北風と太陽・保存版 統一教会から娘を家族のオープンな話し合いで取り戻した父kokoroのブログ。

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宗教人として本当に責任をとらなくてはいけないこと・・徳野会長記者会見(7月13日)

2009-07-13 23:08:35 | 統一協会

信者が勝手にやったとはいえ、新世の特定商取引法違反で信者に逮捕者が出たことについて「道義的責任」を感じて会長辞任という筋書きの記者会見だったようだ。

 

辞任するだけで、問題の解決になるのだろうか。

 

この間、サンジャスト、北玄、新世という統一教会の信者が関わった物販会社が巻き上げたお金の流れについて、今もなお、検察の追及が進んでいる。

捜索を逃れて逃亡した人物、パソコンデーターも消去という組織ぐるみの隠ぺい策動が明らかとなっている。

 

新世については架空の社員への給与払い、それらの金の流れがメディアの注目するところとなっている。せっかくメディアを集めての記者会見ならば、それらを明らかにし、被害届を出されてない霊感商法の被害者に返金する努力を明言してこそ、真の宗教人ではないのか。

 

「経済活動の指導はしてない」と言って物販会社の関係を否定されるのは良いが、「もしその金が献金として統一教会に入っていたら・・・という」疑念はもたれないのだろうか。

 

勝手に信者が法律違反をやって、やったことについては謝るが、巻き上げたお金の流れは封印では話にならない。

お金の流れ、すなわち献金として受け取っていないかどうか調査する責任を放棄しないでほしい。

 

折しも、名古屋の河村市長は、前市長が公表しなかった裏帳簿を明らかにした。

 

新会長にその責任を求めるのは、その人柄から言って、無理だろう。

 

私は徳野会長にその責任を取ってほしかった。

 

私はその意味でasahi.comの「印鑑商法事件、信者に給与名目の現金、統一教会に上納か」(7月2日)のこの疑惑について、統一教会が生まれ変わろうとするならば、明らかにすべきだと思う。