華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

時間に対する感覚の差

2018年10月21日 23時25分25秒 | Weblog
今日は久しぶりの午前シフト。昨日はそこそこの時間に寝たし、たまの早起きだったので問題なく起きた。今よりもう少し午前シフトをこなしてもいいかな、とか思ったして。

今日はポート3で勤務。患者さん総替えは面倒だけど、ポート3のほかのメンバーの方が気が合いそうだったので、文句を言わずに移動。
昨夜ダメになったコンピュータシステムは夜の間に復活したけど、今朝になってまたダウン。もっとも忙しい朝の投薬の時間はまた紙に書かれた投薬リストを見ながら。
面倒だし時間もかかる。でもなんとかかんとか大幅な差が出ることなく投薬終了。
それから患者さんをシャワーへ送り込み、ベッドメイクをし、ヴァイタルサインのチェック。このころにシステムが復活し、残りの時間は問題なく作業ができた。

私は空いた時間に細かい作業をこそこそと進め、時間内に終わるようにやっていた。一緒に働いた残りの2名は時間よりも自分が納得するまで完璧に作業をこなすタイプなので、私が帰る準備ができたときにまだまだ残っている状態。一応チームとして一緒に残ってやれることを手伝ったけど、このとき、私の仕事が手抜きなのか、それとも要領がいいのかどっちだろう?と考えたりした。後者であることを願うけどさ。
書きながら思ったけど、“時間”への意識の差かもなぁ。この作業にはこのぐらいの時間をかけるみたいなことを計算しながらやっているけど、もしかするとこの概念はこちらの人にはない? だってそもそもそんなに時計を見る人たちじゃないんね。日本なんてあちらこちらで時計を見かけるけど、こっちってそうでもない。待ち合わせとかもきっちり時間通りに現れなくても問題ないし。電車やバスが10分ぐらい遅れるなんて序の口だし。日本人は時間厳守等うるさく言われるし、自然と時間や日付を意識しながら仕事をしているので、要領もよくなるのかしらねぇ。

帰宅。
プータローDは豪快にお昼寝。Dはとても良く寝る。あんなにじっとしてるのによく眠れるな~と感心するぐらい。多分脳みそをたくさん使ってるんだとは思うけど。今はストレスのせいかもしれない。今のところ私も優しい気分で見守ってあげられてるけど、この聖母モードもいつまで続くことやら。

犬の散歩へ行き、帰ってからはまた日本へと旅立っていた。テレビ・動画の見過ぎで日に日に目が悪くなっていってる気がする。ストレスの解消には役立つけど、もっと他の方法も考えていかないとなぁ。
夕食はあるものを適当に。Dも何かを食べていたけど、それがなんなのか知らない。夫婦というより同居人みたいやな、私たちは。お互いやいのやいとの干渉されたくないので、ちょうどいいんだけどね。

明日も仕事のはずだったけど、先日亡くなった先輩のパートナーのお葬式に出席するため有休をもらった。お昼からなので、朝は散歩と片付けかな。
先輩の顔を見たら泣いてしまいそうだなぁ。想像しただけでも目頭が熱くなる。

年を重ねて涙もろくなる、とはよく言うけど、きっとそれは経験を重ねて、ほかの人の悲しい気持ちや嬉しい気持ちが理解できるようになったからじゃないかなと思う今日この頃。もし今Dや日本の家族がいなくなったら…とか考えるだけで辛い。本当にいなくなったらその喪失感は想像の何倍にもなるはず…というように考えたらもう苦しいぐらいに辛い。

でもしっかり故人にお別れをしてこよう。

悲しいことが続くなぁ。
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