年末（会期末）解散にいちるの望みをかけたいところですが、通常国会の準備も進んでいます。前のエントリーでご紹介した逢坂誠二さんに続き、第１７１通常国会に臨む衆院予算委員会の陣容が明らかになりました。１回生は逢坂さんだけでした。「まぶちすみの不易塾日記」で発表されました。
筆頭理事 菅直人代表代行、理事 枝野幸男さん、
委員
渡部恒三最高顧問、仙谷由人さん、前原誠司さん、筒井信隆さん、中川正春さん、川内博史隊長、大島敦さん、細野豪志さん、馬淵澄夫さん、逢坂誠二さん
という布陣となりました。
このうち、前原さん、恒三さん、中川さん、細野さん、馬淵さんは引き続き予算委員を務めます。
ガソリン値下げ隊の川内博史隊長（鹿児島１区）も予算委員に抜擢されました。当ブログお遊びの「第１回 Yes We Can!新語・流行語大賞」の表彰状を受け取ってくれるノリの良さをNHK中継で楽しめますよ！
隊長は鹿児島の名門、ラ・サール中・高から早大政経学部に進学。雄弁会では、同期に安住淳さん、渡辺周さんがいるという黄金世代。
旧民主党（菅、鳩山共同代表）時代から知る鳩山由紀夫さんは
「愛すべき熱血漢で、私は彼と話をするのが楽しみにもなっています。最近では、日々、猛勉強をして、政策にも非常に強くなって、ちょっと驚いています」と評しています（「プレス民主号外」）。
「最近では、」というのが気になりますが、隊長は正々堂々、政権交代の王道を歩いています。
２００８年度第１次補正予算案の審議では、当日だけ予算委員になる「差し替え」で、予算委員会（NHK中継入り）に登場しました。
［海難審判に関する質問で、岡田克也さんにアドバイスされる川内隊長］
今回の予算委員入れ替わりと第４５回衆院選の情勢分析を見比べると、ある傾向がみえてきます。予算委員を外れた現職総支部長の選挙区の方は、ぜひその総支部長をもっと押し上げてほしいし、予算委員をつとめる現職総支部長の選挙区の方は不在がちになる現職総支部長をもっと押し上げてください。
さて、通常国会のいつでも麻生政権を窮地に追い込める布陣がそろいました。ハブににらまれたマングースのように、自民党の生殺与奪の権利は民主党が握ったといっていいでしょう。ガソリン税の暫定税率は２年間で再議決されましたが、民主党は租税特別措置法透明化法案などで引き続き形を変えた補助金である粗特も追及していくようです。
野党でのぞむ最後の通常国会。攻めて攻めて攻めまくりましょう。
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