農林水産業関係機関成果発表会の第三弾はアユの生息やアユ釣りにとって新たな脅威となる外来珪藻・ミズワタクチビルケイソウの話だよ・・・
一部の漁協役員や釣り人の間では「何か気持ち悪い藻が増えている!」と囁かれていたのだけど、これがミズワタクチビルケイソウであると確認されたのは最近の事だ! 見た目は水綿と言うよりも鼻水だね・・・
群馬県水産試験場の久下主席研究員の調査によると、群馬県内では神流川(上野村)、碓氷川(安中市)、烏川(高崎市)、赤谷川(みなかみ町)、発知川(沼田市)、利根川(前橋市)、桐生川(桐生市)で確認されたそうだ!
アユなど魚類の生育や定着を阻害し、ラインに纏わりついて釣りの邪魔になることが懸念されているが、その生態や防除法はほとんど分かっていないのだ!
発表会では近県連携で山梨県水産技術センターから「ミズワタクチビルケイソウが放流アユの定着に与える影響」と題して報告があった!
唇形をした珪藻で長く繋がって繁茂するんだ・・・
水温が低い上流域に多く見られ、アユの生育時期の6月、7月に繁茂するというのだから厄介だ・・・
調査結果を見るとミズワタクチビルケイソウの繁茂率が40%を超えるとアユの量が極端に減るらしい・・・
ミズワタクチビルケイソウの調査研究は、まだ始まったばかり・・・生態の解明や被害軽減法、防除法の研究・開発を急いで欲しいね!
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