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華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

謝意の効果

2025年03月24日 21時43分21秒 | Weblog
午前シフト3日目終了。
帰ったら必ず爆睡してしまう。そして寝起きが悪いものだから、ソファで目覚めた後もゴロゴロ。午後シフトの日は仕事に行くまでに掃除や洗濯をするのに、午前シフトをする日は仕事だけするただの役立たず。ちゃんと仕事してるだけヨシとするか⁉︎

そういえばここ数日同じ大部屋を担当している。おじいさんばかり4名。なぜか喜ばれて「今までで会った一番いいナース」と言われている。特別何かをしているわけではないけど、強いていえばちゃんと話を聞いて、頼まれたことをやって、質問には答えてるというぐらい。これが意外と好評価につながる。基本中の基本だと思うけど、できない看護師は結構多い。
まず話を聞かない看護師が多い。どうしても患者さんが言ってくることって愚痴っぽくなってくる。そういうのを受け付けない、もしくは言い返す看護師の多いことよ。不安で愚痴っぽくなって、もしくは悲観的になって憂うつな雰囲気を漂わせる人は確かに多い。でも高齢者で、体のどこかに悪いところがあるとそんな感じになっちゃうのはある程度仕方ないことやと思うんよ。
私がこういう環境に適応できるのは四世帯で育ったせいと思う。気の強い曽祖母と祖母と過ごす時間が多かった。嫁である母はしんどかったやろなー。あと高齢者を敬いましょうという理念を植え付けられているので、その影響もあるはず。たまにこちらの看護師の患者さんへの対応を見ていて、例えばその対応を受けたのは自分の祖父母や父母、もしくは歳をとってからの自分だとして嬉しいと思うのかな?とよく思う。年長者=敬うべき人という認識はないけど、でも病院にくる高齢者は少なくともなんらかの助けがいる人だという認識はどこまであるのだろう?と思う。自分もそうだったから将来同じような扱いを受けても仕方ないって思うのかな。
ほんの少しでも共感を示すと安心してもらえる。それにかかる時間は数分。こんなことで不安を取り除けるのなら話ぐらい聞きますとも。

ちょっと話はずれるけど、先日いつもお世話になっている業者さんがあるイレギュラーなことで少し頑張ってくれたことがあった。それがその業者さんの仕事で、そのためにこちらは定期的に代金を支払っている。だけどその作業に感謝を示すために先日お菓子を贈った。以前に同じことをしたときDは「そのためにお金を払ってるんだからお礼をするのはおかしい」と納得してなかったので、今回は黙って贈った。実際Dの言う通りなんだけど、少しの出費と労力でこの先も業者さんが気持ちよく私たちの仕事を受けてくれるのであれば私は価値があると思う。事実、前回お礼の品を贈って以降の対応は誠意がこもる気持ちのいいものだった。

ほんの少し共感を、謝意を示す事で得られるリターンは大きい。先方もそうだけど、私だって「よい看護師」と言われたり、きちんと作業をこなしてもらえたりして気分がいい。リターン狙いではないとしても感謝は伝えていきたいとは思っている。

ただ。
これが全く通用しない相手もいる。それがD。家事するオットへと褒めて育てるということをやってみたけど、ここ10年強で全然効果がない。謝意も効かないし、小言なんて言った日にゃ余計に台所に皿が溜まる。なんなんだろうねぇ。軽んじられてるんやろうか。あ、書いてて悲しくなってきた。やめよ。

先日の散歩の様子(D撮影)。


いつまでも元気でいてね。