2009年6月24日公式的に「宗教法人 世界基督教統一神霊協会 会員の心得」が、統一教会HPに発表されましたので、掲載いたします。
世界基督教統一神霊協会(以下、「統一教会」という)の会員は、真の愛、真の生命、真の血統の根源である神様と真の父母様を中心とする理想家庭を通して、世界平和を実現するという当法人の目的を達成するため、日々の信仰生活で統一原理の教えを実践し、神様の真の愛の相続と、人格完成と、真の家庭建設を目指します。
また、統一教会活動に際しては社会的責任を果たし、以下のことを遵守します。
1.会員は、常に「ために生きる」奉仕の生活を心がけ、統一教会の発展だけでなく、公共の福祉と日本の繁栄に寄与し、世界平和の実現に貢献します。
2.会員は、「父母の心情、僕の体」の精神で人格完成を目指し、高い品性、倫理観、道徳観を備え、法令を遵守し、社会の模範となるように努めます。さらに、「家庭は愛の学校」という精神にのっとり、真の家庭を築きます。
3.会員同士は、真の愛と尊敬心をもって相互に信頼しあい、公平かつ真摯に対応し、神様を中心とした真の兄弟姉妹の愛の拡大に努め、人権を尊重します。
4.会員は、自主的に行う個々人の活動に関しては、あくまで自身の責任において実行し、公序良俗に反する行いは厳に慎みます。また、活動上知り得た個人情報の保護に努めます。
5.会員は本心得その他、統一教会の定める規定等を誠実に遵守し、統一教会の発展及び会員同士の共生共栄共義に努めます。
記事:広報局
紀藤弁護士の言葉を借りれば、戦後最大の消費者被害といわれる統一教会の霊感商法にについて、やっと今年5月の統一教会「福岡教会」への捜索につづいて、今月に入って「渋谷教会」「南東京教会」へと警視庁の捜索が進む中で、6月24日公式に会員心得なるものを出してきた。
今年になって、信者に対する指導書はこれで3回目である。
こんなもので、捜索の目をごまかそうとしても、今の警視庁の姿勢を変えることはできない。
前回出された時もそうであるが、一時的に違法勧誘はやむが、またすぐ始まる。
今日も名古屋駅での違法勧誘は中断されているようである。
私がライブカメラで名古屋駅前を見ているように思われるかもしれないが、種は明かさないが、それに近い手法で私には見ることができる。新人をベテランが手を取り足を取り、勧誘の仕方を教えている姿もある。個々の信者は私を知らないが、私にとっては顔なじみでなぜか憎めないのである。
個々の信者が勝手にやっているとは、到底思えないのである。指導があるのである。
宗教法人法は、裁判所の権限で宗教法人を解散させる権限があるそうだ。
第九章 補則(第78条~第87条)
- 第79条:所轄庁は、公益事業以外の事業について1年以内の期間で事業停止を命ずることができる。
- 第81条:法令に違反し、著しく公共の福祉を害している②宗教団体の目的を著しく逸脱した行為をしている、または宗教団体の目的を1年以上行っていない③礼拝施設がない④代表者が1年以上いない⑤宗教法人の要件を満たさない等の場合、所轄庁・利害関係人・検察官の請求により、①裁判所は宗教法人に解散を命ずることができる。
今回の一連の組織的反社会的行為を刑事事件として有罪判決を受け、裁判官に解散を命ぜられる日も遠くないような気がする。
その意味で、警視庁、検察の担当の方には、がんばっていただきたい。
ただ統一教会には、今でも遅くはないから、日本国民に謝罪してほしい。
足利事件の菅家利和さんに謝った栃木県警本部長の誠実な姿勢に統一教会は学ぶべきだ。