日本の屋外で越冬できる温帯スイレン、
その中で小型の品種が姫スイレンです。
小さな容器でも開花する品種ですが、
黄花種が大株となって、径30cm程の睡蓮鉢に入れています。
葉も花も小さめで、径4~5cmの黄花を咲かせています。
7月上旬から咲いています。
8月は睡蓮鉢の水も熱くなり過ぎ、開花が少なく、
9月上旬の花、
9月中旬の花、
増殖して根茎が鉢からはみ出しているので、
花が周辺で咲くことになりました。
桃花種もあったのですが、長持ちせずに消えてしまいました。
温帯スイレンの鉢は、冬は池の中や雪囲いの中で越冬します。
「白山吹」(シロヤマブキ)はバラ科シロヤマブキ属の落葉低木です。
中国地方瀬戸内海側の山地、香川・兵庫・福井県の
限られた地域に自生する一属一種の絶滅危惧種です。
散歩中に種子をいただき、実生して育てた鉢植えです。
春に白い4弁花を咲かせ、秋に黒熟果を稔らせました。
今年は蕾が1個だけでした。
4月20日、花弁の開き始めです。
左に伸びた枝先には前年の種子が着いたままです。
4月24日、開花しました。
花径3cmほどの白い4弁花(山吹は5弁花)です。
5月5日の花です。
メシベは4本で、多数のオシベに囲まれています。
9月18日(昨日)、果実が黒熟していました。
左は枯れ枝に付いたままの昨年の果実で、
右端の1個が今年の果実です。
6号深鉢植えで、樹高は30cm程。枝は横に伸び、横幅が60cm程で、
右上にも昨年の果実が付いたままです。
「紫玉」(しぎょく)は、ムクゲの品種で、
紫色の八重咲き花を咲かせ、花弁がフリル状に波打ちます。
7月下旬に初めの1輪が開きました。
8月上旬に咲いた花、
8月中旬の花、
8月下旬に咲いた花は、完全には開き切れずに落ちてしまいました。
残る蕾も酷暑の中で、殆どが開花前に落ち、1個だけ残っています。
玄関前通路北側に植えましたが、
まだ若木で、樹高120cm余りです。
一重咲きの桃色花のムクゲ、品種名は?
宗旦ムクゲと一緒に、枝をいただき挿し木して育てました。
庭の同じ場所に植えてありますが、
今年は花が交じり合わずに、東から見ると白いムクゲ、
西側から見ると桃色のムクゲとなりました。
花径8cm余りの大輪花で、
桃色地の中心部が濃いピンクになります。
7月下旬の花、
8月上旬、
8月中旬の花、
8月下旬の花、
9月上旬、
9月中旬、昨日の開花姿、これからも咲き続けます。
樹が大きくなったので、雪囲い前に強剪定しますが、
春にはたくさんの細い枝を伸ばしてきました。
日本には白花のヒツジグサが自生しますが、
一般に栽培される温帯性スイレンは、
ヨーロッパ原産の西洋スイレンを品種改良したものです。
大型種は白花・桃花・赤花の3種の鉢植えを、
貯水容器に入れてますが、植替えをしてないので、
開花したのは桃色花1種だけになりました。
6月中旬に最初の花が咲きました。
朝、水面に浮かんで開花し、
昼には花弁を閉じて3日間ほど開閉します。
2日目の花、
7月上旬の花、開花初日、
翌日の花、ジョウロで、鉢植えの水やりに貯水槽の水を使うので、
水位が下がって、花茎が伸び出しています。
7月中旬の花、
翌日、
7月下旬の花、
2日目の昼には閉じ始め、
暑さのためか、3日目には殆んど開かなくなりました。