7月18日未明の女子サッカーワールドカップ決勝での「なでしこジャパン」の勝利に日本各地で歓声が上がりました。
本日のメディア各局は、笑顔で凱旋帰国する「なでしこジャパン」を報道していました。
あの王者・アメリカの選手たちが、決勝戦では、あんなに硬くなり、表情には悲壮感が漂っていたのとは対象的に、PK戦前の佐々木監督となでしこチームには笑顔があふれていました。
ニューヨークタイムズの記事(14日付)で米国ゴールキーパーのソロ選手が、なでしこジャパンに対し、「彼女たちは試合そのものより、もっと大きくて意味がある何かのためにプレーしている。そんな大きな感情に突き動かされている相手に対抗するのは難しい」 と、コメントを寄せていました。
そうした意味では、日本チームは東日本大震災を背負っての戦いでありました。
そのことは、なでしこチーム自身が自覚しているということは勿論のこと、米国チームへの無言の圧力として伝わっていたという証になっていうことでしょう。
ともかく、なでしこジャパンの勝利が日本だけでなく全世界へ感動を与えたことは、間違いありません。