起きて半畳 寝て一畳

株式投資の記録を中心に、日々感じた事や考えたこと、読んだ本のことなどなど

世界の最悪の独裁者ワースト10

2006年01月25日 20時39分37秒 | エトセトラ
 24日のライブドアニュースで「最悪の独裁者 世界のワースト10」という記事を読みました。面白かったのでご紹介します。

 記事を書いたのは、米紙ワシントンポストが発行する週末版付録雑誌「パレード」で今月22日に報じられています。
 パレード誌によると、ワースト独裁者は世界の人権保護団体からの報告なども参考に毎年恒例的に選出していて、今回も「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」や「国境なき記者団」「アムネスティー・インターナショナル」の各種報告を使用して選定しているそうです。

【世界の最悪の独裁者ワースト10】 ( )内は昨年の順位

1位(1位) 7万人余といわれる大量虐殺が行われているスーダンのオマル・アルバシール大統領
   長年の内戦で国内避難民が多数発生、最悪の人道上の危機といわれた。

2位(2位) 北朝鮮の金正日総書記(2003、2004年と2年連続1位) 
   パレード誌は、国内的には、世界で最も厳しく管理された国家と述べ、政治的抑圧のほか、国民が飢餓状態にあることを指摘している。国連の世界食糧計画によると、北朝鮮の平均的な7歳の少年は、韓国の同じ年の少年と比べ、身長で約20センチ低く、体重でも約9キロ軽いという。

3位(3位) ミャンマーのタン・シュエ議長
   野党指導者アウン・サン・スー・チーさんを長年にわたって自宅軟禁下に置いている。子どもを兵士として徴用しているとして国際的な批判を浴びているほか、国家プロジェクトの建設のために、多数の人々を強制的に駆り出しているといわれる。

4位(9位) ジンバブエのムガベ大統領

5位 ウズベキスタンのカリモフ大統領

6位(4位) 中国の胡錦濤国家主席
   経済的自由化にもかかわらず、依然として1億5000万人が最低賃金すらもらえず、一日1ドル以下の生活を強いられており、25万人から30万人の政治的反対者らが裁判を受けないまま労働改造所に監禁されており、政府は手紙と電話、電子メールなどを閲覧したり、検閲していると報じた。

7位(5位) サウジアラビアのアブドラ国王

8位(8位) トルクメニスタンのニヤゾフ大統領

9位 イランの最高指導者ハメネイ師

10位(10位) 赤道ギニアのヌゲマ大統領

ワースト3までは昨年と同じ顔ぶれです。昨年、第4位だった中国の胡錦濤国家主席はジンバブエのムガベ大統領とウズベキスタンのカリモフ大統領に抜かれて6位に順位を下げてしまっています。(笑)

 これをみて思うのは、日本は中国や北朝鮮と陸続きでなくて良かった と云うことです。それともう一つ、今の中国には、共産主義革命を夢見る学生・活動家というのは、いないのだろうか、ということです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊田自動織機 シンプレクス・テクノロジー

2006年01月25日 17時15分09秒 | エトセトラ
【1月25日の市場概況】日経平均終値:15,651円(+2円
 日経平均株価は小幅続伸も安値引け。
 前場は内需・外需問わず、幅広い業種の主力大型株に国内機関投資家などの買いが入った。モルガン・スタンレー証券が値がさの多い半導体製造装置株の投資判断を引き上げたことも支援材料となり、日経平均の上げ幅は200円を超える場面があった。
 しかし後場に入ると、きょう25日から取引時間が13時30分から15時までに短縮されたライブドアの売買動向に市場の関心が集中。証券会社の自己売買部門などの間では主力株の取引を手控える動きが広がり、日経平均は徐々に上値の重い展開となった。
 ライブドアが13時53分に前日比21円安の155円で寄り付いた後は、日経平均とライブドアの値動きが連動するようになり、相場環境は一変。ライブドアが一段安になると、株価指数先物に目先筋の手じまい売りがかさみ、日経平均は急速に上げ幅を縮小した。
 ライブドアの値動きに市場は大きく揺さぶられた。

【株式投資の記録:1月25日】
 ①豊田自動織機(01/19買建@4,030*1,000株)
  @4,120-で1,000株とも返済しました。8万円チョットの儲けです。(神様に感謝!)
 ②シンプレクス・テクノロジー
  @132,000-で12株買建しました。
  寄り付きで買ったのですが、果たして正解だったかどうか・・・。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陳舜臣「唐詩新選」牡丹⑩:李益の牡丹

2006年01月25日 16時57分37秒 | 本・陳舜臣
 きのうの続きです。陳舜臣「唐詩新選」牡丹(中公文庫)
-----------------------------------------------------------------------
(71ページ)
  牡丹妖豔亂人心  牡丹の妖艶人心を乱し
  一國如狂不惜金  一国狂うが如く金を惜しまず
  曷若東園桃與李  曷(なん)ぞ若(し)かん東園の桃と李の
  果成無語自成陰  果成り語無くして自ら陰(かげ)を成すに

 これは王叡(おうえい)と王轂(おうこく)の両集にみえるさまよえる詩だが、誰もが牡丹に狂ったのではない。科挙の受験生は、見事な紫の牡丹咲く家に帰りもせずに、よその人に花見をさせている。彼には別の「花」があるのだ。つぎは李益の「牡丹」である。

  紫蕊叢開未到家  紫蕊(しずい)叢(むらが)り開くも未だ家に到(いた)らず
  却游客賞繁華  却(かえ)って游客をして繁華を賞せしむ
  始知年少求名處  始めて知る年少求名の処
  滿眼空中別有花  滿眼 空中 別に花有るを

-----------------------------------------------------------------------
 「牡丹」完
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする