【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

畠山理仁さんが安倍晋三首相の記者会見で「記者クラブ制度」を質問して、首相「時代の流れの中で今までのメディアがカバーしているかというとそうでない時代になった」と述べ記者クラブ制度変化の余地認める

2020年04月17日 19時14分44秒 | マスコミ批評
 フリーライターの畠山理仁さんが、安倍晋三首相の記者会見で質問しました。畠山さんは記者クラブ制度についても質問。 

 首相は

 「記者クラブの在り方というのはまさに私が申し上げることではないのかもしれません。それはまた、まさに、時代の流れの中で、メディアがすべてカバーしているかというとそうでない時代になり始めましたよね。その中でどう考えるかはみなさん方に議論していただきたい。ただ、自民党政権の中でこうしたかたちで質問したのは初めてだと思います。こうした中でみなさんの機会も確保していきたい」

 と語りました。

 さきほど令和2年2020年4月17日(金)午後6時過ぎの首相会見。この時点で、NHKの中継は終わっていました。

 首相が記者クラブ制度に言及したのは初めて。当ブログをはじめとしたネットメディアの台頭や、盟友トランプ大統領のツイッターでの発信が世論を動かしていることへの認識があったようです。

 きょうの記者会見は、「内閣記者会」ではないラジオ日本所属の政治評論家・伊藤達美さん、北海道・中国・西日本とは違い「内閣記者会」ではない京都新聞の記者も質問しました。フリーランス・独立メディアでは畠山さんだけが指名されました。

 筆者・宮崎信行は、2012年11月27日に、民主党本部内で、民主党代表の立場で記者会見した野田佳彦首相に、トップバッターで質問しました。(関連記事 野田佳彦代表(総理)は「仕分けの継続」に演説内容を変えるべきだ 記者会見オープン化のまとめ)。民主党、立憲民主党、国民民主党は、2004年以来「党本部単独主催」で記者会見を開いているため、幹事社質問はなく、フリーランス・独立メディアが最初に指名されることがあります。

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 以上です。

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