北風と太陽・保存版 統一教会から娘を家族のオープンな話し合いで取り戻した父kokoroのブログ。

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10.20後藤氏コメントに対して、看護師資格(国家資格)を持つ食口の皆さんに問う

2010-10-21 23:54:00 | 後藤徹

昨日10月20日、後藤徹氏が「拉致監禁をなくす会」のHPで、2008年2月11日のご本人の体重の一心病院での計測値39.2kgに間違いないことをコメントされたようだ。

 

 

 

<後藤徹副代表、検察審査会「不起訴相当」に対するコメント>

 

 

 

http://rachi.info/article/166465165.html

 

 

私は、米本氏が撮影された日とされる2月13日を起算日としたので、4日間と言う言い方をした。

 

 

 

今回の後藤氏コメントは、検察審査会の用いた6日間で、体重39.2kgから12.9kgの体重増加を病院内で達成したということを、ご自身の言葉で表記されたものと理解している。

 

 

 

この際4日であろうと6日であろうとそんなことは、重箱の隅をつつくような話である。

  

問題は、彼が大学病院の医師の、そんなことは考えられない、誤りだと判断したことをどう見ているかということである。

  

大学病院の医師の判断を受けて、検察審査会は計測に立ち会った看護師を調査したのであり、そして、看護師は倒れそうなので手を貸したまま計ったため実際より軽い表示が出たと弁明したのだと私は考えている。

 

 

 

4日もしくは6日で脱水症状が回復し12.9キログラムも体重が増えるのか、という問いかけを私は10月15日のブログで展開した。

 

 

 

http://blog.goo.ne.jp/kokoro2442/d/20101015

 

私の疑問について、昨日彼は次のようにコメントしている。

  

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

ひざの激痛で、一人で立つことが困難だったため、体重計にのる時に看護師さんに手を貸してもらいましたが、手を支えられたままでは正しい体重値が計れないと思い、数秒間自力で立ちました。

 

 

 

その時の、デジタル表示が示した値が「39.2キログラム」だったのです。これが事実です。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  

 

 

 

彼はデジタル表示の体重計で測定したことを明らかにしてくれました。

 

00015c860  

 

 

私の知る限りでは、デジタル表示の体重計はおそらく電子体重計であり、私が子供のころ銭湯ではかった天秤ばかりとは、全く異なるものだと思う。

私の家の脱衣場にも、電子体重計がある。皆さんの家にもあれば、一度試してほしい。

 

 

 

のった瞬間は振れるが、すぐに収まった値で、表示が固定される。一回固定表示されれば、のりなおさないかぎり(リセット)、新たな表示にはならない。

  

 

 

 

うちのかみさんを呼んできて、試しにやってみた。

 

 

 

かみさんにすこし手で支えてもらってのった。すぐに表示が固定し、かみさんが手を離した。表示はびくとも動かなかった。

 

 

 

一心病院の体重計もおそらくその類のものではないだろうか。

 

 

 

そうであれば、倒れそうな後藤氏に手を貸して、固定されない状態で値を読み記入する看護師がいるだろうか。

 

 

 

手を貸して39.2キログラムで固定表示されたから看護師は、手を離した。天秤ばかりなら、そこから体重が増える。しかし、電子体重計は増えない。

 

 

 

「数秒間自力で立ちました。」という表現があるが、その時はすでに表示が固定されていた値であり、彼がこれが正しい値と言っても、これは彼が見た数値であって、事実とは違うのではないだろうか。

 

 

 

私のこの指摘に、今さら「はい、そうでした」と言われても困る。

 

 

 

もうひとつ、指摘しておこう。

 

 

 

大学病院の医師は「そんなことは考えられない」と判断した根拠について、検察審議会の決議文では明らかにされていない。

専門家が言ったのだから、ほぼ間違いないとは思ったが、鵜呑みにするよりは、自分なりに調べてみた。

 

 

 

知人のベテラン看護師に、聞いてみた。

  

 

 

 

脱水症状からの回復で、そんなこと、病院内で起こり得ないが、もし起きてその人が生きていたら、短期間に体液で増加したわけだから異常なむくみ状態となり、心臓に負担がかかって、生命に危機が及ぶので緊急に病院としては対処しなければならないとのことだった。

  

 

 

 

どういうことかと、素人ながらネット検索してみた。

 

 

 

脱水症状とは

 http://www.joho-kyoto.or.jp/~iddm-net/HTML/DIC/Main/TA/ta002.html

  

 

 

それによれば、成人の大人の体重の60%は体液だそうだ。脱水状態というのは、体液の割合が体重の60%を切ることのようである。

 

 

 

体重の4%~6%程度の脱水(仮に後藤氏の回復時?の体重50kgとすると、2kg~3kgの脱水)が重症といわれるもので、後藤氏の12.9kgの脱水症状の回復は、体重の25.8%の脱水症状からの回復となるわけで、「そんなことは考えられない」という大学病院の医師の判断を自分なりに理解した。

  

 

 

 

痩せているのと、脱水で12.9キログラムも体重が落ちているのとでは、全く健康状態が違う。

 

 

 

宮沢りえは脱水症状ではない。

 

統一教会の食口の皆さんの中に看護師の資格を持っておられる方もかなりいると聞いている。

 

 

 

私の今日の記事の私の不備な点があればご指摘願いたい。参考にしたいと思う。

 


後藤徹氏の回答・・・「・・・数字に関しては、語弊があると・・・」

2010-10-16 19:42:03 | 後藤徹

 

わざわざ、私のコメントに対して、後藤氏に問い合わせをしていただいた現役食口の方がいた。感謝。

 

ブログ「いつも私のとなりに神様」の10月15日のブログである。

http://uc-itsumokamisama.seesaa.net/article/165825141.html

 

後藤徹氏の回答は

「・・・数字に関しては、語弊があると・・・」と言うものであった。

 

ただ電話での問答であるので、後藤氏も後日、ご自分たちの会やネットできちんと明らかにされるようである。

 

語弊の意味・・・誤解を招く言い方

 

どういう誤解があるのか、そこまで聞いてほしかった。

  

私の記事の表現の中に「語弊」があるのか、検察審査会の決議文の中にあるのか、それとも拉致監禁キャンペーンでのチラシ記事、梶栗玄太郎著「日本収容所列島」の中で表現の中なのかよくわからないが。

 

推測されるのは、「当時自分はかなり痩せていたのは事実だが、たまたま病院で測定した時に、空腹のあまり立ちあがる力もないまま測定したため、看護師の介添えがあった。その測定結果が独り歩きしてしまったようだ。だからといって、拉致監禁の事実があった事には変わりはない。」

というところであろうか。

 

でも、後藤氏には、まわりに左右されず、もう一度真実と真剣に向き合ってほしいと思う。

だれでも、親から嘘をつくなと教えられる。嘘を付けば、その嘘を弁解するために新たな嘘を考える。

 

そんな子になってほしくないと、どこの親でも思っている。後藤氏の母親は今でもそう思っておられるはずだ。

 

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NHK朝ドラ「てっぱん娘」がいい。

 

「そんなに親の言うことが分からなければ、出ていけ」と言って、手を挙げて追い出した娘は、母に知られることもなく、尾道で子供を産み、すぐに亡くなった。養女として明るい家庭で本当の家族のように育てられたアカリは、18歳の時祖母の存在を知る。

就職のために尾道を離れたアカリは大阪で祖母と暮らしはじめた。

「おばあちゃんと呼ぶな、大家と呼べ」という尾道の実家に配慮した関係を続けようとするが無理がある。

祖母はひょんなことからアカリに手を挙げてしまった。

しまったと思った。

娘に手を挙げて永遠の決別をしてしまった過去の自分の愚かさを思い出したのだ。

まだまだ続くこのドラマ、祖母と孫、育ての家族の織りなす人情に心ひかれる。

何といっても祖母役の女優の演技が光っている

私の若き頃のマドンナである。

 

 


後藤氏事件・・・一心病院データーと米本氏の記録・・・どちらが正しいの

2010-10-15 21:04:14 | 後藤徹

副題・・・解放後?、体重39kgから病院食で4日で12.9kg体重増加・・・皆さんは実現可能と考えますか

 

 

新たな発見があった。

「日本収容所列島」(梶栗玄太郎著)では、後藤氏の痩せこけた写真は「「12年5カ月の監禁状態から解放されて3日後の後藤氏。体重は39キロだった」(米本和広氏撮影)」と記載されていたのだ。

  

昨日の私の記事に確信が深まった。

解放されたのが2月10日だから、彼が言う撮影日は2月13日となり、昨日私が書いた6日間どころか4日間で12.9キロの増加となる。

あの写真は、拉致監禁キャンペーンをでっち上げるために、作為的写真であることが検察審査会の一心病院の診察資料によってあきらかとなったと私は思っている。

  

でもそれを認めようとしない、感情的な非難記事、検察審査会の決議文を読まず決意主義だけの記事が食口のブログで続いている。

思考停止もいい加減にしてほしいものだ。

検察審査会の決議文について、読んでもらおうと昨日一部を文章化したが、韓定食さんも文章化されてブログアップされているので参考にしてほしい。

http://plaza.rakuten.co.jp/kanteishoku800/diary/201010140000/

 

全文については、有田氏のブログで書面が写真でアップされている。

http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2010/10/post_ff3c.html

  

私はご家族の心情を思うと、あまりこの問題にかかわりたくないが、ただ検察審査会の情報を見て、統一教会幹部と米本氏に振り回されている現役食口に、人間本来の理性の天秤を取り戻してほしいという思いでこの記事を書いている。

  

長期の絶食の後の急激な飲食は生命に関わることぐらいは、宗教上の断食を繰り返している現役食口ならば、よく解っているはずである。

  

12.9k÷4日=3.225k

食口の皆さんが言うように、拉致監禁、長期の食事制裁があったとしよう。

解放された後で一心病院の診察資料(昨日のブログ参照)と照らし合わせて、いきなり病院食で1日3kgづつ4日連続で体重増加などありうるのか、自分の頭でよく考えてほしいと思う。

  

あの写真は2月13日には撮影されていない可能性が高いのである。

  

一心病院の診察データーから2月13日の彼の体重は50kgを少し超えるくらいであったことが推察される。

 

では、なぜ2月13日撮影の39kgの体重の後藤氏の写真が存在するのか。

 

その解答は、米本氏と後藤氏に聞いてほしい。

 

この事件の告訴をふりかえると、「告訴」ということは、告訴される側はもちろんだが、告訴する側も丸裸にされることを、私は知った。

米本氏は、「カルトごろつき」と言われて、ある方の告訴を準備されているようだが、本当に告訴するのか、見届けたい。

なぜならば、後藤氏の痩せこけた写真について、いつどこで撮影したのか、きちんと説明できないかぎり告訴はできないからだ。

告訴しなければ、「カルトごろつき」を認めた事になる。

拉致監禁キャンペーンも、彼も八方ふさがりである。

でも同情の余地はない。みずからがまいた種だからだ。

 


「拉致監禁」?真偽が問われている米本氏が撮影したあの写真・・・10.6検察審査会の決議文から

2010-10-14 22:25:10 | 後藤徹

 

10.6検察審議会の決議文から引用

 

 

 

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検討した結果次のとおりである。

 

 

 

入院した一心病院の内科病歴要約には、申立人の」体重は39.2キログラムとあるが、同病院の医師作成の診断書には、「脱水が改善したと思われる入院後5日目でも体重は52.1ィログラム」とある。栄養管理計算書の入院時栄養状態に関するリスク蘭には、体重38キログラムとの記載が53キログラムと訂正されている。

 

 

 

 一心病院が作成した診療録等を検査した大学病院の医師によれば、2月11日に体重が39.2キログラム、2月17日が52.1キログラム、2月24日が51.1キログラム2月27日が53キログラムとなっているが、2月11日から6日後に12.9キログラム増加すると言うことは考えられず、体重が誤ったと判断している。また一心病院で体重測定に立ち会った看護師は、体重を計る際、体重計に乗った後、倒れないように手をかしたまま測定したと述べている等から、39.2キログラムとした測定結果には疑問がある。看護基礎情報では、入院診断書が「栄養失調」と記載され、身長の記載があるのに、栄養失調に重要な情報である体重欄の記載は空欄となっているのも不可解である。

 

 

 

栄養失調の点について東京警察病院の管理衛生士によれば、後藤家での食事は必要カロリーからは不足しているが、基礎代謝が著しく低下していると思われるので、外出せず、運動量が少なかったこと等から消費カロリーが通常より少なかったとすれば、直ちに健康を害するほどのカロリー不足だったとはおもわれない。血液検査の結果を見る限り、深刻な栄養不良状態であったとは思えないと述べている。

 

 

 

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この検察審査会の決議文は、2008年2月10日まで、食事も与えられず拉致監禁されていた悲劇の人物としての後藤氏の姿が、入れ替わった瞬間である。

 

 

 

6日で12.9キログラムの増量はありえない。診断書の虚偽記載は明らかだが、看護師が手で支えたから軽く表示されたなどと、よく言えたものだ。

 

 

 

組織的関与は明らかとなっている。一心病院は統一教系の病院である。

 

 

 

作り話だったのである。この作り話のアイデアを出したのはだれか。

現実に痩せこけた後藤氏の写真があるではないかと言われるかもしれないが、マンション生活で自らの意思で断食してきた彼にとって痩せることなど、たやすいことではなかったのか。

ホーム生活で私の娘も1年で20キロ痩せたと、過去ログで書いてきたが、実際は半年ぐらいだったようだ。

後藤氏の痩せこけた写真の撮影は何日だったのか。後藤氏と米本氏はもちろん知っている。

 

写真は、米本和広氏が撮影した疑惑の写真


後藤徹氏事件、不起訴相当という検察審査会の判断・・・後藤さん、あなたにとって家族とは

2010-10-09 23:26:42 | 後藤徹

 

後藤徹氏が自らを拉致監禁したとして、宮村氏らを告訴した事件は、2009年12月9日の東京地検では不起訴処分となっていたが、その後彼は検察審査会に訴え出ていた。

昨日「不起訴相当」という検察審査会の判断が下った。

 

この事件?の細部に渡る論評は、両者の言い分が食い違うので避けたい。

ただこの問題、子供といかに向き合うかということで、悩んだ体験者からいうと、裁判ということになれば、心配なことがある。

家族の絆である。

  

もう彼にとっては、家族は「拉致監禁」に手を染めたんだということで、吹っ切れたことになるのかもしれない。

 家族にとっても、疲れ果ててもう出て行ってくれと言ったという事であるから、吹っ切れたのかもしれない。

 そうなれば、この世での家族復帰などは非常に困難なこととなる。

 

彼らの言い分は、

拉致監禁なんて手段を使うから、闘うんだ。

 PTSDという精神的障害を抱える人だっているのだ・・・。

こういうことが広まらないために・・・。

こういう手法を指導する反対勢力を社会的に糾弾しなければならないんだと・・・。

 

でも、私は思うのです。

なぜ家族がそうまでして子供と話し合おうとするのか。

そのことを考えた時にはじめて、家族の深い愛情が伝わるというものではないだろうか。
(拉致監禁という言葉で、頭がいっぱいになっているときに、それを理解しろというのは難しいことだと承知の上である)

こんなことを書くと、現役食口の方々は、北風と太陽は「拉致監禁」を推奨するのかと、非難されるであろう。

私は家族の愛情、家族の絆という、人間として生まれて、最も大切な話をしているのだ。

  

しかし、この間、家族にはいろいろな家族がいる、きれい事だけではないことを知らされた。

カウンセラーに一度は相談するものの、救出の難しさを知り諦めてしまう家族もいれば、私のように、右往左往しながら、なんとかカウンセラーを信頼して自分たちの言葉で子供と対話しようとする家族もいる。

 

最近そういう家族が増えているような気がする。

 

最悪なのは、相談もせず、ある程度ニュースから知りえた情報だけで、「こんな宗教に入りおって、こんなに言ってもわからなければ、勝手にしろ、お前なんか出て行け」という、粘り強い会話を放棄した家族である。

 

そんなご両親を持った食口の方が割と多いのではないだろうか。

そういう食口は、「拉致監禁キャンペーン」は他人事である。

  

残念ながら、熱狂している間は、家族が言った「勝手にしろ」だけが脳裏に残り、家族の承認だと勘違いして、本当の意味で家族の顔を見ることができない。  

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回りくどい言い方になってしまった。

  

後藤徹氏が求めている法廷の場は、今回、検察審査会で不起訴相当で回避されたことは、彼と彼の家族双方が今一度家族の絆を取り戻すチャンスとしてほしいというのが私の本音である。

 

法廷で家族と対置するのは、キャンペーンで騒いでいる人ではなく、彼自身である。

  

宮村氏はともかく、家族と対置するのが彼の本意なのかもう一度心に問うてほしい。 

家族は耐えられるだろうか。母親は高齢だとお聞きしている。

 

写真は、後藤徹氏