昨日10月20日、後藤徹氏が「拉致監禁をなくす会」のHPで、2008年2月11日のご本人の体重の一心病院での計測値39.2kgに間違いないことをコメントされたようだ。
<後藤徹副代表、検察審査会「不起訴相当」に対するコメント>
http://rachi.info/article/166465165.html
私は、米本氏が撮影された日とされる2月13日を起算日としたので、4日間と言う言い方をした。
今回の後藤氏コメントは、検察審査会の用いた6日間で、体重39.2kgから12.9kgの体重増加を病院内で達成したということを、ご自身の言葉で表記されたものと理解している。
この際4日であろうと6日であろうとそんなことは、重箱の隅をつつくような話である。
問題は、彼が大学病院の医師の、そんなことは考えられない、誤りだと判断したことをどう見ているかということである。
大学病院の医師の判断を受けて、検察審査会は計測に立ち会った看護師を調査したのであり、そして、看護師は倒れそうなので手を貸したまま計ったため実際より軽い表示が出たと弁明したのだと私は考えている。
4日もしくは6日で脱水症状が回復し12.9キログラムも体重が増えるのか、という問いかけを私は10月15日のブログで展開した。
http://blog.goo.ne.jp/kokoro2442/d/20101015
私の疑問について、昨日彼は次のようにコメントしている。
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ひざの激痛で、一人で立つことが困難だったため、体重計にのる時に看護師さんに手を貸してもらいましたが、手を支えられたままでは正しい体重値が計れないと思い、数秒間自力で立ちました。
その時の、デジタル表示が示した値が「39.2キログラム」だったのです。これが事実です。
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彼はデジタル表示の体重計で測定したことを明らかにしてくれました。
私の知る限りでは、デジタル表示の体重計はおそらく電子体重計であり、私が子供のころ銭湯ではかった天秤ばかりとは、全く異なるものだと思う。
私の家の脱衣場にも、電子体重計がある。皆さんの家にもあれば、一度試してほしい。
のった瞬間は振れるが、すぐに収まった値で、表示が固定される。一回固定表示されれば、のりなおさないかぎり(リセット)、新たな表示にはならない。
うちのかみさんを呼んできて、試しにやってみた。
かみさんにすこし手で支えてもらってのった。すぐに表示が固定し、かみさんが手を離した。表示はびくとも動かなかった。
一心病院の体重計もおそらくその類のものではないだろうか。
そうであれば、倒れそうな後藤氏に手を貸して、固定されない状態で値を読み記入する看護師がいるだろうか。
手を貸して39.2キログラムで固定表示されたから看護師は、手を離した。天秤ばかりなら、そこから体重が増える。しかし、電子体重計は増えない。
「数秒間自力で立ちました。」という表現があるが、その時はすでに表示が固定されていた値であり、彼がこれが正しい値と言っても、これは彼が見た数値であって、事実とは違うのではないだろうか。
私のこの指摘に、今さら「はい、そうでした」と言われても困る。
もうひとつ、指摘しておこう。
大学病院の医師は「そんなことは考えられない」と判断した根拠について、検察審議会の決議文では明らかにされていない。
専門家が言ったのだから、ほぼ間違いないとは思ったが、鵜呑みにするよりは、自分なりに調べてみた。
知人のベテラン看護師に、聞いてみた。
脱水症状からの回復で、そんなこと、病院内で起こり得ないが、もし起きてその人が生きていたら、短期間に体液で増加したわけだから異常なむくみ状態となり、心臓に負担がかかって、生命に危機が及ぶので緊急に病院としては対処しなければならないとのことだった。
どういうことかと、素人ながらネット検索してみた。
脱水症状とは
http://www.joho-kyoto.or.jp/~iddm-net/HTML/DIC/Main/TA/ta002.html
それによれば、成人の大人の体重の60%は体液だそうだ。脱水状態というのは、体液の割合が体重の60%を切ることのようである。
体重の4%~6%程度の脱水(仮に後藤氏の回復時?の体重50kgとすると、2kg~3kgの脱水)が重症といわれるもので、後藤氏の12.9kgの脱水症状の回復は、体重の25.8%の脱水症状からの回復となるわけで、「そんなことは考えられない」という大学病院の医師の判断を自分なりに理解した。
痩せているのと、脱水で12.9キログラムも体重が落ちているのとでは、全く健康状態が違う。
宮沢りえは脱水症状ではない。
統一教会の食口の皆さんの中に看護師の資格を持っておられる方もかなりいると聞いている。
私の今日の記事の私の不備な点があればご指摘願いたい。参考にしたいと思う。