予定していた直近の彼女の事ではなく、私が20代前半の頃の話を書きます。
【仮面の告白その五 泡姫セーラ・エピソード1】
「色で導き 情けで教え 恋を菩提の橋となし 渡して救う観世音
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」
近松門左衛門「曽根崎心中」の遊女・お初と徳兵衛は曽根崎の森で心中して果てましたが、「未来成仏疑いなき、恋の手本となりにけり」、特にお初は一般大衆の熱い共感と涙、人気を集めました。
「泡姫セーラ」は私にとって「観世音」のような女性でした。(セーラは仮の名です)
私が「泡姫」に親しみを覚えるのも多分彼女とのことがあったからです。
私が未だ20代の頃、今のソープランドは当時「トルコ風呂」とか「トルコ」と呼ばれていました。調べてみましたら、外交筋からの苦情を受けて、1984年12月19日に特殊浴場協会が「トルコ風呂」の名称を「ソープランド」に改称した、とありました。
セーラは川崎市南町のトルコ風呂で働いていた泡姫で、私が20代前半の頃に出会った「オキニ姫」でした。
なぜオキニ姫だったかというと、彼女に「慈悲の心」を感じたからです。「仮面の告白その四」の[持久力]のところで少し触れましたが、若い頃の私は○○に悩まされていました。今は直った昔の事なので、はっきり書いても良いのですが、やっぱり○○で通します。俗に「三こすり半」とか云うアレです。(トホホホ ホー
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)
セーラはそんな私の○○をバカにしたり軽蔑の眼差しで見たりせず、ひたすら優しくいつくしんでくれました。今から思うと、私の落ち込みが酷い時には、どう対処したらよいのか分からなくてチョッと困ったような感じの時もあったように思います。
○○で悩んでいた私にとってはそんなセーラの優しさは「救い」であり、まさに「観音様」でした。月に一度セーラに会いに行くのが、その頃彼女のいなかった私にとって最大の楽しみというか喜びの日でした。
セーラを指名して四度目の時だったと思いますが、未だ待合室で待っている段階でどういう訳か「ナニ」が大きくなってしまい
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、ズボンにテントをはった状態で部屋に入ったことがあります。待合室から部屋まではコートで前を隠していたので彼女にも気付かれませんでしたが、部屋に入ってコートを彼女に預けたら、興奮しているのが丸分かりでした。
彼女は(明るく)笑いながら「わぁぁぁ、もう大きくなってるぅ
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」と言いながら、テントを張っている部分を優しくナデナデしてくれました。
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ところが、このナデナデが点火スイッチになってしまい、私は必死でガマンしたのですが、数秒後に暴発
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してしまったのです。
部屋に入って直ぐのことで、私もセーラも未だ立ったままの、服も着たままの状態でした。ちなみに、これがセーラとの「最短記録」で、妻にこの話をしたらバカ受けしました。
セーラも私が○○なのは知っていましたが、この時はさすがにビックリした様子で
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、「ごめんなさい」と言いながら慌てて私のスボンとパンツを脱がせ、タオルとティッシュでパンツに付いた△△を一生懸命拭いてくれました。その後私の方も拭いてくれて、ついでに上着も全部脱がせてくれました。
その間、私は茫然自失の状態でただポーッと立っているだけでした。私もショックを受けていたのです。
彼女は私の腰にバスタオルを巻いてベッドに腰掛けるようにいざなってくれたので、私は無言でそれに従いました。
彼女は私のパンツを裏返しにしてバスタオルで挟んで叩いたりしていましたが、やがて私の方に来て斜め前の床に座りました。この時になって、やっと私も「ごめんなさい」と一言彼女に言えました。彼女はどう応じれば良いのか分からずに正直困ったような感じでした。
でも、彼女の目には私への侮りや怒り、迷惑といった感情はこれっぽっちも浮かんで無く、むしろ自分がヘマをやったという風に思っているように見えました。どう考えても悪いのは私の方なのですが。
お互い何を言えば良いのか、どうすれば良いのかが分からなくて少しの間沈黙が続いたのですが、やがて彼女は「じゃあ、準備するね」と言って立ち上がり、イス洗いの段取りに取り掛かりました。
私がショックから立ち直り、いつもの様に彼女と楽しく会話ができるようになったのは、彼女に体を洗って貰っていてナニが又ムクムクと
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完全に大きくなった時でした。「さっきはゴメンね。あんなこと初めてだったのでどうしたら良いのか分からなくって・・・。」「超○○でホントにお恥ずかしい・・。」といったことをワリと明るい口調で言えました。
私がショックから立ち直りつつあるのを見て彼女もホットしたのか、私の言葉に直接は答えずに「ウフッ、ホーント元気ねぇー
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」と言って、・・・(この後は省略します
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)。
セーラの優しさ、暖かさは私にとってこの上なく嬉しいものでした。と言って、のぼせ上って彼女に交際を申し込んだりするほど、私もウブではありません。ある意味、バランス感覚の取れているのが私の特徴です。この後も私とセーラは、常連客とオキニ姫という関係で月一回の逢瀬を楽しんでいたのです。
そんな関係からチョッとはみ出したのは、彼女が同じ川崎でも南町から堀の内の新しいお店に移って三度目の逢瀬のときでした。
明日「泡姫セーラ・エピソード2」でこの続き書いてみたいと思います。