【8月18日の市場概況】日経平均終値:12,307(+34円
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日経平均株価は反発。17日の米株式相場の上昇や国内景気の回復期待などを背景にした買いで、1日を通じて高い水準で推移した。ただ、上値では利益確定売りも目立ち、大引けにかけて手じまい売りなども巻き込んで急速に伸び悩んだ。
寄り付き前に発表された8月7日~13日の対外対内証券売買契約等の状況で、外国人による株の買越額が7219億円と今年最高になったことも、先高期待につながった。
【株式投資の記録:8月18日】
①ダイキン工業(08/17売建@2,900*2,000株)
@2,875-で全部返済しました。4万円チョットの儲けです。(神様に感謝!)
②セキュアードキャピタル・ジャパン
@262,000-で5株購入しました。
【続・仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生】
きのうからの続きです。
数ある「ヴィーナスの誕生」の中でも、デジカメで撮って残したかった妻のヴィーナスの姿がこちらです。
この作品は、きのう紹介したブグローと同じフランスアカデミー派の画家、Alexander Cabanel(アレクサンドル・カバネル)の代表作といわれる「ヴィーナスの誕生」(1863年)です。
ブグローのヴィーナスの誕生と同様、パリのオルセー美術館の収蔵品になっていて、サイズは130×225cm の大きさです。
どうですか? エロイでしょう
横幅が225cmということは、等身大サイズの美女が目の前に横たわっていることになります。
日比谷図書館で初めてこの絵を観たとき、私は勃起してしまいました。それを妻に気づかれ、予想通りというニュアンスのこもった「ニヤッ」と「ニタッ」まじりのクスクス笑いをされてしまいました。
でも、健康な男子ならこの絵をみたら、そのエロさに脳天と股間を直撃されて、チンポコが立って当然だと思います。
この作品が描かれた1863年というと、日本は幕末動乱の真っ只中、前年におきた生麦事件のおかげで、この年薩摩藩とイギリスのあいだで薩英戦争がおこっています。
この年、神戸海軍操練所頭取だった勝海舟は40歳、海舟の下で塾頭をつとめていた坂本龍馬は28歳、新撰組の近藤勇29歳、土方歳三28歳、そして妻の好きだった沖田総司は19歳の紅顔の美少年、海舟以外はこの後10年もしないうちにみんな死んでしまいます。
沖田総司がこの絵を観たらどんな反応をしめしただろうか? ムフッ
アメリカはというと、南北戦争の真っ最中で、この年1月に「奴隷解放宣言」が発布され、7月にはゲティスバーグの戦いで北軍が南軍を破り、11月にリンカーン大統領は有名なゲティスバーグの演説を行っています。
その一部をご紹介します。あぁぁぁ!まだ純潔の美少年?だった大学受験生のころが懐かしい。
「私たちの前には大いなる責務が残されています。名誉ある戦死者たちが最後まで完全に身を捧げた大義のために、私たちも一層の献身をもってあたること。これらの戦死者たちの死を無駄にしないと高らかに決意すること。神の導きのもと,この国に自由の新たなる誕生をもたらすこと。
そして、人民の、人民による、人民のための政府をこの地上から絶やさないことこそが、私たちが身を捧げるべき大いなる責務なのです」
It is rather for us to be here dedicated to the great task remaining before us -- that from these honored dead we take increased devotion to that cause for which they gave the last full measure of devotion -- that we here highly resolve that these dead shall not have died in vain -- that this nation, under God, shall have a new birth of freedom -- and that government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth.
ヨーロッパはというと、この前の年に鉄血宰相・ビスマルクがプロイセンの首相になっています。いってみれば、ドイツ帝国誕生の前夜、フランスが王政から共和制に移行する前夜といった時代です。
カバネルのこの「ヴィーナスの誕生」は、時のフランス皇帝ナポレオン三世に買い上げられたそうですが、その七年か八年後には、普仏戦争でフランスはプロイセンに破れ、ナポレオン三世は退位し王政は崩壊します。
もしかすると、カバネルの描いたヴィーナスは、ナナさん(左のブックマーク参照)と違って、「さげまん」だったのかもしれませんね。
リア王のセリフを借りると、こんな阿呆どもの舞台に引き出されたのが悲しくて、オギャーオギャーと泣きながらこの年生まれてきたのが、近代オリンピックの父ピエール・ド・クーベルタン、自動車王のヘンリー・フォード、画家のエドワルト・ムンク、岡倉天心、それと私が時々株式投資をする花王の創業者・長瀬富郎といった人たちです。
カバネルはフランスアカデネーの寵児として、生前は数々の栄誉に包まれていたそうですが、印象派が天下をとった後は、冷や飯組みに転落してしまい、今ではすっかり忘れられたような存在になっていて、その作品も多くが行方不明になっているそうです。
なんだか可哀そうになってきたので、カバネルの作品をもう一点、「オフィーリア」をアップします。
話を戻します。
日比谷図書館には妻とデートを兼ねて、カバネルの「ヴィーナスの誕生」が載っている画集を観るためにわざわざ立ち寄りました。私は妻に教えてもらうまで、この絵の存在は知りませんでした。妻は元彼の友人から聞いたということでした。
この絵を観てすっかり興奮してしまった私は、妻にすぐにラブホへ行こう
といいましたが、妻はこの後は最初からの予定通り、当時銀座の裏筋にあった「キッチンラーメン」というお店にベトナム麺と餃子を食べに連れて行け、といって私の言うことをききません。ラブホテルはその後だというのです。
今回、ネットで調べたら「キッチンラーメン」は銀座二丁目のITO-YA(伊東屋)3号館の地下1階に場所を変えて、「八真茂登(やまもと)」として今も営業しているようです。(もっとも、2001年12月の記事でしたから、今日現在どうかは分かりません)
もともとこのお店は、会社の女の子たちに誘われて行ったのが最初で、ベトナム麺はともかくとして、鉄板のお皿にのってでてくる餃子が絶品ですっかり気に入り、その後は会社の女の子たちや時には男同士でもちょくちょく行くようになったお店です。
妻にもこのお店の餃子の話はなんどかしたことがあり、そのたびに今度連れていってあげると約束していました。
ですから、日比谷図書館は、あくまで時間つぶしのついでに立ち寄ったのであって、この日のデートの主目的は「キッチンラーメン」のベトナム麺と餃子だったのです。
妻といった頃は、松屋の裏近くの建物の一階にありました。中はわりと広いお店でしたが、女性同士ではチョット入りにくいようなお店でした。
どうも寄り道が過ぎて、今回も本題に入っていけませんでした。
明日は寄り道なしで、キッチンラーメンで夕食をすました後、妻とラブホテルに行ったエロ話
を書いてみたいと思います。
なにしろ、ベトナム麺にはニンニクが丸ごと何個も入っていますし、その前にはエロいブィーナスの絵を観ていますので、燃えないわけがありません。
乞うご期待! 明日に続く