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華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

満月は不思議さ

2025年03月17日 10時09分09秒 | Weblog
少し前に勤めたインチャージのシフトがとても大変だったことを先日書いた。
土曜日もまたインチャージを務めて、夕方またではいいシフトだったのに、8時前という午後シフトでは最も忙しい時間に急性の心房細動の患者さん。脈拍がフィ規則でが90から250を行ったり来たり(だいたい規則的で60から100ぐらいが普通)。患者さんにはまったく症状がないのだけど何度チェックしても200近くを示すので救急対応チームMET召喚。以前はMETを呼ぶことに若干の躊躇があったんだけど、もうこんだけ何回も呼んだらさすがに慣れてきたわ。
結果的にその患者さんは心臓の動きをモニターしなくてはならないということで循環器科へ移っていった。これが片付いたのが申し渡しに近い9時過ぎ。この時までにインチャージとしての仕事をだいたい終えていたので助かったわ。

そして昨日も午後シフトのインチャージ。同僚には「Yoshimiがインチャージをすると何かが起きるよね」ってからかわれた。
昨日は平穏ではあったけど、問題は認知症、せん妄の患者さんたち。4人部屋にいるみんながそんな感じ。
認知症患者のひとりは病棟中に響く声で「たーすーけーてー」と叫び続ける。どうしてほしいの?ときたら「おめーには聞いてねーよ、このクレイジーやろう。どっかいけ!」と言われる。苦笑いするしかないよね。
もうひとりの認知症患者さんは何度も何度もベッドから転げ出る(低いベッドに寝かせてある)。そして粗相。体の大きい人なのでベッドに戻すにもひと苦労。
別の夢と現実を行ったり来たりしている患者さんは叫ぶ患者さんの影響を受けてか同じように「たすけて…」といい、歩けないのにベッドから這い出ようとする。いくつかの大切な管が入っている状態で体位を変えるのにも気を使うのに、勝手に動かれては大変なことになる。
もうひとりの比較的頭がはっきりしている患者さんは、不思議なことにこのカオスな環境の中にいても特に気にするでもなく、静かに食事をし、眠っていた(めっちゃうるさいのに)。
とにかくこの部屋は午後中ずっと大変だった。なんで今日はこんなに⁉︎と言ったら「満月だよ」。本当にね、満月の夜って何か起きる。不思議。

それでも申し渡しを終え、すべてのことがちゃんとできているかを確認し、さぁ帰ろうかとした時に、今度はたまたま通りかかった病室で目が合った患者さんが突然嘔吐。夜勤スタッフが助けてくれたけど、乗り掛かった船なので最後まで片付けに付き合っていたら結局サビ残30分。まぁ、そんなもんよ。患者さん全員生きてるからもうそれでよしとする。

今日もこれから出勤。インチャージではない。どんなシフトになるかな。頑張ろう。