5月23日(月)、臨時議会が開かれ、議長、副議長の選挙がありました。
議会が始まる前に議長へ名乗りを上げた候補者の佐野郁夫議員から所信表明があり、その後、仮議長が議長選挙を
告知し、投票となり、佐野議員一人だけを選ぶ選挙が行われました。
結果、佐野議員へ28名中で26名(2名が白票)が投票し、新議長が誕生しました。
問題は、所信表明の内容です。10分間の中で半分近く、過去の実績を訴えました。
我々が期待をしていたのは、任期2年間で議長として、何を具体的に実現するのかという点(マニフェスト)でしたが、
余りに総花的で残念な内容でした。
しかし、その公約の中に、「議会改革」、「議会基本条例」、ということが盛り込まれており、一票を投じました。
今回の議長選挙での収穫は、①立候補制を打ち出したことで、前例踏襲(申し合せ)ということを再考する契機となった
こと。②内容はともかく、議場で所信表明をのべることができたこと。③市民に公開して議長選挙が行われたこと。
という点が挙げられます。
さて、これが、次につながる布石となるか…。