サンウルブズのアウェイ戦までは見ない予定でしたが、BS日テレがアウェイ戦を放送するという予想外の幸運?を生かして、アウェイのニュージーランドで行われたチーフス戦を見ていました。チーフスは去年、秩父宮で大敗した相手で、「だまし」のテクニックに引っかかったサンウルブズが何度もトライを決められた相手です。
しかし、今回の試合は様相が違いました。まずはサンウルブズFW陣の意欲的なゲインがあります。FWなので、10m単位のビッグゲインは難しいですが、それでもLOヘル・ウヴェやPR山下などが2-3mの短い距離をゲインして、バックスにいいボールが行くような流れを作りました。序盤にいきなり、サイドにいたFL松橋がフリーになって、先制トライを決めてリードを奪います。
奇襲で奪ったラッキーパンチではない得点だったこともあり、相手のチーフスがおかしくなってきました。チーフスはラインアウトをモールにして押し込むラグビーを狙ったようですが、サンウルブズのFW陣も崩されず粘り、次第にチーフスのバックス陣がノックオンなどの単純なミスをするようになってきました。
こうなればサンウルブズの試合でした。この日もSOヘイデン・パーカーのキックは安定しており、PGを確実に決めて前半で3PGという結果を残し、前半で23-3と大きなリードを奪って折り返します。追い込まれたチーフスは相手ペナルティのボールをトライ狙いでラインアウトを選択しますが、チーフスのラインアウトは安定しておらず、サンウルブズが奪う場面も見られました。
チーフスの武器である、SOマッケンジーのキックパスも、この日は味方が走っておらずミスキックになるなど、チーフスはやることなすことうまく行きません。最後はサンウルブズのハイパントをFBがノックオンするという大きなミスをする、らしくないラグビーをしてしまいました。サンウルブズは後半で2トライを返されたものの、前半のリードを守り切って30-15で勝利しました。
サンウルブズにとっては、敵地での勝利は価値があります。SRのアウェイ戦は満員になることは少ないですが、それでも慣れない環境に適応し、自分たちの展開ラグビーを貫いた結果の勝利です。これが、今回限りであって欲しくないと思っています。サンウルブズが勝つのが当たり前になるようにするのが目標のはずですから。
しかし、今回の試合は様相が違いました。まずはサンウルブズFW陣の意欲的なゲインがあります。FWなので、10m単位のビッグゲインは難しいですが、それでもLOヘル・ウヴェやPR山下などが2-3mの短い距離をゲインして、バックスにいいボールが行くような流れを作りました。序盤にいきなり、サイドにいたFL松橋がフリーになって、先制トライを決めてリードを奪います。
奇襲で奪ったラッキーパンチではない得点だったこともあり、相手のチーフスがおかしくなってきました。チーフスはラインアウトをモールにして押し込むラグビーを狙ったようですが、サンウルブズのFW陣も崩されず粘り、次第にチーフスのバックス陣がノックオンなどの単純なミスをするようになってきました。
こうなればサンウルブズの試合でした。この日もSOヘイデン・パーカーのキックは安定しており、PGを確実に決めて前半で3PGという結果を残し、前半で23-3と大きなリードを奪って折り返します。追い込まれたチーフスは相手ペナルティのボールをトライ狙いでラインアウトを選択しますが、チーフスのラインアウトは安定しておらず、サンウルブズが奪う場面も見られました。
チーフスの武器である、SOマッケンジーのキックパスも、この日は味方が走っておらずミスキックになるなど、チーフスはやることなすことうまく行きません。最後はサンウルブズのハイパントをFBがノックオンするという大きなミスをする、らしくないラグビーをしてしまいました。サンウルブズは後半で2トライを返されたものの、前半のリードを守り切って30-15で勝利しました。
サンウルブズにとっては、敵地での勝利は価値があります。SRのアウェイ戦は満員になることは少ないですが、それでも慣れない環境に適応し、自分たちの展開ラグビーを貫いた結果の勝利です。これが、今回限りであって欲しくないと思っています。サンウルブズが勝つのが当たり前になるようにするのが目標のはずですから。