
ウツギメタマフシは名前のとおりニシキウツギやハコネウツギなどの脇芽に作られた球形の虫えい(虫こぶ)です。↑は既に脱出口が開いていますね。
虫えい(虫こぶ)の形成生物はウツギメタマバエ、一つの芽に1~数個の幼虫室を作って1幼虫室に1匹の橙色をした幼虫が育ちます。下の虫えい(虫こぶ)から左右に突き出しているのが2匹の蛹で半分くらい体を乗り出して羽化します・・・
このタマバエはウツギを抜け出した後はノブドウに寄生するのだそうです。どうも年に2~3世代繰り返しているらしいのですが詳しい生態は分かっていないようです。
ところで、この虫えい(虫こぶ)を切断してみたところタマバエとは違う幼虫(透き通った細長い虫)が蠢いていました(左側の穴の傍)・・・何の幼虫だろう?
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