 

韓国にも放送通信委員会 http://www.kcc.go.kr/user.doとか、

放送通信審議委員会http://www.kocsc.or.kr/

があるが、機能しているかどうかは疑問である。

 

大統領交代とともに、韓国の放送局・関連事業の幹部の首が体制側に挿げ替えられたという情報もある。

SBSを擁護する言い分として、取材しているうちに新たな犯罪にかかわる事実が判明したので、この取材チームが番組内容を変更したのは当然だというのがあったが、真相は、彼らが清水氏のところにたどり着くまえに、ソウルで統一協会のいう拉致監禁被害者のグループへの取材の大半が終わっていたと言うことである。

作為的である。

しかも昨年はじめに、国進はSBSの幹部と会っているという事実も判明している。

参照 http://ameblo.jp/w-kazoku/entry-10670420714.html

また、番組の偏向性についても韓国国内の視聴者からSBSへの抗議が殺到したようだ。

参照 http://www.newspower.co.kr/sub_read.html?uid=16407

 http://www.kchristian.com/?document_srl=1654

このようなことが、主な原因かどうかは分からないが、一因はあると私は思う・・・・

高視聴率を誇っていたSBS「ニュース追跡」はなぜか今年になって終了となり、部長は左遷されたと聞いている。

                            kokoro

以下翻訳・引用 サランヘヨ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

043 日本統一教被害者を救っている清水与志雄牧師 ~SBS側の名誉毀損で困辱(後編)

 

(6)韓国SBS放送記者によるインタビューは、一方的な予断と偏見によって「編集」されていると思われますが、それはどのような「内容」ですか?

 

SBS放送局からの取材の申し出は、「韓国内で増え続けている統一教の日本夫人の人生を取材しています。その過程でこれらの結婚を日本国内で反対する方々が多いと聞きました。それで、その意見を反映しようとインタビューの要請をお願い致します。」というものでした。それで、当然、わたしの意見を反映していただける取材だろうと、あらかじめ提示されていたすべての質問に対する原稿を用意しておりました。

 

ところが実際のインタビューは統一協会が組織的に行っているキャンペーンに沿った内容でした。それでもわたしは誠実にお答えし事実のみを語りましたが、その部分は殆どカットされ、わたしがトイレに立ち、その足で書物をとって帰ることが一度あったのですが、放送ではトイレに立った後ろ姿を、「逃げた」ような印象を与える映像に編集されていました。

 

通訳の方が先にトイレに立ったのですが、(記者は)その間にわたしがかつてお話をしたことのある女性の写真を取り出しました。わたしの知る方の容姿とは違った印象を受けたのではじめはどなたなのかしばらくはわかりませんでした。その方のアトピー症状が、家族の話し合いによるものだなという突飛な説明がなされていたのには全く怒りを禁じ得ません。

 

 

取材の中でも、その方は入信以前からアトピーのアレルギーを持つ人で、話し合いの時もその後の脱会後もわたしが知る限りはまったく症状は出ていませんでしたが、民間の代替医療を渡り歩いて脱会後相当期間を経てから症状が悪化し入院したものです。アトピー症状は怪しげな民間療法に依存した後のことであり、家族との話し合いによるものだなどという科学的な根拠はまったく存在しません。

 

また、またわたしが、彼女の写真をみて慌てているように見える印象を与える編集をしてますが、慌てていたのはわたしから写真の入手経路を問いただされて、どきまぎしながら答えざるを得なかったキム記者のほうでした。

 

放送では、わたしがあたかも「キヨミ」さんを監禁したとか、精神病院にいれたとか多額の報酬を受け取ったかたのような印象を与える編集にも受け取れますが、わたしは彼女を監禁したことはないし、精神病院に入れたなどという事もありません。また報酬を受け取ったこともありません。名誉を毀損する内容であり、裏付けもなく虚偽を放送したSBS放送には怒りを覚えています。

 

また、「現在、この事件は日本の裁判所で訴訟が進行中です」などと、ありもしない解説がされていましたが、まったくの偽りです。わたしは米本和宏という事実上統一協会のキャンペーンを担っている人物から「裁判を起こすぞ」と今でも脅しを受けており、法廷で話すべき内容なので放送しないようにと取材を断っただけでした。断っているにもかかわらず、言葉の断片を編集して内容を虚偽のものと差し替えるというのは、わたしには考えられないほど失礼な仕打ちだと思います。

 

(7)インタビューで、清水牧師が統一協会による被害者について、本当は何を一番言いたかったのですか?

 

わたしが取材を受けようと思ったのは、取材企画書に、「⑤現在の韓国で生きている統一教日本夫たちがより良い生活を送るための方法は何か助言をお願いします。」という項目があったからです。

 

実は、合同結婚によって渡韓した夫人たちの中には、相当数の離教者がおられます。韓国で文一族や幹部の実態を実際に見聞して騙されていたことに気付いた方々をはじめ、ネットを検索して再考する機会をもった方々です。渡韓した方々は日本の家族との関係を捨てているケースもあり、たとえ離教しても日本に帰る居場所が存在していないという現実を抱えている方もおられます。韓国で生きてゆく他にはもう道がない境遇に置かれている方々の事を思うと胸が痛みます。

 

信仰を失い結婚相手との生活を正当化してきた「縁」はあとかたもなく崩れてしまった彼女たちの絶望的な境遇。そんな彼女たちにいったい何ができるだろうか、と考えたときに、何かの励ましができないか、そう考えたのでした。これが取材を承知した一番の思いでした。

 取材に答えるべくあらかじめ用意しておいて文章を以下に引用します。

 

⑤現在の韓国で生きている統一教日本夫人たちがより良い生活を送るための方法は何か助言をお願いします。

 

現在では、インターネットでの情報収集も容易となり、統一協会内部の分裂騒動もかつてよりも容易に知り得る時代になりました。統一協会から教え込まれる情報だけでなく、是非とも事実・真実に目を開き、耳を傾け、統一原理が本当に自分が、さらには子孫たちが人生を捧げるにたるほどの信頼性を有しているのかどうかを確かめていただきたい。

 

正式な後継者と名指しされた七男は、統一原理はキリスト教ではなく仏教に近いなどということまで公言されています。しかし考えてもみてください。統一原理は聖書の解明だという触れ込みで、創造・堕落・復帰という図式的な救済理解の結果、再臨主が文鮮明だという結論を導き出すための理屈です。それが今になって仏教だと言えば、キリスト教のメシアだと信じて入信した信者を騙していましたと言っているに等しいことです。

 

それでもいったん統一原理を受け入れてしまうと、そういう当然の論理も響かないまでに、心が支配されてしまうのでしょうか。

 

しかし、実際には統一協会から自ら距離を置いて、結婚そのものは受容しても、教義的支配には愛想をつかして離教している方々も大勢いるのです。

 

組織につながる人には毎日のように、献金の督促、清平修練会、麗水の修練会への参加要請がなされています。それらをまともに受けていれば、財産はいくらあっても足りません。病気になれば、信仰が足りないからなど、と裁かれさらなる協会への忠誠を要求されるという生活が続いていると聞きます。

 

日本での刑事摘発が続き、日本からの送金が減少したことにより、韓国の統一協会はリストラを余儀なくされ、これまでは報道されてこなかった、韓国版「霊感商法」までが顕在化してきたりしています。

 

ただ忍従するだけでなく勇気をもって事実を確認してほしいと思います。そして勇気をもって助けを求めてほしいと思います。その声は必ずこころある人々に届きます。

 

韓国の基督教会も力になってくれるに違いありません。日本の家族へ助けを求めてください。

 

弁護士や領事館、公的な機関に事情を訴えて下さい。真実を知った上で、統一協会にとどまるも離れるもそれは、各自の自由です。

 

誰も「拉致監禁」などしません。少なくとも、日本の多くの基督教会の牧師たちは「拉致監禁」など決してしませんから、安心して助けを求めてください。

 

(8)韓国と日本のキリスト教界は、統一協会による深刻な問題に対して、どのような努力をしなけえればならないと考えていますか?

 

最後になりますが、韓国と日本のキリスト教界は、窮地にある信者の方々の避難場所に、駆け込み寺の役目を共同で担ってほしいということが私の祈り願いです。

 

***************

 

昨年放送されたSBS〈ニュース追跡〉統一教 拉致監禁事件キヨミ13年ぶりの帰郷編では、統一教は韓国で古くからの新興宗教で、内部に強圧的な拉致監禁事件が持続的かつ組織的にされていると衝撃を与えている特に拉致監禁の被害者は、主に韓国人と結婚した日本人女性たちだと放送した。

また、この日本人女性らは、キリスト教牧師など背後勢力が連携されている組織的な拉致勢力のため強制的に監禁され、改宗と暴力を強要されているなど、人権を蹂躙されていると主張した。

しかし、統一教の偽りのイメージを作るために、またひとりの被害者が発生した。日本の統一教被害者らを救う清水与志雄牧師が、一瞬にして日本の統一教信徒らの人権を蹂躙する悪徳キリスト教牧師と描かれているのだ。しかし、彼は一時統一教に入ってしまい、20余年を家族と断絶させられた、またひとりの統一教被害者であった。

彼は、本誌との書面インタビューで韓国と日本のキリスト教界は、窮地に追い込まれた統一教信徒の避難場所と、休まる場所となる役割を共同で担ってもらえたら良いと話した。彼の願い通り、韓国と日本のキリスト教界は具体的なネットワークを形成し、統一教によるどんな被害者も出ないよう、積極的な案を模索しなければならない。

 チャ・ジニョン記者

 
 


現代宗教6月号 清水牧師インタビュー・・前編・真実を知る機会を奪われた信者と清水牧師のスタンス

2011-06-25 08:46:33 | 統一協会

 

現代宗教6月号・<o:p></o:p>

 

「日本統一教被害者を救っている清水与志雄牧師 ~SBS側の名誉毀損で困辱 」

 文 チャ・ジニョン記者<o:p></o:p>

 

を、サランヘヨさんに翻訳の協力をお願いして、前編、後編2回に分けてアップする。<o:p></o:p>

 

<o:p> </o:p>

 

前編・・・真実を知る機会を奪われた信者と清水牧師のスタンス<o:p></o:p>

 

後編・・・SBS偏向報道の真相

 

(上記前編、後編の副題は便宜上私がつけた)<o:p></o:p>

 

<o:p> </o:p>

 

折しも23日、24日と韓国で「2011韓日連合異端似以非対策セミナー」が開催され、清水与志雄牧師も23日の講演者として参加された。<o:p></o:p>

 

昨年のSBS偏向報道について、清水氏が公の場で真実を明らかにするのは、これが初めてである。<o:p></o:p>

 

またこの間の行田教会周辺で統一協会による違法なチラシ配布、デモ等による嫌がらせが続いていた。彼による説得によってPTSDによるアレルギー性皮膚炎を発症して苦しんでいるとされているSさんのことについても、統一協会の言い分の不当性を明らかにされた。<o:p></o:p>

 

このセミナーに先立ち、現代宗教6月号で記者のインタビューに答えて、統一教会信徒の救出に対する彼のスタンスと、昨年韓国で放送されたSBSニュース追跡「統一教会信者拉致監禁事件―きよみ13年ぶりの帰郷」の中で、SBSクルーに騙し打ちにされた経緯について、彼が独自に録音したテープに基づいて明らかにされている。これについては後編としてまとめた。<o:p></o:p>

 

録音テープ内容は、将来裁判の可能性を踏まえ、明らかにできないと思われるが、私を含め多くの方が聞いている。<o:p></o:p>

 

「北風と太陽」が反牧清水の取り巻きだと決めつけておられる方は、テープが公表されないかぎりそんな話は「でっち上げ」だとか「信用できない」とかという勝手な理由で思考回路を閉ざされておられるので、読まれても時間の無駄だと私は思う。<o:p></o:p>

 

このテープは、SBSの記者が取材を始めた時から、終わるまで途切れることなく録音されている。SBSが番組で使用したワンカットがどういう場面であったかこのテープは明らかにしている。録音機は写真に写りこんでいるし、録音の合意が記者と清水氏のあいだで取り交わされている内容も録音されている。<o:p></o:p>

 

何が真実か、冷静になって考えてみようと言う方へは、別に統一教会から離れる、離れないは別として、反対派?の言い分に理があるのかどうか読んでいただければ幸いである。<o:p></o:p>

 

現代宗教6月号は、筆談によるインタビュー記事となっている。事前に原稿を頂いていたので、若干現代宗教の編集とは異なるが、サランヘヨさんと相談して、私の頂いた原稿にもとづいて、アップすることにした。<o:p></o:p>

 

この記事のアップについては、現代宗教編集者・卓志一氏と日本基督教団行田教会・清水与志雄牧師の了解を得ることができた。<o:p></o:p>

 

                                         kokoro<o:p></o:p>

 

翻訳・引用 サランヘヨ<o:p></o:p>

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<o:p></o:p>

 

043 日本統一教被害者を救っている清水与志雄牧師 ~SBS側の名誉毀損で困辱(前編)

取材・文 チャ・ジニョン記者   翻訳 卓ジウン神父<o:p></o:p>

 


 
昨年10月、SBS〈ニュース追跡〉に出演した清水与志雄牧師。当初、放送局側は彼に日本の統一教専門家としてのアドバイスを求め、放送では日本統一教信徒らの人権を蹂躙する牧師として描写され、清水牧師は名誉毀損などの被害を受けている。

日本の行田教会に務める清水与志雄牧師は、日本の統一教被害者らを相談・支援を通して救っている。彼は、大学生の時に統一教に入っていたことがきっかけとなり、統一教の実態を知らずに惑わされている日本の数多くの統一教被害者らを見て、なとかしなくてはという思いで、この活動を始めた。<o:p></o:p>

 

このような彼に、昨年のSBS〈ニュース追跡〉側は、日本の統一教専門家のアドバイスを求めようとインタビューを要請した。彼はSBS側の取材計画書を読み、検討してインタビューに応じたが、彼をインタビューした〈ニュース追跡〉統一教 拉致監禁事件キヨミ 13年ぶりの帰郷編で、彼のインタビューの内容はむやみに編集されていた。<o:p></o:p>

 

放送では彼は日本の統一教信徒らを拉致監禁して改宗と暴力を強要し、信徒らの人権を蹂躙するキリスト教牧師とされていた。彼はこの放送のせいで名誉を毀損するなど、困難な状況にいる。本誌は、清水与志雄牧師との書面インタビューを通して彼が放送では実際に話そうとしていた内容を聞いた。<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

 

 

(1)日本の統一協会信者を「救出支援」をするようになったきっかけは何ですか?<o:p></o:p>

 


 
わたしは祖父が牧師であり、親族も殆どがキリスト教徒の家庭に育った者ですが、大学に入学するや、統一協会信者から「正体を隠した伝道」によって勧誘され、マインドコントロールの手法を駆使した「思考改造」を施されました。急速な思想改造により変調を来し一時は自殺未遂にまで追い込まれるという経験をしました。わたしも「被害者」の一人なのです。<o:p></o:p>

 


 
山の中での集中的な集団教育によって、わたしは短期間に「文教祖こそが人類で最も清い存在だ」と思い込むようになっていました。研修所を出るなりすぐに家出し、統一協会の施設に逃げ込みました。それにより家族関係は崩壊し、その修復には20年以上もかかりました。わたしは元々が幼児洗礼を受けて主イエス・キリストを信じて育ちましたので、キリスト教の勉学の機会に抵抗がなかったことが幸いしました。信者時代のわたしは「もし真実に統一原理が真理であるならば、どれだけ深く神学を学んでも結果として真理であるという確信は揺るがないだろう」と考えていましたし、また何よりキリスト教を深く学ぶことは幼い頃からの夢でした。<o:p></o:p>

 

 <o:p></o:p>

 

それで祖父の母校である同志社大学神学部に学ぶことが願い出て許されたのです。名目は「将来のキリスト教統一のための研究」でした。わたしは、統一協会信者でありながら、そのことを隠して日本基督教団の礼拝にも一日も休まず出席しました。統一協会からも、「潜伏して教会内部の信頼を勝ち取りなさい」と命じられていました。はじめは神学を学んでもすべて統一原理を正当化し、牽強付会の屁理屈を自分のなかで造りあげてしまうばかりの日々が続いていました。そんな日々が1年過ぎた頃に、統一原理が実はキリスト教信仰の足下にも及ばない愚かな教説にすぎないという確信が突如として私を襲いました。自分が遙かな昔から存在していた異端の焼き直しを信じていた愚か者にすぎないというに気付かされたのです。<o:p></o:p>

 

 <o:p></o:p>

 

 ただし神学的な理解において統一原理の過けでは、まだマインドコントロールからの解放は十分ではありません。統一協会信者を真実な意味で愛するということの意味が劇的に変化するまでさらに3年が必要でした。まずは呪縛されていた期間に成長がとまっていた人格の成熟の機会を取り戻さねばなりません。市民としての規範意識の自覚、職業訓練、結婚、就職という道程を辿りながら徐々に本来の人生を歩み出してゆくことのなかで、わたしのなかで徐々にですが事実、愚かな教説に囚われているかつての「兄弟姉妹」に真実を伝えることこそが「まことの愛」だということに気付きが育って行きました。<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

 

 

(2)これまでどのような形で「救出支援」「自立支援」の活動をしてきたか、またこれからは?<o:p></o:p>

 

 <o:p></o:p>

 

そのような時期に、「救出支援」を相談されたのです。統一協会信者を愛し、共に聖書を読み、共に文教祖の虚構を検証するなかで、教え込まれてきた事の殆どすべてが嘘であったことを発見しました。多くの統一協会内部の文献を精査してゆくと、それらの記述は白髪三千丈の誇張や意図的な詐術、隠蔽に満ちていることがはっきりとわかりました。わたしが発見したことは、同時に共に検証する人にとっても新たな発見に他なりません。こうして信じ込まされてきた多くの内容がもはや宗教の名にも価しない詐術だったという事実に気付くことによって、もはや信ずるに価しないと判断する人も出てきました。そのように決断した人は自らの意志で脱会を表明し、その方自身の本来の人生を歩き出します。この事実はどんな意味でも統一協会が喧伝するような「強制説得」の要素は存在しません。<o:p></o:p>

 

 <o:p></o:p>

 

 わたしが行ってきた「支援活動」は、本人が共に検証するという意志表示をし、相互にその約束がすることによってしか成り立ちません。統一協会と決別する人は自らの意志で決別するのです。<o:p></o:p>

 

 


日本脱カルト協会・6/25JSCPR公開講座2011のご案内

2011-06-17 11:18:14 | カルト

 

<o:p></o:p>日本脱カルト協会・6/25JSCPR公開講座2011のご案内<o:p></o:p>

 

日本脱カルト協会HPより<o:p></o:p>

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<o:p></o:p>

 

                JSCPR公開講座2011<o:p></o:p>

 

       「カルト問題からみた大学の役割―対策から教育へー」<o:p></o:p>

 

<o:p> </o:p>

 

●日時 20116月25日(土)13:00-16:4512:30会場)<o:p></o:p>

 

●場所 キャンパスプラザ京都4F第2講義室<o:p></o:p>

 

●プログラム<o:p></o:p>

 

代表理事挨拶 

 西田公昭  (立正大学)


基調講演
  
松岡洋一  (岡山大学)「学生支援とカルト対策について」<o:p></o:p>

 


講演
  
楠山泰道  (日蓮宗僧侶)「高校教育からの取り組みについて」
  
高山正治  (倉敷めぐみキリスト教会)「宗教者と大学の連携」
  
鈴木次郎  JSCPR理事)「カルト被害者の親として」
  
太刀掛俊之 (大阪大学)「学生支援ステーションの取り組み」<o:p></o:p>

 


寸劇「カルト側の立場から見た大学」
  
福岡晶子JSCPR)・瓜生崇(大阪大学)<o:p></o:p>

 


質疑応答・ディスカッション<o:p></o:p>

 

● 司  会    平野学(慶応義塾大学) 鈴木文月(椙山女学園大学)<o:p></o:p>

 

●参加費等    当日受付、資料代1000円(学生聴講無料)<o:p></o:p>

 

● 主  催    日本脱カルト協会<o:p></o:p>

 

● 後  援    日本学生相談会<o:p></o:p>