華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

何かあるのよ、やっぱり

2018年10月20日 21時21分36秒 | Weblog
今日から仕事。本日はイレギュラーシフトで12時から。

午前中は土曜日、というか仕事のないDがお散歩へ。私は久しぶりに台所に立って、犬のご飯とカレーライスを仕込んでいた。
ついこの間までの作り置きに一生懸命になり、ジムにも週に2回は通っていた私はどこへ行ったんやろう? そもそもあのモチベーションはどこへ? 何をやっても長く続かないアタシ。あぁ。
ご飯が炊きあがるころには身支度をする時間が近づいていた。作りたてを一膳食べてから仕事へ。

午後シフトは2時から始まる。12時スタートの私は各人のヘルプへ。
でも、なんというか、口はよく動くけど手は全然の人たちがいて、私が到着するなりどわーっとあれこれ言ってくる。もうこれだけでマジでうつっぽくなる。仕事ができない言い訳だけは一人前。ヘドが出そうだわ。
実は昨夜、仕事に行きたくなくて、行きたくなくて、よく眠れなかった。夜中に何度も起きた。出社拒否症ってこんな感じなんかなぁと思いながら。でも仕事があるありがたさもわかっている。出社したら、今日はなんとオーバースタッフ。「だったら休みたい!」とマネージャーに交渉することも考えたけど、土曜日の今日は週末出勤手当が付くので気合でその誘惑を押しのけた。
もう今の職場で戦うことをあきらめた私は静かに過ごすと決めている。Dに仕事が決まって、落ち着きを見せたら、絶対転職するか労働時間を減らすぞ。
黙って言われた作業をし、2時を待って自分の患者さんのために働いた。
土曜日ということもあり、静かな一日を過ごしていた。ただ3日前には3分の1ほど空いていたベッドが現在満床。知らない患者さんも増えていたので、まずか看護記録を読んでいた。
そして8時半に終わるシフトだということもあり、ルーティンのヴァイタルサインのチェックをいつもより少し早めに開始。いつもは最後に取っておく傷口や床ずれのチェック、排便の記録なども早め早めにアップーデートしておいた。
で、ドラマは起こる。
6時半。
いつもはナースコールを押さない患者さんが押している。「何かのミスかな?」と思って部屋に行ったら、隣のベッドの患者さんが床に寝転がっていた。
あぁ、転倒だよ。
患者さんが転倒すると、様々な書類に記入し、ドクターや家族、マネージャー等に連絡しないといけない。後者は今日のリーダーが引き受けてくれたけど、前者は私の仕事。しかも頭を打っていたので、大事を取って隣町の病院へ検査に搬送されることになったので、その準備も。先ほどまで静かだった作業はあっという間バタバタ。
で、これだけならよかった。
実はこのとき、私の住むニューサウスウェールズ州で予報されていた通り、表は土砂降りの雷雨。その影響でニューサウスウェールズ州にあるコンピュータシステムがダウン。すべてデータ化されていた患者さんの情報を引き出せなくなった。
これが起きたのが7時過ぎ。ちょうど夜の投薬が始まるという最も忙しい時間帯だった。私は転倒が起きた後に更新すべきページはほぼ終えていたのでそちらは問題なかったけど、ほかの患者さんの投薬リストにアクセスできず、しばしの間お手上げ状態。
もちろん緊急時に備えて独自のラインを持つコンピュータがあり、そこから各患者さんの投薬譲歩を出せたけど、それを待つ時間など、普段なら要らない時間がいたずらに過ぎていった。
モタモタしつつも自分の患者さんの投薬は終了。いつもはコンピュータで書き上げる看護記録も今日は全部手書き。久しぶりだったので、一瞬書き方を思い出せなかったわ。
この時はまだうちの病院だけがダメージを受けているんだと思っていたけど、あとでニューサウスウェールズ州全体が影響を受けていると判明。うちみたいに慢性期の病棟はいいけど、救急外来とか大変やろうなぁ。早くシステムが回復するといいけど。

そんなわけで就業時間を少し遅れて終了。仕方ない。

帰宅。
ちょうどいい感じのカレーを食べたくて仕方なかったけど、すこーしルーをつまんだだけで我慢。今日の辛抱、明日の減量。
明日は久しぶりの午前シフトなので、夜更かしをせずにとっとと寝る。疲れてるのに眠くないという嫌な感じだけどさ。明日の早起きが気になって、またあんまり眠れなかったりして。ありそうでいややわ。
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