かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

榛名湖:中途半端なんだよねぇ~

2010年02月04日 | ワカサギ釣り(~2023)
昨日は速報で榛名湖のワカサギ氷上穴釣りが中止になったとお伝えいたしました。そして昨日から本日にかけて各種メディアが、漁協・商店街の人々の落胆ぶりや釣り人の恨めしそうな様子を伝えていました。

私も年券が紙切れ同然になってしまい落ち込んでいますが、地元の人々の痛手はそんな程度のものでは無いはずです。


以前、このブログの
群馬県は本州のワカサギ王国という記事で経済効果を試算したことがありましたが、特に冬の榛名湖は収入源の大部分をワカサギ氷上穴釣りに頼っていますので大変なことだと思います。

榛名湖の場合、氷が張ることは張るのですが、①全面結氷が無くなってきたこと、②安全な厚さが確保できないことが問題で、多くの釣り人や観光客が訪れる榛名湖の場合は特に安全が第一なのです。

(2月3日のロマンス亭のライブカメラの映像を拝借しました。何となく出来そうですが、方々に口が開いているらしいです。)


そこで「釣り桟橋を作ったら・・・」とか「ドーム船を浮かべたら・・・」という意見が出ますが、収容人員が限られてしまうこと、中途半端に凍ってしまうため釣り桟橋やドーム船まで行く方法や運行が容易でないこと、結構な資金が掛かってしまうこと、施設の設置許可が難しいことなどが問題となってきます。
そして、一番の問題は「氷に乗って穴を開けて釣るという冬の風物詩が集客力となっている」ことなのです。ですから氷の上で釣りをするのでなければならないのです。

そこで秋のターンオーバーを人工的に早めたり水位を下げたりして湖全体の水温を早い時期に下げる方法、ある程度凍り始めたら氷を厚くするために寒い日に散水を行うなどの方法が考えられますが、誰がやるのか、効率的な方法や機械は有るのか、資金はどうするのかという問題が有るのです。

かといってボート釣りを再開するために氷を割るのもままならないのですから、結局は自然任せにするしかないのでしょうか。何か、良いアイデアは無いものでしょうかねぇ!

来シーズンはここに釣り人が一杯になることを祈っています。まずは、皆さん温暖化防止に協力をしていきましょう。
(ロマンス亭のライブカメラの映像を拝借しました。)



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