(写真はwikipediaから)
ミニチューズデー、民主はクリントン氏が息吹き返す・共和はマケイン氏が候補確定(ロイター) - goo ニュース
(抜粋引用します)
共和党ではマケイン上院議員が獲得代議員数を上積みして候補に確定した。
共和党のマケイン氏はバーモント、オハイオ、テキサス、ロードアイランドの4州すべてで大勝。獲得代議員数は指名獲得に必要な1191人を上回り、最後の主要ライバルであるハッカビー前アーカンソー州知事を選挙戦からの撤退に追い込んだ。
ブッシュ大統領は5日にホワイトハウスにマケイン氏を迎え、同氏への支持を表明する。
マケイン氏はダラスで支持者に対し、「戦いは今晩始まる」と述べ、11月の本選に向けた決意を示した。
◇
11月4日のアメリカ大統領選。
本選挙はまだ8ヶ月先なんですが(笑)、連日大きく報道されていますね。
CNNなど米TV、新聞も同様です。
さて、共和党は早くも候補者が決まりました。
ジョン・マケイン上院議員。
現在71歳。仮に来年1月20日に大統領に就任すると、72歳。
レーガンの69歳を抜いて最年長での就任になります。
ちなみに本選挙はたいてい、共和党の候補が民主党の候補よりも年長です。
リチャード・ニクソン(共和党、就任時56歳)はかなり異例ですが、彼は2度目の挑戦でした。
マケイン上院議員はベトナム戦争の英雄で、国民的に人気があり、尊敬されているようです。
以前から、上院共和党の長老議員としてCNN、PBSなどに登場していました。
なじみの薄い人も多いでしょうが、実はこの人の顔は、日本のお茶の間でも、しょっちゅう、流れていました。
マケイン候補はきょうで党大会(大統領候補者指名集会)の代議員の過半数を獲得。
「獲得した代議員数」は各州の共和党の違いや、特別代議員制度などの関係で陣営・報道機関によって集計の違いはありますが、「過半数」は確定しましたので、共和党の候補者になります。
前のめりの報道が続いていますが、第44代アメリカ大統領選挙は11月4日。
就任は2009年1月20日正午(アメリカ東部時刻EST)です。
アメリカ二大政党では、戦後、「長老上院議員」は何度も大統領候補に選ばれていますが、本選挙では一人も勝っていません(43歳のJFKは除く)。
とはいえ、副大統領候補(running mate)選びもこれからだし、たたかいはこれからです。
「オバマ、クリントン」だけでなく、「マケイン」。
この3人が来年1月20日から4年間、“世界の最高権力者”になる可能性があります、ということを指摘しておきます。
↑「国会傍聴記」を少しでも多くの方に読んで頂きたいと思います。
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