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約8ヵ月ぶりの「冬芽と葉痕シリーズ」です。 高い山々では紅葉も終わってしまい昨日は浅間山や男体山では初冠雪で落ち葉の季節となり、木々の冬姿が観察できるようになってきました。 しかし、既に215種類も冬芽と葉痕を記事にしてきたので、新しいものにはなかなか出会えないのですが地道にアップしていく予定です。
・・・で、今回はメギの登場です。 すでにアップしていると思ったらメギ科はヒロハノヘビノボラズだけでした。
メギは低木で2m位にしかならず叢生しトゲ(葉針)がたくさんあります。 オオバメギはトゲが少ないのが特徴です。 メギの1年生枝は細く直径4mm程度で縦の溝が著しく、各節に1cm以下の葉針が1本(栄養の良い枝では3本)有るのが特徴です。
冬芽は数枚の芽鱗に包まれ球形、葉痕は冬芽の基部に数個付きますが微小で目立ちません・・・
(冬芽と葉痕:216種類目)
同じメギ科のヒロハノヘビノボラズは1年生枝の太さは4mm程度と同じですが稜角や浅い溝がある程度で反り返って長さが2cm程度の葉針が3本(ないしは5本)有るのが特徴です。
冬芽は芽鱗に包まれ楕円形・・・
同じメギ科でも葉針の数や枝の溝で判別できますね・・・
さて、群馬県憩の森で行われている森林観察会の最終回は12月10日に行われる「樹木を冬姿で見分けよう」です。興味のある方はお出かけください・・・コウシハワタシデス
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