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日本を救った川崎Fライン(10/12日本対豪州)

2021-10-13 21:35:12 | ワールドサッカー
昨日のサッカー日本代表のホームオーストラリア(以下豪州)戦は、2-1で日本の勝利に終わりました。W杯に自動的に出られる2位以内に望みをつなぐためには勝つしかなかった日本が、ギリギリのところで力を発揮しました。森保監督はまず、スタメンから変えてきました。遠藤航をアンカーに置いて、両サイドハーフに守田、田中碧と「川崎Fライン」を引いて、前線は南野、大迫、伊東の3トップにしてきました。

これは、日本のこれまでの定番だった、4-2-3-1が相手に研究され尽くしたとみての変更だと思います。初戦のオマーンは3ボランチを置いて中央を固め、トップ下の鎌田と1トップの大迫を消しに行きました。そのため、トップ下を置かない布陣にすることで、相手の4-2-3-1が戦術的にマークしにくい選手が出ることを狙った布陣でしょう。

また、豪州は高さとパワーではアジア地区最強ですが、弱点も比較的はっきりしています。それは最終ラインのスピード不足で、特にCBのセインズベリーはスピードに難があります。そのため、その最終ラインに対して、スピードのある伊東純也を当てて、縦に走ることで相手に競り勝つという意図もあったこの日の選手起用でした。

先制点は前半8分とかなり早い時間で入りました。左サイドの南野からのサイドチェンジが、右サイドを上がっていた田中碧に通り、これを田中碧が落ち着いてゴール左隅に決めました。この日の日本はサイドの攻め方を変えており、両SBが仕掛けたときは守田と田中碧がカバーし、逆に田中碧が攻めているときはSBが自重するという、サイドの約束事を作っていました。そのサイドの攻め方が生んだ、田中碧のゴールでした。

その後は豪州がボールを持ち、日本は奪ってからの速攻で対抗する展開でした。この展開は伊東純也向きで、彼のスピードで豪州DFが後ろ向きに走らされるなど、ボール支配率は劣っても日本が狙い通りにゲームを運んでいました。スローインの際にゆっくり始めるなど、この1点のリードをうまく使いながら、2点目を取れば試合を終わらせられるという試合運びでした。

点が取れそうなチャンスはありましたが、あとちょっとのところで決められず、1-0で折り返した前半ですが「このゲームは勝てそうだ」と根拠は怪しいもののスタンドで感じていました。そんなゲームは、ジェットコースターのごとく波乱万丈があるのですが、それは明日以降にマニアック分析で補足します。


権田修一


権田修一


川島永嗣




伊東純也


古橋亨梧


遠藤航


遠藤航


酒井宏樹


大迫勇也


冨安健洋


酒井宏樹


吉田麻也


南野拓実


冨安健洋


酒井宏樹


南野拓実


吉田麻也


冨安健洋


伊東純也


オナイウ阿道


原口元気


浅野拓磨

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