「ハンゲショウ」(半夏生、半化粧)は、本州以南に分布する
ドクダミ科の多年草です。
暦のうえで夏至から11日目(7月2日頃)が半夏生に当たり、
この頃開花し、花のすぐ下の葉の表面が白く変化し、
花弁の役割を果たします。
散歩中に、道路脇軒下に植えられた半夏生を1株いただいて、
近くの住宅跡地で柿の樹下に植えました。
地下茎で殖えて群生しています。
6月中旬、数10cmの草丈に伸び、
茎頂に穂状花序(紐状の花)を着け始めました。
6月下旬、夏至を過ぎた頃、
紐状の花を10㎝前後に伸ばしてきます。
同時に、すぐ下に位置する葉の表面が白く変化してきます。
6月末、白化した葉が目立ってきました。
7月初め、開花してきましたが、小さな花に花弁はありません。
6~7本の雄しべと雌しべ1本だけです。
白い葉が花弁の役割を果たします。
7月10日、一番華やかな頃で、目立ち
7月中旬です。
8月中旬には、花が終わって結実し、
役割を終えた白い葉は、また徐々に緑に戻っていきますが、
8月下旬、白から、黄緑色に変わりましたが、
元通りの濃い緑にはならないようです。
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画家は、堀文子さんでした。
清楚な佇まいと、何とも意志の固さを思わせる姿に魅入りました。
こんな風にして、葉が変化するのですね。
貴重な写真をありがとうございます。
お礼が申したく書き込みしました。
何時も楽しみにしております。