起きて半畳 寝て一畳

株式投資の記録を中心に、日々感じた事や考えたこと、読んだ本のことなどなど

横河電機 明石公園の桜

2006年03月28日 21時56分29秒 | 仮面の告白
【3月28日の市場概況】日経平均終値:16,690円(+40円
 日経平均株価は3日続伸した。3月期末に配当を実施する銘柄の権利落ち日で、日経平均を約78円押し下げる要因となったが、上昇で終えた。
 もっとも、東証1部の売買代金は概算で1兆9887億円にとどまり、24日以来の2兆円割れ。売買高は16億6062万株。

【株式投資の記録:3月28】
 ①横河電機(02/06買建@2,265*3,000株)
  @2,025-で3,000株とも返済して損切りしました。▲75万円ほどの損失です。
  含み損圧縮処理の第二弾です。
  これで残る横河電機株は3月8日に@1,947-で買建した2,000株だけとなりました。こちらは17万円ほどの含み益が出ています。
  


【明石公園の桜】
 桜が見ごろになってきました。これは無断で拝借した明石公園の画像です。ここは妻と花見に訪れたことがある思い出の場所の一つです。
 東京育ちの妻にとって関西に住むのは初めての経験で、私にとっても学生時代から数えれば10数年振りのことでした。

  

 写真にあるような桜のトンネルも記憶にありますが、ボートから見る桜の景色が強く印象に残っています。暖かい陽気の日でしたが水上は結構寒くて、妻がとても寒そうにしていたので、私が着ていたハーフコートを妻に貸してやろうと、オールを漕ぐ手休めてコートを脱ごうとしたら、ボートが右に左に大きく揺れて、妻がキャアァと結構大きな悲鳴をあげたのをよく覚えています。
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ワークスAP 三菱地所 日経225オプション 二条城の梅

2006年03月20日 21時48分02秒 | 仮面の告白
【3月20日の市場概況】日経平均終値:16,624円(+285円
 日経平均株価は大幅に続伸。2月7日(1万6720円99銭)以来、約1カ月半ぶりの高い水準を付けた。国内のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は引き続き良好なものの、特に目新しい買い材料は見当たらず、時期的な需給要因が株式相場を大きく押し上げた面が大きい。
 3月期末を控えた国内機関投資家などの決算対策売りが前週までにほぼ一巡したとの見方が、買い安心感につながっている。

【株式投資の記録:3月20日】*3月17日は取引しませんでした。
 ①ワークスアプリケションズ(03/08購入@92,800*20株)
  @104,000-で20株とも売却しました。21万円チョットの儲けです。(神様に感謝!)
 ②三菱地所
  @2,575-で2,000株売建しました。
 ③日経225オプション 4月限月プット16,500円
  @350-で1枚購入しました。
 



【二条城の梅の香り】
 今年はどことも梅の開花が遅れ気味だったようですが、先週ぐらいからようやく見ごろを迎えています。 
 私にとっての「梅の名所」と云えば、この「二条城」です。理由は妻と訪れた思い出があるからです。 




 

 調べてみると、「本丸御殿の南西にある梅林は140本」とありました。本数だけとれば、そんなにたいしたことはないと思いますが、地の利といい、広々とした庭の一角にある梅林の風情といい、なにやら洋風めいた明るさ、現代的な感覚すらかんじられて、同じ京都でも北野天満宮の梅苑とは全然風情が異なっているのが面白いと思います。

 見学の順番にしたがって二の丸、本丸を見学した後の帰りに梅林を通ります。あのほんのり甘酸っぱい梅の香りが嫌いな人というのはいないと思います。梅の香る中、妻にキスをしたくなって、妻の手をとって少し人目につきにくい梅林のはずれの方に行ったら、先客がいてまさに熱い抱擁の真っ最中でした。
 マッタクぅ

 明日は野球(WBC)の日本・キューバ戦を見ようか、それとも二条城まで行ってみようか、どうしようかと迷っています。
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銀行業連動型投信 TOPIX連動型投信 他 つげ櫛

2006年01月27日 23時27分53秒 | 仮面の告白
【1月27日の市場概況】日経平均終値:16,460円(+569円
 日経平均株価は大幅に続伸。2000年9月8日(1万6501円55銭)以来の水準となった。前日の米株高やソニー、アドテストなど主力企業の好決算を好感した買いが先行。デフレ脱却への期待感も高まり、内外需問わず幅広い銘柄に買いが膨らんだ。
 東証株価指数(TOPIX)も大幅に続伸。前日比47.03ポイント高の1690.32まで上昇。2000年5月8日以来の水準を付けた。
  朝方に総務省が発表した昨年12月の全国消費者物価指数(CPI)が2カ月連続でプラスになったことも支援材料。

【株式投資の記録:1月27日】
 ①銀行業連動型投信[証券コード1615](12/16買建@477*6,000株、01/10購入@458*6,000株)
  @479-で全部売却及び返済しました。12万円ほどの儲けです。(神様に感謝!)
 ②TOPIX連動型投信[証券コード1306](01/11購入@1,655*1,000株)
  @1,697-で1,000株とも売却しました。3万円チョットの儲けです。(神様に感謝!)
 ③デジタルガレージ(01/26購入@485,000*7株)
  @502,000-で7株とも売却しました。11万円チョットの儲けです。(神様に感謝!)
 ④日経225オプション 2月限月コール16,500円(01/10購入@245*3枚)
  @245-で3枚とも転売しました。▲1万円ほどの損失です。
 ⑤日経225オプション 3月限月コール17,500円(01/16購入@110*6枚、01/17購入@80*2枚)
  @140-で8枚とも転売しました。28万円チョットの儲けです。(神様に感謝!)
 


【つげ櫛】
 きのうは妻にもらったボールペンのことを書きましたので、きょうは私が妻に贈った品について書きます。

 妻に誕生日のプレゼントに「つげ櫛」を欲しいと言われて、真っ先に連想したのがオー・ヘンリーの「賢者の贈り物」でした。高校生のときに英語の勉強を兼ねて読んだのが最初で、その後、新潮文庫の「O・へンリー短編集」でも読んだ覚えがあります。

 ご存知の方も多いと思いますが、「貧しい若夫婦がクリスマスのプレゼントに、妻は自慢の髪の毛を売って夫の金時計につける鎖を買い、夫は自慢の先祖伝来の金時計を売って妻の髪を飾る櫛を買ってくる」というお話です。
 (読んでみたいという方は、こちらのサイトでどうぞ。http://www.bauddha.net/kenja/sanseido.html

 妻はつげ櫛を買うお店も指定してきたので、休みの日に二人で上野まで櫛を買うために出かけました。そこは「十三や」という、それまで私が名前も聞いたことのないお店でした。

 ←これが「十三や」の店構えです。(東京都台東区上野2-12-21) ネットで調べたら昔と同じところにありました。

 ここでうんちくを披露します。
 京都にも同じ「十三や」という名のつげ櫛のお店がありますが、この「十三や」という屋号は、蕎麦屋でいえば「長寿庵」のようなもので、「櫛や」を意味しています。
 櫛(くし)の九(く)と四(し)を加えると十三になるところから「十三や」という屋号が生まれたといわれています。

 初めて上野の「十三や」へ妻と行ったときには、下の写真の内、右の形の櫛と真ん中の形の櫛を買い求めました。二つあわせて1万円以上したと思いました。妻はここの櫛が好きで自分で買ったりもしていました。私もその後何度かいろんな形の櫛をここで買って妻へのプレゼントにしました。 
 
  

 つげ櫛は、椿油をしみ込ませて使うほどに光沢が深くなり、丈夫で静電気をおこさず、髪の毛の通りも良く地肌への当たりも柔らかで、一生の宝物になるといわれています。
 
 妻が亡くなったとき、十三やのつげ櫛が大小長短あわせて10本ほどありましたが、どれもよく手入れされていて、きれいな飴色をしていました。全部お棺にいれてしまったので1本も残っていませんが、形見に1本ぐらいは手もとに残しておけばよかったなと、今頃になって思っています。
 
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グッドウィルG デジタルガレージ クロスのボールペン

2006年01月26日 22時47分12秒 | 仮面の告白
【1月26日の市場概況】日経平均終値:15,891円(+240円
 日経平均株価は大幅高で3日続伸し、高値引けした。
 鉄鋼など主力株の幅広い銘柄に外国人や国内機関投資家の買いが入ったようだ。朝方の外国証券経由の売買注文動向(市場筋推計)が今年最大の買い越しとなり、買い安心感につながった。

【株式投資の記録:1月26日】
 ①グッドウィル・グループ(01/20購入@281,000*10株、01/23購入@256,000*10
株)
  @282,000-で20株とも売却しました。26万円ほどの儲けです。(神様に感謝!)
  3匹目のドジョウGETしました。 
 ②デジタルガレージ  @485,000-で7株購入しました。
  先月、2週間ほどで60万円儲けた株です。2匹目のドジョウを狙うにしては、チョット間が開きすぎたように思いますが・・・。果たして吉とでるか凶とでるか、楽しみです。
 


【クロスの18金張りボールペン】
 愛用のボールペンをまた失くしてしまいました。初めて手にしたクロスのボールペンは、会社に入って2年目か3年目の年に麻雀大会の景品としてもらったクロムメッキのものでした。

 その数年後には、自分で買ったのでは絶対無いのですが、どうやって手に入れたのかは覚えていないクロスの10金張ボールペンを愛用するようになっていて、妻と結婚したときにもそれを使っていました。

 そのボールペンを結婚1年目に失くしてしまいました。愛用していたとはいえ、特に深い思い入れがあったわけでもありませんので、代わりが欲しいということも無かったのですが、妻が誕生日のプレゼントにくれたのが、クロスの18金ボールペンでした。先ほどネットで調べたら、大体1万円前後で手に入るようです。

 そのボールペンも数年後には失くしてしまいましたが、妻はまた同じ18金のクロスのボールペンをプレゼントしてくれました。妻が亡くなって、何年か後にそのボールペンも失くしてしまい、そのときになって初めて自腹をきってクロスの18金ボールペンを買いました。きょう失くしたのはそのときの品です。
 また買おうかどうしようか、迷っているところです。
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【続続続・仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生】

2005年08月21日 15時27分55秒 | 仮面の告白
【市場概況】
 相場が急伸したことで、東証一部の予想PER(株価収益率)は先週末時点で18倍台前半まで上昇した。国際比較でも日本株の割安感は薄れ、「外国人の買いの勢いはやや鈍化している」(三菱証券)のも事実。
 テクニカル面でも日経平均株価の25日移動平均との上方かい離率は3%弱となり、「短期的に調整してもおかしくない水準」との声は多い。

【続続続・仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生
 続きを書きます。
 ラブホテルに入ったら、お風呂にお湯をいれるのは私で、その間に妻はコーヒーを入れる、というのが自然に出来上がった分担でした。
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 突然でまことに申し訳ありませんが、このお話は一旦中断させていただきます。
 なにやら熱が冷めてしまったようなシラッとした気分です。エッチで言えば、前戯をやりすぎて、挿入のタイミングを間違えたようなものかもしれません。

 ここまでパソコンをだましだまし何とかブログをチビリチビリ書いてきましたが、限界に来たようです。とにかくパソコンの調子が悪くて、ブログを書いててもフラストレーションが高まるばっかりです。
 カーソルの動きは極端に遅くなるし、安全のために一旦保存した下書きを読み込もうとしたら、なかなかそれが出てこないし、3分から5分位のフリーズは頻発するしで、もう嫌気がさしてきました。

 これから新しいパソコンを買いに行ってきます。
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続続・仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生

2005年08月20日 15時38分24秒 | 仮面の告白
【続続・仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生
 きのうからの続きです。
 再度、カバネルの「ヴィーナスの誕生」をアップします。きのうとは色調の違う画像で、サイズも大きくしました。(画像アップのやり方を大分マスターしました)



 私がこの絵を観て思わず勃起してしまったのをみてからは、妻はなんだか機嫌がよくて楽しそうでした。図書館を出るときも私はまだチンポコが立った状態だったので、興奮が静まるまでもうチョット待って、と言ったのですが、妻はダーメ!の一言で、しょうがなくズボンのポケットに右手を突っ込んで、テントを張ってるのが目立たないようにチンポコの位置を直す私をうれしそうに見ていました。
 
 銀座のキッチンラーメンで早めの夕食をとった後は、妻のお気に入りだった新宿のラブホ「ペリエ」に向かいました。電車を降りたあと、新宿二丁目のゲイバー街を右にみる遊歩道を通ってラブホテル街に入ったのですが、困ったことにホテルに着く前に私のチンポコがまた大きくなってしまったのです。

 ラブホ街は人通りも少なく、また私たちの前と後ろを歩いているカップルはいても、向こうからやってくる人はいなかったので、人に見られて恥ずかしいという心配はなかったのですが、なんだか歩きにくいし、チンポコの位置を修正したいと思っても、右手は妻と手をつないでいてふさがっているので、それも出来ずに結局大きくテントを張ったままペリエまで行きました。

 ペリエに入り部屋を決めてエレベーターに乗ったところで、とうとう妻に勃起しているのを気づかれてしまいました。妻は声を出さずに勝誇ったような笑顔でした。私も開き直って、おどけてエレベーターの中で直立不動の「気をつけ!」をして、ズボンの前がテントを張ってとんがっているのが、妻によく見えるようにしました。妻はずぅぅっと上機嫌でした。

 部屋に入ったら、妻は笑いながら、「ねぇ、いつからこんなになってたのよぉ」と聞いてきたので、私はまた「気をつけ!」をして、遊歩道を歩いているあたりで大きくなり始めて、ラブホ街に入る信号のところでは完全に勃起してしまったと説明しました。妻は「もう、本当にしょうがないわねぇ」とか言いながらもニコニコ顔でますます上機嫌でした。
 


 私のパソコンが悪いのか、goo のサーバーの関係か分かりませんが、ファイルが重たくて、書くのが全然はかどらなくなってきましたので、ここまで書いたものを一旦UPします。
 この続きはページを変えて書くことにします。
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続・仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生

2005年08月18日 23時58分55秒 | 仮面の告白
【8月18日の市場概況】日経平均終値:12,307(+34円
 日経平均株価は反発。17日の米株式相場の上昇や国内景気の回復期待などを背景にした買いで、1日を通じて高い水準で推移した。ただ、上値では利益確定売りも目立ち、大引けにかけて手じまい売りなども巻き込んで急速に伸び悩んだ。
 寄り付き前に発表された8月7日~13日の対外対内証券売買契約等の状況で、外国人による株の買越額が7219億円と今年最高になったことも、先高期待につながった。

【株式投資の記録:8月18日】
 ①ダイキン工業(08/17売建@2,900*2,000株)
  @2,875-で全部返済しました。4万円チョットの儲けです。(神様に感謝!)
 ②セキュアードキャピタル・ジャパン
  @262,000-で5株購入しました。
 

【続・仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生】
 きのうからの続きです。
 数ある「ヴィーナスの誕生」の中でも、デジカメで撮って残したかった妻のヴィーナスの姿がこちらです。

 この作品は、きのう紹介したブグローと同じフランスアカデミー派の画家、Alexander Cabanel(アレクサンドル・カバネル)の代表作といわれる「ヴィーナスの誕生」(1863年)です。
 ブグローのヴィーナスの誕生と同様、パリのオルセー美術館の収蔵品になっていて、サイズは130×225cm の大きさです。



 どうですか? エロイでしょう  

 横幅が225cmということは、等身大サイズの美女が目の前に横たわっていることになります。
 
 日比谷図書館で初めてこの絵を観たとき、私は勃起してしまいました。それを妻に気づかれ、予想通りというニュアンスのこもった「ニヤッ」と「ニタッ」まじりのクスクス笑いをされてしまいました。
 でも、健康な男子ならこの絵をみたら、そのエロさに脳天と股間を直撃されて、チンポコが立って当然だと思います。

 この作品が描かれた1863年というと、日本は幕末動乱の真っ只中、前年におきた生麦事件のおかげで、この年薩摩藩とイギリスのあいだで薩英戦争がおこっています。
 この年、神戸海軍操練所頭取だった勝海舟は40歳、海舟の下で塾頭をつとめていた坂本龍馬は28歳、新撰組の近藤勇29歳、土方歳三28歳、そして妻の好きだった沖田総司は19歳の紅顔の美少年、海舟以外はこの後10年もしないうちにみんな死んでしまいます。

 沖田総司がこの絵を観たらどんな反応をしめしただろうか? ムフッ

 アメリカはというと、南北戦争の真っ最中で、この年1月に「奴隷解放宣言」が発布され、7月にはゲティスバーグの戦いで北軍が南軍を破り、11月にリンカーン大統領は有名なゲティスバーグの演説を行っています。
 その一部をご紹介します。あぁぁぁ!まだ純潔の美少年?だった大学受験生のころが懐かしい。

 「私たちの前には大いなる責務が残されています。名誉ある戦死者たちが最後まで完全に身を捧げた大義のために、私たちも一層の献身をもってあたること。これらの戦死者たちの死を無駄にしないと高らかに決意すること。神の導きのもと,この国に自由の新たなる誕生をもたらすこと。
 そして、人民の、人民による、人民のための政府をこの地上から絶やさないことこそが、私たちが身を捧げるべき大いなる責務なのです」
 It is rather for us to be here dedicated to the great task remaining before us -- that from these honored dead we take increased devotion to that cause for which they gave the last full measure of devotion -- that we here highly resolve that these dead shall not have died in vain -- that this nation, under God, shall have a new birth of freedom -- and that government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth.

 ヨーロッパはというと、この前の年に鉄血宰相・ビスマルクがプロイセンの首相になっています。いってみれば、ドイツ帝国誕生の前夜、フランスが王政から共和制に移行する前夜といった時代です。

 カバネルのこの「ヴィーナスの誕生」は、時のフランス皇帝ナポレオン三世に買い上げられたそうですが、その七年か八年後には、普仏戦争でフランスはプロイセンに破れ、ナポレオン三世は退位し王政は崩壊します。

 もしかすると、カバネルの描いたヴィーナスは、ナナさん(左のブックマーク参照)と違って、「さげまん」だったのかもしれませんね。

 リア王のセリフを借りると、こんな阿呆どもの舞台に引き出されたのが悲しくて、オギャーオギャーと泣きながらこの年生まれてきたのが、近代オリンピックの父ピエール・ド・クーベルタン、自動車王のヘンリー・フォード、画家のエドワルト・ムンク、岡倉天心、それと私が時々株式投資をする花王の創業者・長瀬富郎といった人たちです。

 カバネルはフランスアカデネーの寵児として、生前は数々の栄誉に包まれていたそうですが、印象派が天下をとった後は、冷や飯組みに転落してしまい、今ではすっかり忘れられたような存在になっていて、その作品も多くが行方不明になっているそうです。

 なんだか可哀そうになってきたので、カバネルの作品をもう一点、「オフィーリア」をアップします。



 話を戻します。
 日比谷図書館には妻とデートを兼ねて、カバネルの「ヴィーナスの誕生」が載っている画集を観るためにわざわざ立ち寄りました。私は妻に教えてもらうまで、この絵の存在は知りませんでした。妻は元彼の友人から聞いたということでした。

 この絵を観てすっかり興奮してしまった私は、妻にすぐにラブホへ行こうといいましたが、妻はこの後は最初からの予定通り、当時銀座の裏筋にあった「キッチンラーメン」というお店にベトナム麺と餃子を食べに連れて行け、といって私の言うことをききません。ラブホテルはその後だというのです。

 今回、ネットで調べたら「キッチンラーメン」は銀座二丁目のITO-YA(伊東屋)3号館の地下1階に場所を変えて、「八真茂登(やまもと)」として今も営業しているようです。(もっとも、2001年12月の記事でしたから、今日現在どうかは分かりません)

 もともとこのお店は、会社の女の子たちに誘われて行ったのが最初で、ベトナム麺はともかくとして、鉄板のお皿にのってでてくる餃子が絶品ですっかり気に入り、その後は会社の女の子たちや時には男同士でもちょくちょく行くようになったお店です。

 妻にもこのお店の餃子の話はなんどかしたことがあり、そのたびに今度連れていってあげると約束していました。
 ですから、日比谷図書館は、あくまで時間つぶしのついでに立ち寄ったのであって、この日のデートの主目的は「キッチンラーメン」のベトナム麺と餃子だったのです。
 妻といった頃は、松屋の裏近くの建物の一階にありました。中はわりと広いお店でしたが、女性同士ではチョット入りにくいようなお店でした。


 どうも寄り道が過ぎて、今回も本題に入っていけませんでした。
 明日は寄り道なしで、キッチンラーメンで夕食をすました後、妻とラブホテルに行ったエロ話を書いてみたいと思います。
 なにしろ、ベトナム麺にはニンニクが丸ごと何個も入っていますし、その前にはエロいブィーナスの絵を観ていますので、燃えないわけがありません。

 乞うご期待! 明日に続く
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仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生

2005年08月17日 21時02分27秒 | 仮面の告白
【8月17日の市場概況】日経平均終値:12,273(-42円
 日経平均株価は反落。前日16日の米株安を受け朝方は売り先行で始まった。ただ売り一巡後、国内景気の回復や継続的な外国人買い観測から押し目買いが活発に入り、前場中ごろに日経平均は上昇に転じ、前場の取引時間終了間際に今年の取引時間中の高値を更新した。
 後場は一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定や手じまい売りが膨らみ、結局下げて終えた。東証株価指数(TOPIX)は8日ぶり反落。

【株式投資の記録:8月17日】*8月16日は取引なし
 ①THK
  @2,545-で1,000株購入しました。
 ②ダイキン工業
  @2,900-で2,000株売建(空売)しました。
 

【仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生】
 きのうからの続きです。
 「ヴィーナスの誕生」という名の絵は、有名なものだけでもいくつもあります。私の知らない絵も含めれば、恐らく何十何百とあるのではないではしょうか。

 その中でも、日本で一番有名な「ヴィーナスの誕生」はボッティチェリの作品だろうと思います。"ルネッサンス"のところになると、必ず紹介される作品で、この絵について悪口を書いているのをみたことがありません。
 

 ルネッサンス初期、1485年頃の作といわれ、172×278cmの大きさですから、実物を間近でみたら、かなりの迫力だろうと思います。

 でも、このヴィーナスは私のタイプではありません。この絵(複製画)を初めて観たのは未だ童貞の高校生のときでしたが、アングルの泉を観たときのようなワクワクドキドキのときめきは全く感じませんでした。

 悪い絵だとは思いませんが、仮にこの絵をお前にあげると言われても、そんな大きな絵は家に入らないから要らない、と多分断ると思います。
 ですから、デジカメで撮りたい妻の姿態はこのヴィーナスのポーズではありません。


 次にこれは、William Bouguereau(ウィリアム・ブグロー、又はブーグロー)の「ヴィーナスの誕生」(1879年)です。299.7x217.8cmの大きさですから、この絵をまぢかで観たら、股間にビンビンくるのは間違いないと思います。
 この絵なら部屋に飾りたい。

 余談ですが、この人の名前の表記は今のところ、"ブーグロー"の方が一般的なようですが、将来的にはフランス語読みの"ブグロー"になっていくのではないかと勝手に考えています。
 ゴヤの裸のマハと着衣のマハも、一昔前は英語読みの「マヤ」が一般的でしたが、今ではスペイン語読みの「マハ」が主流になっているのと同じ理屈です。



 ブグローの作品は日本では(たぶんヨーロッパでも)あまり人気がないようです。どうも、セザンヌやルノアールといった印象派の人たちが世に現れた頃、その絵画的価値をまったく認めず、いつもサロンへの出品を落選させていた張本人が、当時フランス美術アカデミーの会長をしていたブグローその人だったことが今に尾をひいているみたいです。

 権力闘争にたとえれば、印象派はフランスアカデミーという極悪非道の政府を打倒して生まれた革命政権ですから、自分たちが倒した前政権の代表であるブグローの絵を良く言う訳がないということです。

 印象派大好き人間が多い日本で特にその傾向が強いようです。美術評論家や愛好家からは、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの類で、あっちこっちでズタズタに斬られまくっていて、なんだか気の毒になります。

 私は印象派も好きですが、ブグローの絵も大好きです。ブグローが嫌いな人でも小磯良平は好きだ、という人は多いのではないかと勝手に推測していますが、それって変じゃない?と皮肉の一言も言いたくなります。
(神戸出身の私は小磯良平の大ファンでもあります)

 ブグローの描く人物は均整のとれた体つきの美男美女ばかりです。それは私にとってブグローの好きなところの一つなのですが、印象派大好き人間からは、その点についても「通俗的」といった批判がされているようです。

 ついでに、ブグラーの「ブシュケの誘惑(ブシュケを略奪するキューピッド)」と「小さな物乞い」もアップしてみます。 いかがですか?

 
 
 本筋に戻ります。
 実はこのブグローのヴィーナスの誕生も、デジカメで撮りたい妻の姿態ではなかったのですが、こうして観ていると、このポーズもムラムラと撮りたくなってきました。

 このポーズなら機嫌よく妻も撮らせてくれただろうと思います。ただ問題は、妻に襲いかかりたくなる衝動を抑えて、シャッターをパチリパチリと押している余裕が、私にあったかどうかです。
 それともう一つ、興奮のし過ぎでござ候(そうろう)。妻からイエローカードをだされそうです。それも二枚か三枚連続で。アッハー

 
 パソコンの調子が又不安定になってきましたので、明日この続きを書くことにします。
 いよいよ本命の「ヴィーナスの誕生」の登場です。
 
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仮面の告白その十三:乙女の姿しばしとどめむ ③裸のマハ

2005年08月16日 20時56分02秒 | 仮面の告白
【仮面の告白その十三:乙女の姿しばしとどめむ ③裸のマハ】 

 きのうの続きになります。
 デジカメがあったらぜひ撮りたい妻の姿態の三つ目は、ゴヤの「裸のマハ」のポーズです。

 日本での知名度という点では、ダ・ヴィンチの「モナリザ」、モネの「睡蓮」の次かその次位に有名な絵だと、私は思っていたのですが、どうも勝手な思い込みだったようです。

 Googie検索で何件ヒットするか試しにやってみたのですが、その結果は次のとおりでした。
①"アングル 泉" 54,100件
②"ゴッホ ひまわり" 31,400件
③"モネ 睡蓮" 27,800件
④"ダ・ビンチ 最後の晩餐" 5,390件、"ダ・ヴィンチ 最後の晩餐" 18.200件、
 合わせて23,590件
⑤"ピカソ ゲルニカ" 18,300件
⑥"ダ・ビンチ モナリザ" 5,350件、"ダ・ヴィンチ モナリザ" 10.200件、
 合わせて15,550件
⑦"ミケランジェロ 最後の審判" 7,190件

⑧"ゴヤ マハ" 4,040件、"ゴヤ マヤ" 1,680件、合わせて5,720件

⑨"ボッティチェリ 春" 5,180件
⑩"フェルメール デルフトの眺望" 663件
⑪"セザンヌ 水浴" 611件

 アングルの泉が54,100件もヒットしたというのは、正直、エエェェェッ!です。
 ヒット件数と知名度は相関関係はあっても、イコールではないと思いますが、"ゴヤ マハ(マヤ)"が"ピカソ ゲルニカ"の3分の1も無いというのは、かなり意外でした。
 
 本題に戻ります。
 私は行ったことがありませんが、スペインのプラド美術館に行くと、向かって右に「裸のマハ」が、左に「着衣のマハ」が並べて展示されているそうです。
  

 このポーズなら、妻も嫌がらずにとってくれただろうと思います。うまく妻をのせることが出来れば、顔の表情、特にこちらを見つめる眼差しや、微笑んでいるともとれる口許とかも真似してくれたに違いありません。

 当然、最初は着衣でポーズをとってもらい、パチリパチリと写真を撮った後、いよいよ裸のマハのポーズに移るわけで、考えただけでワクワクドキドキ楽しくなります。

 ゴヤもそんなワクワクドキドキを感じながら、この絵を描いたのだろうか? ムフッ!


 調子にのって、アングルの泉に始まり、クールベの白いストッキングの女、ゴヤの裸のマハと書き連ねてきましたが、いつまでも妄想にふけっているわけにもいきませんので、明日で「乙女の姿しばしとどめむ」シリーズは一旦終わりにしたいと思います。
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仮面の告白その十二:乙女の姿しばしとどめむ ②白いストッキングの女

2005年08月15日 18時25分08秒 | 仮面の告白
【8月15日の市場概況】日経平均終値:12,256(-5円
 日経平均株価は小幅に続落。原油高や円相場の円高・ドル安基調など不透明な外部要因が、輸出関連株への売りを誘い、日経平均を押し下げた。
 個別では、シャープ、松下などのデジタル家電関連株が下落した半面、景気敏感株としての色彩が濃い大手銀行株が軒並み今年の高値を更新した。

【株式投資の記録:8月15日】
 ①トヨタ(08/11売建@4,390*1,000株)
  @4,320-で全部返済しました。6万円ほどの儲けです。(神様に感謝!)
 ②ソニー
  @3,700-で1,200株購入しました。
 ③任天堂
  @11,520-で500株買建しました。合計1,100株になりました。
 

【仮面の告白その十二:乙女の姿しばしとどめむ ②白いストッキングの女】 

 きのうの続きになります。
 デジカメがあったらぜひ撮りたいと思う妻の姿の二つ目は、クールベの「白いストッキングの女」のポーズです。

 クールベといえば写実派の巨匠で、「波」や「画家のアトリエ」が有名ですよね。
 そのクールベに「白いストッキングの女」という作品があるのを知っている人は非常に少ないと思います。この絵はバーンズコレクションに収蔵されている関係で、本屋に置かれているクールベの画集にはまず載っていないという作品ですから無理もないと思います。

 バーンズコレクションについてお知りになりたい方は、こちらをご参照ください。
 バーンズ・コレクションについて
 続 バーンズコレクションについて

 残念ながら画像はありませんので、文章の練習を兼ねて、故・池田満寿夫さんがこの作品について書かれている文章をそのまま書き移してみます。
 「美の王国の入り口で」(芸術生活社)の127ページです。白黒写真ですが作品の写真も載っています。

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 まず私が観たクールベのなかでもっともエロチックな絵であったことを第一にあげなければなるまい。この絵をみるまでは、クールベの画集でもこの作品の複製にはお目に掛かったことがなかった。今では複製で見ることも出来るが、一昔前まではあまりにエロチックで複製されることを禁じられていたのかもしれない。それとも例のバーンズ氏の厳格な複製不許可のせいだったのだろうか。

 この作品をざっと説明すると、若い裸の女性が草の上にこちら側をむいて座り脚をややもちあげながら組み、白いストッキングの一方を脱ぐか、はこうかとしていて、彼女の太く豊満な太ももが真正面に見える。つまり、ただそれだけのポーズの絵なのだ。

 しかし注意してみるとろ、しっかり閉じられた両太ももの境界線に、皺のような影とも線とも見えるものが認められる。あきらかに女性のセックスの最先端が暗示されているのである。

 さしずめ、浮世絵でいえばあぶな絵に類するものであろう。ただ違う点は描写がきわめてリアルな点である。今日の一般的な基準からいえばこの「白いストッキングの女」はそれを露出していないという点で充分にエロチックではないだろう。
 それにもかかわらず、いやむしろ、暗示にとどまっているという点において、この作品は驚くほどエロチックなのである。

クールベには、よく憶い出してみると他にも大変エロチックな絵がある。レスビアンを思わせる「眠り」とか「セーヌ河畔の娘たち」とか、あるいは「ハンモック」というなにげない絵のなかの女にも、すさまじいエロチシズムを感じさせるものがある。
 クールベはあまり好きではないが、そうしたエロチックな絵だけは好きであると、あえて私がここで表明する必要があるだろうか。どうも具合の悪いことになってしまったようだ。

 クールベにおけるエロチシズム。この男性的リアリズムの大家にそうした表題を選びだすのは大変興味ある問題を提示するかもしれない。腰の大きな農婦型の、最も典型的な西洋画の裸体像の見本をクールベのなかに見出してもおかしくはないかもしれない。

 蛇足だが、マルセル・デュシャンがクールベの「白いストッキングの女」のアレゴリーを「恋人たち」のエッチング集のなかの一点に使っている。「恋人たち」は十九世紀の代表的なエロチック絵画、彫刻をデュシャン流にアレンジしているが、それによってもクールベのこの作品が、ロダンの「接吻」やアングルの「トルコ風呂の女たち」と同様に、十九世紀における最もエロチックな作品の傑作の一つに選ばれていることは賛成である。
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 妻にこの「白いストッキングの女」のポーズをとらせるのは、至難の業だったろうと思う。なにしろ妻が太いのを気にしている「脚」が主役のようなポーズなのだから。土下座して頼んでも無理だったかもしれない。

 妻の似たポーズなら、エッチのときにいくらでも目にした。
 下着をはいていて、閉じられた両太ももの境界線に、女性のセックスの最先端が暗示されていた時もあれば、注意してみなくても、最先端がリアルに見えるときもあった。

 いにしへに なほたちかへる 心かな 恋ひしきことに もの忘れせで
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