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ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

「枝野幸男」が議員バッジをしない理由「センセイと呼ばせない」、立憲パートナーズ「政党のハードルをゼロにしたく東京・埼玉一部では機能も、おいてけぼり感があるのは事実だ」

2019年09月30日 19時11分04秒 | 政権交代ある二大政党政治の完成をめざして
[写真]議員バッジをつけずに記者会見する枝野幸男・立憲民主党代表、きょう2019年9月30日(月)、衆議院本館第十六控室で、宮崎信行撮影。

●枝野さんが議員バッジを極力しないのは政治改革日本新党マインド

 枝野幸男・立憲民主党代表は、衆議院の本会議・委員会以外では議員バッジをほとんどつけない理由を問われ、

 「(1993年の政治改革選挙で)日本新党で初当選させていただいた、あのときに、多くの人が「センセイと呼ばせない」とおっしゃり、「議員バッジは必要なときしかつけない」という行動をなさっていた」

 とし、枝野さんが今でも議員バッジをつけないのは「自然体です」と語りました。

 きょう令和元年2019年9月30日(月)、定期党大会(参議院議員会館の1階講堂で開催)の後の月例記者会見で答えました。

●「センセイと呼ばないで」「途中で変わってしまった人もいる」

 枝野さんは1993年初当選の人のなかでは「途中で変わってしまった人もいる」とし、「私はセンセイと呼ばないでくださいというのは地元ではかなり徹底している。但し、役所のみなさんは「センセイ」と呼ばないと怒る上司がいるようなので、あまりこだわり過ぎないようにしている」としました。

 枝野さんは「議員バッジをなくすといけないので、本会議があるときは、そのまま夕方までつけていたな、ということもある」とし、上述の通り「自然体です」と述べました。

●党大会、ことしは立憲パートナーズや地方議員が参加できず

 前年は「党大会兼フェス」として開きましたが、ことしは党大会として、国会議員、支部長、県連合代表者のみで開催し、地方議員、立憲パートナーズは参加できませんでした。

 この件で質問が出ました。

●「政党のハードルをゼロにし利用してもらいたい」

 枝野さんは「政党というものが一般の有権者のみなさんから見て、ハードルの高い存在に見えてきている。そのハードルを限りなくゼロに近づけたい」との思いが「出発点だ」と語りました。枝野さんは「有権者のみなさんが気軽に政党を利用してもらいたい」と強調。

●「他党の人も入っている」と警戒も「審査はしない」

 しかし、「他党の人が入ってきている」と警戒感を示しながらも、引き続き「審査はしない」としました。

 パートナーズ制度に不満があるとの記者の指摘に対して、枝野さんは「熱心にご支援いただいたり、ボトムアップの政策作りに参加したり、成功しているところがある」と強調。

●「パートナーズにおいてけぼり感」も、東京・埼玉での実績を強調

 しかし、「おいてけぼり感を感じているパートナーズの人も多い」と認めました。

 枝野さんは地域により濃淡があるとしました。具体例として、「東京の中の一部や、埼玉県は私自身が代表なのでなかなかできないが、高木錬太郎議員のところなどでは、一定程度できている」と評価しました。埼玉県については議員のいない地域でも憲法カフェやパートナーズ集会をしているとしながらも、埼玉西部ではできていないとしました。

立憲パートナーズに「おいてけぼり感があるのは事実」枝野幸男代表 20190930 宮崎信行撮影




[写真]衆議院側の「噴泉」、きょう、宮崎信行撮影。
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